先日、何気なく教育テレビを見ていた。
生物基礎
というやつだった。番組の雰囲気からして、小学生向けかな??と思ったけど、やってる内容が中学くらいにも見えるし、でも、中学にしては少し踏み込んでるし…
でもどう見ても雰囲気が高校向けには見えなかった。
で、番組終わりに
「高校」
って。
ひゃー!!!!これが高校生向けなの?(ー ー;)
うーん。とても楽しいし、分かりやすいんだけど、これは科学じゃないよね…と思った。
明らかに暗記教科だとしたら、覚えやすい。雰囲気もちょっとおちゃらけたりしてるし、勉強っていう堅苦しさがなくて、取っ付き易い。
でも、科学って、大いなる疑問に立ち向かうっていうか、謎を解くっていうか、真実の探究っていうか…
もちろん基本的なところは覚えなきゃダメだろうけど。
正直、ためしてガッテンと同じ手法なんだよねー。
模型を作って、それを分かりやすく使うんだけど、その模型はすでに誰かの頭を通して、何かを説明するために作られた時点で、生物の真実ではないと思うんだけど、その模型が「こう」だから、これが真実!!という手法は何か変な気がする。
それに番組の中で、500度の熱水…という部分があった。
なぜ水が沸点を越えて500度になるのか??
あたしゃー、そこが気になります。
そこも教えてー!
核酸など、生命の材料が原始の海には豊富にあり、◯◯億年前に生物が誕生しました。
って、生物っていうのは、何を持ってただの物質と「生物」を分けるのか。定義としてはどうなのか。教えてくださいー。
果たして高校生レベルで、こんな平たい薄い感じの内容で良いんだろうか??
出演者が、「ということはー?◯◯は何なんだろう?」などと、疑問を話すので、一見考えさせてる感じがするんだけど、それは結構、前の復習のためであったり、次への布石であったり。
そりゃー、ホントに疑問ばっかり出してたら番組としてはまとまるわけないけど、テレビでは、学校ではよくできないような実験とかデータ、実際には行くことができない場所の映像などを正しく見せてくれる方が良い。
それを元に、教科書や学校だけではおぼろげだったところを埋めてもらったり、新たな疑問を持ったり、じゃあもっと調べよう!もっと知りたい!!となるような感じが良いのでは?!と思う。
正直、まだ仮説に過ぎないようなことも、生物では山盛りだと思うし!
全て真実です。丸暗記しなさい。疑問はいりません。
…そんなのは科学じゃない。
この番組がいけない!!というのではない。
こういう番組作りの手法、こういう風にやってくれた方がテストで点が取りやすい…そういう悪い意味でのニーズが合致しちまってる状況こそが、どうなのか?!と思う。
どうも最近、何でも分かりやすく、あたかも真実のように、言ってみれば、疑問を持たないように、いかに説得するか、納得させるかに特化した番組が多い。
事実や真実、自然って、そんなに簡単で単純で模型化出来ちゃうものなのか?
もっと複雑で不思議で、でももっともっと大いなる視点から見たら、物凄いシンプルかもしれない…
私たちが見てるのはきっと自然のホンの端っこだろうから、そこを見て、ある程度納得できる理論を無理やり探して持って来たとしても、大いなる視点から見たら、全く違うってこともあるはずだ。
それでも、その端っこから真実はこうなのではないか??と頑張って調べ、類推し、また確かめる…それが科学なんじゃないかなぁ。
子どもたちには、そのことを教えなきゃいけないんじゃないかな?!
何でも簡単に分かりやすくって、結局、それを説明する人の主観というフィルターを激しく通すことで、単純化させるんだと思う。
そうだとすると、「説明する人(監修する人)」がとても大切だし。
薄っぺらな教育じゃーいかんよね。。。考えねばならん。
生物基礎
というやつだった。番組の雰囲気からして、小学生向けかな??と思ったけど、やってる内容が中学くらいにも見えるし、でも、中学にしては少し踏み込んでるし…
でもどう見ても雰囲気が高校向けには見えなかった。
で、番組終わりに
「高校」
って。
ひゃー!!!!これが高校生向けなの?(ー ー;)
うーん。とても楽しいし、分かりやすいんだけど、これは科学じゃないよね…と思った。
明らかに暗記教科だとしたら、覚えやすい。雰囲気もちょっとおちゃらけたりしてるし、勉強っていう堅苦しさがなくて、取っ付き易い。
でも、科学って、大いなる疑問に立ち向かうっていうか、謎を解くっていうか、真実の探究っていうか…
もちろん基本的なところは覚えなきゃダメだろうけど。
正直、ためしてガッテンと同じ手法なんだよねー。
模型を作って、それを分かりやすく使うんだけど、その模型はすでに誰かの頭を通して、何かを説明するために作られた時点で、生物の真実ではないと思うんだけど、その模型が「こう」だから、これが真実!!という手法は何か変な気がする。
それに番組の中で、500度の熱水…という部分があった。
なぜ水が沸点を越えて500度になるのか??
あたしゃー、そこが気になります。
そこも教えてー!
核酸など、生命の材料が原始の海には豊富にあり、◯◯億年前に生物が誕生しました。
って、生物っていうのは、何を持ってただの物質と「生物」を分けるのか。定義としてはどうなのか。教えてくださいー。
果たして高校生レベルで、こんな平たい薄い感じの内容で良いんだろうか??
出演者が、「ということはー?◯◯は何なんだろう?」などと、疑問を話すので、一見考えさせてる感じがするんだけど、それは結構、前の復習のためであったり、次への布石であったり。
そりゃー、ホントに疑問ばっかり出してたら番組としてはまとまるわけないけど、テレビでは、学校ではよくできないような実験とかデータ、実際には行くことができない場所の映像などを正しく見せてくれる方が良い。
それを元に、教科書や学校だけではおぼろげだったところを埋めてもらったり、新たな疑問を持ったり、じゃあもっと調べよう!もっと知りたい!!となるような感じが良いのでは?!と思う。
正直、まだ仮説に過ぎないようなことも、生物では山盛りだと思うし!
全て真実です。丸暗記しなさい。疑問はいりません。
…そんなのは科学じゃない。
この番組がいけない!!というのではない。
こういう番組作りの手法、こういう風にやってくれた方がテストで点が取りやすい…そういう悪い意味でのニーズが合致しちまってる状況こそが、どうなのか?!と思う。
どうも最近、何でも分かりやすく、あたかも真実のように、言ってみれば、疑問を持たないように、いかに説得するか、納得させるかに特化した番組が多い。
事実や真実、自然って、そんなに簡単で単純で模型化出来ちゃうものなのか?
もっと複雑で不思議で、でももっともっと大いなる視点から見たら、物凄いシンプルかもしれない…
私たちが見てるのはきっと自然のホンの端っこだろうから、そこを見て、ある程度納得できる理論を無理やり探して持って来たとしても、大いなる視点から見たら、全く違うってこともあるはずだ。
それでも、その端っこから真実はこうなのではないか??と頑張って調べ、類推し、また確かめる…それが科学なんじゃないかなぁ。
子どもたちには、そのことを教えなきゃいけないんじゃないかな?!
何でも簡単に分かりやすくって、結局、それを説明する人の主観というフィルターを激しく通すことで、単純化させるんだと思う。
そうだとすると、「説明する人(監修する人)」がとても大切だし。
薄っぺらな教育じゃーいかんよね。。。考えねばならん。
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