赤道直下へ

ツールドシンカラに参戦します。そのため明日からインドネシアへ向けて移動です。

明日1日から出発し帰国は13日の予定。半月ほど日本のご飯はお預けです…

ツールドシンカラには過去2回出場し今回が3回目。

ナショナルチームとしてはしったこのレースは個人的には相性のいいレースと感じています。

しかし今年の出場チームはイランを筆頭に日本の有力チームも多数参戦するため、厳しいレースが予想されます。

それでも後半戦の山場であり、残りわずかなUCIレースに一瞬でもチャンスがあれば賭けていきたいと思います。

意外と遠いインドネシアからブログも更新できたらと思っていますので、注目してもらえると幸いです。





写真は2013年大会のもの。

クイーンステージの山場、集団を率いて登りましたがイラン勢にコテンパンにやられました。

このレースは沿道で子供達が応援してくれるのですが、彼らは選手が来る数時間前から待っています。そしてインドネシア国旗と一緒に日本の国旗を振るほどの親日。アウェーでありホームなインドネシアンレースを楽しみたいです。

由緒あるレースのレポート

経済大臣杯という名のJPT最高峰のレースをはしってきました。

群馬のCSCを29周、174kmで争われた戦いで個人、チームはまたも惨敗を喫しました。成績を出さなければいけない立場として責任を感じています。

レースの話を少し。少しじゃ無いかも。

チームとしては全員後半勝負の意識で、その中で入部さんの独走か木村のスプリントで狙う。前待ちの後半勝負も頭に入れておくこと。

他の選手は2人に溜めさせる方向でスタート。僕は後半の厳しい局面に耐えて、残り1時間を切ったら思い切って攻撃してみようと思ってた。

スタートしてじきに入部さんを含む逃げか形成される。一時容認かと思われたが集団は愛三を中心に活性化。これは吸収の可能性が高く、入部さんの動きを無駄にしないためにも前に上がる。

吸収のタイミングで僕が1番警戒しているポイントに差し掛かったので、無駄足にはならないと確信してアタック。5人で逃げを開始する。





少し思惑と違うがミーティングで前待ちもありと頭に入れていたおかげですぐに切り替えて勝負プランを考える。

ランキング4位のホセが入ったため、まぁ吸収される可能性が極めて高いが行けるとこまで逃げる。ペースの上がる集団で楽をしながらチームメイトが展開できるなら本望だ。万が一逃げ切りが見えたらホセを外さなければ勝負できる位置にはこぎつけられる。やることは単純明快。溜めて溜めてタイム差をキープだ。

この逃げは126kmあたりまで続き、その後集団から抜け出してきた10数名の精鋭追走に吸収される。逃げきりがなくなり、消耗も激しいため最後に勝負できるかは謎。しかしこの集団にシマノは僕1人。後ろからチームメイトが来てるから、僕がドロップするわけにはいかない。少し早いが3Actionのガラナを投入。

2周ほど耐えしのぎ入部さんや小山が合流してきてくれた。先頭もハイペースなのに合流するなんてすげえ！と思ったら力が湧いてきた。最後の力を振り絞り前に上がって展開に乗っていく。

しかし残り3周を目前に体は現界…集団最後尾まで下がると調子のいい入部さんがパンクとの情報。入部さんを復帰させる方が僕がこの集団にいるよりも勝ちに近いと即判断し待つ。しかしこの判断は失敗した。コースの特性上や展開的に追いつくのは至難の技。結果2人で遅れてしまった。その後は追い込み切った体に鞭を打ちゴール。

比較的前待ちも有利な展開だったから力があれば勝負できたはず。まずは力の無さをまたも痛感した。特に後半の体力が無い。今後の課題は明白だ。なにより最後まで先頭に残れないのは反省点。逃げようが何しようが僕の役目は勝負して結果を出すこと。それ以外はなんの評価にもならない。逃げている時もその事ばかり考えていたが、勝負脚は残らなかった。
唯一の希望は調子がいい事。なのでトライしていけば何かつかめる予感。なんだかんだ言ってレースは楽しいのでまた次も早くスタートしたい。もっと楽しめるよに準備に努めます。

今回逃げたおかげで応援はすごかったです。結果で答える事ができなくて本当に申し訳ない。





写真:シクロワイヤード

おうたむ

先週はJPT南魚沼でした。

年間のJPTの中でもチャンスがあるレースと思って挑みましたが、結果は惨敗でした。

後半戦が始まって早1ヶ月。頑張りどころで踏ん張れていません。

1戦1戦集中して挑んでいますが、結果が空回りしています。

ですが今は来るレースに向けて毎日全力で準備し、レースを全力で戦うしかありません。

幸い少し調子が上向いてきた気がするので、最終戦まで諦めずやるのみです。





昨日は久々に1人でトレーニングな1日でした。

なにか気分転換を求めて久々に鍋谷峠へ。

いつのまにか気温計は18℃になっていて、もう秋になったのかと実感しました。

少し前まで30℃くらいありましたよね？笑





秋の風物詩だんじり祭。

僕は参加したことはありませんが、地元ではちょっとした盛り上がりです。

夏が終わって少し淋しさ漂うこの季節は、苗字に秋が入ってても好きな季節ってわけではありません。笑

よし、今週末も頑張るべ！








写真:シマノページより

サングラス

9月になり暑さは和らいできました。

しかし実は紫外線がまだまだ強い季節で、1年でも5番めに紫外線のきつい月だそうです。

気温が下がりサイクリングにはもってこいの季節。しかし紫外線対策は怠ってはいけません。

特に目は紫外線に弱く、白内障などにもなりかねません。

そこで活躍するのがサングラス。

シマノレーシングが使用するのはシマノのサングラス。





種類が多くチョイスに苦労しましたが。笑

その種類の多さから自分のお気に入りが見つかると思います。

目を飛び石からも守れるのでサングラスは重要ですね。

クリアな視界はそれだけで安全性も増しますよ！

北海道

北海道から帰ってきました。

チームというか、入部キャプテンの個の力で目標だったUCIポイント獲得という結果でした。

個人的には課題がたくさんというのか一つというのか。

とにかく多面に至り力不足の一言です。

後半戦1発目のUCIレースと意気込みましたが、ダメでした。

しかしこれを弾みに体調が上がってくれると信じたいですし、そうなるよう準備していきます。


次戦はまたJプロツアーに戻り、南魚沼です。

高校生の時に国体で走ったコースらしく、活躍を狙えるコースです。

厳しいレースになりそうですが、そうも言ってられないので引き続き気合を入れて挑みます。


ロードレースは自然と闘い、毎日ペダルを漕ぎ、それでいて人と闘わなくてはいけません。

そして勝てるのは1人。

よく「厳しいスポーツですね～」って言われる。

そうですね。と言いながらも、最近はレースの朝起きるとちょっとテンションが上がる。

レースをはしれる喜びを最近感じます。

レースがいつまでもあるわけじゃない。そんな危機感を自然と感じます。

そしてその瞬間瞬間をもっと今のチームで分かち合いたいです。

初北海道は寒いレースでしたが、良いところでしたよ。




写真:シクロワイヤード