ロード用にいくつかの特徴を持つ新しいサドルバッグを購入した。そのサドルバッグをつけて房総の山間の静かな道を走って来た。
久里浜発7時20分のフェリーに乗るために久々の早出。朝の寒さが少しきつかったけれども、しっかり6時少し前に家を出て、7時前には久里浜港に着くことができた。東京湾フェリーにひとりで乗るのは19年振り2度目。あのときは房総で行なわれるゼミ合宿(呑み合宿)にMTBで出かけ、帰りに林道を繋いで養老渓谷やら大福山あたりを走ったのだった。
今日も林道を繋いで房総の山里を走るつもりなのだけれども、内房の海沿いの道を離れてもなかなか期待していたようなひなびた雰囲気の細い道にならない。しっかりした舗装のきちんと二車線あるきれいな道が続く。う~ん、これはコース設定を失敗したかなぁと思ったら、途中からちゃんとひなびた細い道になった。
しかし期待通りの道を楽しい気持ちで走れたのもそんなに長い時間ではなかった。だんだんと期待以上にひどい道になりはじめたのだ。全線舗装だと思っていたら途中からダートになったり、舗装と言えるかわからないような痛みのひどいコンクリートの道が続いたり。さらにそうした道がきつい勾配のアップダウンだったりする。周囲の雰囲気は申し分ない。けれども、決して快適とはいえない。上りも下りもしっかり路面と自転車のコントロールに神経を集中させないといけないので、あまり周囲の景色を楽しむ余裕がない。さらに久々にLeMondで上る急勾配の坂のきついこと。ダートはもちろんのこと、荒れたコンクリート舗装の場所でも轍のない場所は苔むしたりしていて、上りはかなり大変だった。下りは下りでほとんどスピードを出せないし・・・
ただそんな道だったゆえに、幸か不幸か新しく購入したサドルバッグの恩恵にたくさん預かることができた。まずこのサドルバッグは底面にポケットがついていて、そのポケットにサドルバッグサポーターをしっかり差し込むことによりぐらつきを防止しているのだけれども、これが想像以上の効果でダートや荒れた舗装の下りでもまったくといっていいほどぐらつきを感じることがなかった。さらに先日の雨で影響で泥はねなんかもひどかったのだけれども、底面に貼られたエナメルのおかげで中のものが濡れたりすることはなかったし、バッグの汚れもさっと拭けば簡単に落とすことができた。さらに大きさ的にも、おにぎりやパンのような補給食を入れられるサイズは、こういった補給場所がしばらくないような場所を走るにはとても心強かった。個人的に重視している、というか気になってしまう、大きめのサドルバッグをつけることによって上りのときに後ろに引っ張られるような感覚がほとんどなかったのもとても嬉しかった。20%近い上りも結構あったのだけれども、貧弱な脚力のことはさておき、バッグのせいで後ろに引っ張られるようなことはまったくなかった。
と、コースが想像以上にハードだったことによって、新しいバッグが有するメリットの恩恵にたくさん預かれたのはすごく良かった。そのかわり体力的にはとても疲れたけれど・・・。それなりにアップダウンはあると思っていたけれども、ゆっくり走れば全然問題ないと思っていたんだよなぁ。でも問題ありありだった。ノーマルクランクということもあるのかもしれないけれども、早くも体中が痛い。ロードにももっと乗らないとと思った。
素掘りトンネルのある前半の林道を走り終えたあとは、徐々に路面が良くなりはじめた。上り下りの連続には最後まで苦しめられたけれども、房総の小さな山里をたくさん楽しむことができた。
大山千枚田、嶺岡中央林道などあちこち走り、近くに海を見下ろす場所にたどり着いたときは少しほっとした。房総内での走行距離は60km程度なので甘く見ていたのだけれども、今の僕には全然甘くないコースだったので。良いコースだったけれども、ホントにきつかった。
帰りはまだ訪れたことのないばんやで昼食をと思っていたのだけれども、あまりの人出にすぐに諦めた。かわりに金谷港近くの別のお店で昼食を食べたのだけれども、房総に行ったからといって無理に房総で食事をするよりも、三浦半島に戻ってきてからいくつかの定評のあるお店で食べたほうがもしかしたら全然満足できるかもしれないと思った。もちろん戻ってくる時間やフェリーの待ち時間などにもよると思うけれど。
