5月18日から19日にかけての豪雨災害で大きな被害を受けた合川地区杉山田周辺は、一昨日から昨日にかけての豪雨災害により同じような被害を受け農家の方々は非常にショックを受けています。5月には水田の表土がはがされ、田植えができない状態になり今シーズンの田植えをあきらめ休耕にすることを決めざるを得ませんでした。その後さまざまなアドバイスによりソバの栽培に初挑戦することに方針を変えて7月下旬からそばの種をまき収穫を待つことにしました。その直後、河川の氾濫により水田に5月とほぼ変わらないような土砂が入り込み大変な事態になっています。そもそもの原因は、小阿仁川の堤防が築かれていないことですが、河川管理者の県当局は住民の願いをどのように解決しようとしているのか理解するには難しい状況になっています。農家の意欲をそぐことがないように行政当局はさらに住民に寄り添いながら遂行してほしいものです。
雪田集落を通るバイパス下の農道は5月の被害を復旧したばかり。それが今回またトンネル下から手前まで削られました。