原題:英雄本色III /夕陽之歌
公開:1990/10
製作国:香港
上映時間:117分
監督:ツイ・ハーク
出演:チョウ・ユンファ、アニタ・ムイ、時任三郎、トニー・リャン、レオン・カーフェイ、シー・キエン
過去を背負った戦いは死ぬまで終わらない
+あらすじ+
陥落間近のサイゴン。従兄弟を政府軍から救出したマーク(ユンファ)だったが、二人は暗黒街との取引で危機にみまわれる。危ういところをキティ(ムイ)に救われ、マークとキティは恋に落ちるのだが、そんなとき、行方知れずになっていたシンジケートのボスでキティの情夫、ホー(時任)が現れる。(allcinema ONLINEより)
『男たちの挽歌』第3弾。といってもIIIという位置づけではないんですね。時期的には1作目の前のお話なので今でいうエピソード・ゼロとかいう感じですかね。こちらはジョン・ウー監督にかわり製作も兼ねてるツイ・ハーク監督になっとります。
IとIIとで満足したのでまぁいいかと思ってたのですが、時任さんがカッコ良いよ~ということを聞いたので観てみました。なるほろ~カッコ良かったです。それに監督がかわっても相変わらずの無茶しまくりの銃撃戦はお腹いっぱいになりました♪ ただ男くささが薄まっちゃったな。
舞台はベトナム、陥落間近という中でのお話から始まり、香港に戻りさらにベトナムと移ります。されげなく同時期のアメリカのニュースなんかが入ってたりするので時代がわかりやすいですね。ベトナムの歴史はちとうといもので、、、
いやぁ後半からのマークのガンアクションはカッコ良かったんですが、最初からうっとり見ちゃったのがアニタ・ムイさん演じるキットですねぇ。ガンアクションはめちゃくちゃカッコ良かったっす! チョウ・ユンファがちょっとかすんじゃったかなぁ(笑。だけどやっぱり女性なので弱いトコもありましたね。
古さを感じるベタな三角関係はくさかったよ。そのへんはいらなかったけれど、キットのモト彼(でいいのかな?)に時任三郎さん登場。名前がホーだったのであのホーと何か関係あるのかと思ったのですが関係ないようですね。
時任さんも全然違和感なかったんですがセリフは吹き替え(泣。岩城滉一さんといい、日本人キャストはみんな吹き替えになっちゃうのかよ?
エピソード・ゼロとしては、こうしてマークがあのコートを着ることになったねーというのがわかったのは良かったです。またIを観た時は違った感じで観られそうです。
見終わってから知ったのですが、アニタ・ムイさんは2003年にお亡くなりになっていたのですね。残念です。
一応4作目もあるようですがこれはもういいや(笑。
・男たちの挽歌
・男たちの挽歌II
・男たちの挽歌 A BETTER TOMORROW (リメイク)
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