本日の走行距離100.5km。僕にとっては去年10月にやはり房総を走って以来の100km越えだった。いやいや、ホントもっとロードでも走らないと駄目だなぁ。
朝の久里浜港。あのフェリーに乗って房総に渡る。
ダートは想定外だった。
出た、素掘りトンネル。
これが自転車仲間のワニガメさんがプロデュースした新しいサドルバッグ(正式発売はまだ)。サポーターのおかげでもちろん足にもまったく干渉しない。
猪?を獲るためのワナ。気づいただけで3つあった。
底面のエナメル、サポーターのためのポケット、どちらもすごく効果的だった。
大山千枚田。5月頃にまた訪れてみたいな~
ようやく海の近くに戻ってきた。きつかったけれども、また走りたいコースだ。
久里浜発7時20分のフェリーに乗るために久々の早出。朝の寒さが少しきつかったけれども、しっかり6時少し前に家を出て、7時前には久里浜港に着くことができた。東京湾フェリーにひとりで乗るのは19年振り2度目。あのときは房総で行なわれるゼミ合宿(呑み合宿)にMTBで出かけ、帰りに林道を繋いで養老渓谷やら大福山あたりを走ったのだった。
今日も林道を繋いで房総の山里を走るつもりなのだけれども、内房の海沿いの道を離れてもなかなか期待していたようなひなびた雰囲気の細い道にならない。しっかりした舗装のきちんと二車線あるきれいな道が続く。う~ん、これはコース設定を失敗したかなぁと思ったら、途中からちゃんとひなびた細い道になった。
しかし期待通りの道を楽しい気持ちで走れたのもそんなに長い時間ではなかった。だんだんと期待以上にひどい道になりはじめたのだ。全線舗装だと思っていたら途中からダートになったり、舗装と言えるかわからないような痛みのひどいコンクリートの道が続いたり。さらにそうした道がきつい勾配のアップダウンだったりする。周囲の雰囲気は申し分ない。けれども、決して快適とはいえない。上りも下りもしっかり路面と自転車のコントロールに神経を集中させないといけないので、あまり周囲の景色を楽しむ余裕がない。さらに久々にLeMondで上る急勾配の坂のきついこと。ダートはもちろんのこと、荒れたコンクリート舗装の場所でも轍のない場所は苔むしたりしていて、上りはかなり大変だった。下りは下りでほとんどスピードを出せないし・・・
ただそんな道だったゆえに、幸か不幸か新しく購入したサドルバッグの恩恵にたくさん預かることができた。まずこのサドルバッグは底面にポケットがついていて、そのポケットにサドルバッグサポーターをしっかり差し込むことによりぐらつきを防止しているのだけれども、これが想像以上の効果でダートや荒れた舗装の下りでもまったくといっていいほどぐらつきを感じることがなかった。さらに先日の雨で影響で泥はねなんかもひどかったのだけれども、底面に貼られたエナメルのおかげで中のものが濡れたりすることはなかったし、バッグの汚れもさっと拭けば簡単に落とすことができた。さらに大きさ的にも、おにぎりやパンのような補給食を入れられるサイズは、こういった補給場所がしばらくないような場所を走るにはとても心強かった。個人的に重視している、というか気になってしまう、大きめのサドルバッグをつけることによって上りのときに後ろに引っ張られるような感覚がほとんどなかったのもとても嬉しかった。20%近い上りも結構あったのだけれども、貧弱な脚力のことはさておき、バッグのせいで後ろに引っ張られるようなことはまったくなかった。
と、コースが想像以上にハードだったことによって、新しいバッグが有するメリットの恩恵にたくさん預かれたのはすごく良かった。そのかわり体力的にはとても疲れたけれど・・・。それなりにアップダウンはあると思っていたけれども、ゆっくり走れば全然問題ないと思っていたんだよなぁ。でも問題ありありだった。ノーマルクランクということもあるのかもしれないけれども、早くも体中が痛い。ロードにももっと乗らないとと思った。
素掘りトンネルのある前半の林道を走り終えたあとは、徐々に路面が良くなりはじめた。上り下りの連続には最後まで苦しめられたけれども、房総の小さな山里をたくさん楽しむことができた。
