原題:英雄本色II/A BETTER TOMORROWII
公開:1989/07
製作国:香港
上映時間:104分
監督:ジョン・ウー
出演:ディーン・セキ、ティ・ロン、チョウ・ユンファ、レスリー・チャン、クァン・サン、エミリー・チュウ
+あらすじ+
刑事である弟チェンに頼まれ、偽札製造組織の摘発に協力するロン。重要証人セキをニューヨークに避難させるものの、組織の追撃はゆるまない。だが、摩天楼立ち並ぶ彼の地には前作で命を落としたマークの双子の弟がいた! 「男たちの挽歌」の正当な後日談的続編。(allcinema ONLINEより)
「男たちの挽歌」第2弾です。
これって・・・1作目がヒットしたから2作目作りました的な感じもしますね。だってマークはもう出るはずがないのになぜチョウ・ユンファ?と思ったらおいおい双子かよっっ。思わず吹いちゃいましたわさ。そりゃないよ~ずるいよ。前作であんなカッコイイ最期でしめたのに今度は双子のケンですかぁ(笑。
同じ人いや顔ではあるが雰囲気的にはマークのほうが好みですなぁ。
それに漫画描きのおっちゃんは・・・なんなんだ。
そりゃ似ててうまかったさ。ここでまた吹いちゃいました。
前半はおいおいおいーって感じでしたが後半は私の大好きなド派手な銃撃戦にはテンション上がりました。
善人になりたい・・・悪人が心を入れ替えて善人になろうとしても結局周りがそうさせてくれないんですねぇ。一度踏み入れてしまった世界からの脱出は無理なのかなーと思うと切なくなる。
しかしここで善人になってめでたしになってはいけないのです。その辛い思いを胸に再び戦場へと向かわなければならない男たちがこれまたカッコ良いのです~。今回も男、男、男ーっですな。
今回の目玉は会社も娘も何もかもを奪われて命からがらニューヨークへと逃げたおっちゃん。情けなくもあるが、その後友人も犠牲になってとうとう精神をやられちゃって廃人同様になっちゃうのですが、介抱するケンとのやりとりがヒジョーにくさくて笑っちゃう。ふとしたキッカケで復活をとげるんですがこれまた古くさい(笑。しかしそのあとのおっちゃんは渋くてカッコ良いのだー。
前作ではホーとキットは対立した立場にありましたが、今回は仲良く?お仕事です。やっと仲直りができたのにーまたもや試練が!ってかキットが無茶しすぎ。前もそうだったけれどもっと慎重にやらねば・・・。いつかこういう日がくると思ってましたよ。もっと兄弟の見せ場があると思ったのにな。
それにしても相変わらずド派手な銃撃戦は見応えありました。階段からすべり落ちながら撃ちまくるシーンやラストのケンと無口の殺し屋さんとのやりとりはなかなか印象に残るシーンでしたね。
劇中でもケンが火薬の量を間違えてるなどと言うシーンがありますが、バンバンドッカーンと気持ちよかったです。ただ・・・ただ・・・撃たれてる人が踊ってる、、、。それにそんなに弾を無駄遣いしなくても・・・もう死んでるって(笑。だから踊っちゃうんですよねぇ。
まぁ無理矢理な設定がわんさかありましたが、男くさいお話は好みでしたので大変楽しめました。お話は前作のほうが好みでしたね。ジョン・ウー監督作品はここまでなんですねー。次はどうしよっか。
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