大山千枚田、嶺岡中央林道などあちこち走り、近くに海を見下ろす場所にたどり着いたときは少しほっとした。房総内での走行距離は60km程度なので甘く見ていたのだけれども、今の僕には全然甘くないコースだったので。良いコースだったけれども、ホントにきつかった。
帰りはまだ訪れたことのないばんやで昼食をと思っていたのだけれども、あまりの人出にすぐに諦めた。かわりに金谷港近くの別のお店で昼食を食べたのだけれども、房総に行ったからといって無理に房総で食事をするよりも、三浦半島に戻ってきてからいくつかの定評のあるお店で食べたほうがもしかしたら全然満足できるかもしれないと思った。もちろん戻ってくる時間やフェリーの待ち時間などにもよると思うけれど。
本日の走行距離100.5km。僕にとっては去年10月にやはり房総を走って以来の100km越えだった。いやいや、ホントもっとロードでも走らないと駄目だなぁ。
朝の久里浜港。あのフェリーに乗って房総に渡る。
ダートは想定外だった。
出た、素掘りトンネル。
これが自転車仲間のワニガメさんがプロデュースした新しいサドルバッグ(正式発売はまだ)。サポーターのおかげでもちろん足にもまったく干渉しない。
猪?を獲るためのワナ。気づいただけで3つあった。
底面のエナメル、サポーターのためのポケット、どちらもすごく効果的だった。
大山千枚田。5月頃にまた訪れてみたいな~
ようやく海の近くに戻ってきた。きつかったけれども、また走りたいコースだ。
ロード用であの大きさの物がほとんど売っていない、
と言う所がキモですよね。
サポーターと併せて本当によく出来た商品だと思います。
ずっと行ってみたいと思ってた場所です。
写真を見て緑になった頃を想像したらなんだかワクワクしてきました。
お弁当とか食べて一日中ぼーっと眺めてたいですw
最近仲間の案内で房総行きますが、メインの道路以外はあまりに複雑でまったくわかりません
房総の山の中は、迷路のようです
今度房総に来るときは連絡くださいね、自走で行きます
ちなみに勝浦までまっすく行くと100k程度でした
ではまた
思いのほか路面が悪かったこともあり、あのサドルバッグの利点をたくさん体感することができました。本当に実に機能的で、デザイン的にも優れたバッグだと思いました。
ワニガメさんをはじめ、関わっているK田さんその他の方に感謝です!
□keiさん
大山千枚田をはじめ、ところどころにある小さな棚田などが本当に素晴らしかったです。
ただ時期はやっぱり緑の多いときがいいですね。あと欲をいえば空の色は青!
というわけで、そんな季節、そんな日にまた走ってみようと僕も今からワクワクしてます。
□潮こんぶさん
房総、ホントわかりづらいですよね。
昔のツーリングマップには細い道もかろうじて載っていましたけど、現行のには小さな道は端折られてしまってますし。
あまり大きな声ではアレなのですが、今回はGARMINのお世話に結構なってます。事前にコース仕込んで(^^;
5月、もし土日いずれかで走りに行けそうであればお声かけさせて頂きますね!
知らない地方の道を走る不安と楽しさ。
最近忘れているかも・・
千葉の道も良い感じですね ♪♪
房総の山里も良いですね。ロードでは厳しそうな道ですが、MTBなら思いっきり楽しめそうです。なかなか見事な棚田で癒されます。
房総、少し遠足気分になりますがなかなか良い感じですね。距離短かったですが、かなり楽しめました。
新しいサドルバッグのおかげで、LeMondも旅する自転車として使えるようになってとっても嬉しいです。
□dokaidokaiさん
写真ではすごそうに見えますが、なんとかなると思います。もちろんロードよりランドナーなどのほうがより楽に走れると思いますが。
不安や怖さを感じるときもありますが、そういうのも旅の良いスパイスになってる気がします。
□Paraさん
こんばんは。
房総、なかなか良いです。
そう、僕もMTBでも良かったかなと思いました。とくに上りよりも下りで。きつい勾配の荒れた道はロードだとやっぱり疲れるので。
棚田をはじめとする古き良き日本を思い起こさせる山里の風景ってなんだかとっても良いですよね。