よしみの北秋田市議会だより

合併して4期目の当選を果たした“福岡よしみ”が北秋田市の議会や市民の日常などを紹介します

消費税増税をおこない社会保障政策は改悪か・・・安倍自民党には期待できず

2013年06月28日 | 政局
 通常国会が26日閉幕しました。いよいよ参院選です。日本の将来がかかる今度の国政選挙には傍観者的立場は避けたいところです。

 安倍晋三自民党政権が発足して6カ月余り、「アベノミクス」で地方に住む私たちの生活はよくなったのでしょうか。「株があがった」「円安になった」と言って喜んでいる人たちはいったいどのくらいいたのでしょうか。それも大会社とごく一部の大金持ちがさらに「もうけた」話は出てきます。

 ユニクロの柳井正氏は4047億円もうけた話やソフトバンクの孫正義氏は3863億円などです。保有株式時価総額が100億円以上増えた人は60人以上はいると言われています。しかし、株価は上がっても、多くの庶民には無関係です。「印刷機で1万円札をじゃんじゃん印刷した」のが行き着くところは大会社か大資産家。安倍首相の「アベノミクス」は結局財界中心の「経済政策」でした。

 ところで、社会保障を充実させると言って消費税を増税することになりましたが、医療、福祉政策はどうなるのでしょうか。年金削減はたまったものではありません。介護保険料の年金天引きによる負担増もこたえます。安倍自民党政権は消費税を大型公共事業などにまわし社会保障政策はどこへやら。社会保障をバッサリと大ナタを振るう自民党政権には厳しく問わなければなりません。

東京都議選当選17氏・・・共産党第3党に躍進

2013年06月26日 | 政局
 参院選の前哨戦としてたたかわれた東京都議会選挙は、すでに明らかなように、日本共産党は8議席から倍増の17議席と躍進しました。現職区の新宿区、大田区、杉並区、江東区、足立区、八王子市と、現新交代の世田谷区、板橋区の8議席をすべて確保しました。

 前回(2009年)議席を失った中野区、練馬区、文京区、北区、江戸川区の5選挙区で元職が返り咲き、前々回(05年)に失った品川区、豊島区、葛飾区、北多摩1区の4選挙区でいずれも新人が当選、党の議席を回復しました。

 東京都議会の日本共産党対オール与党の対立構図の中で都民の願いを共産党に託すという思いが今度の結果に表れたようです。

 今度はいよいよ、重要な参院選、国民の暮らしを守る日本共産党か、アメリカいいなり、財界中心の自民党か、共産党と自民党の対立軸のなかでたたかわれます。

一般会計補正予算は約10億円追加・・・明日から6月定例議会

2013年06月17日 | 北秋田市議会
 北秋田市6月定例議会は、明日(18日)から28日までの11日間の日程で開かれることで協議されました。

 本議会での案件には、北秋田市職員の給与削減の条例や一般会計補正予算の約10億円の大型追加予算が提案されます。明日は大綱質疑で各議員からの質問が出されると考えます。

 よしみ議員の一般質問は、21日(金)4番目に登壇します。質問事項は、1.保育園職員の採用試験を実施することについて、2.スポーツ少年団の練習環境を整備することについて です。詳細については質問終了後に報告します。

「二大政党」論、「第三極」もすたれ、今度は何?・・・やはり「自共対決」が鮮明に

2013年06月16日 | 政局
 最近の国政は、4割の得票で7割の議席を獲得した自民党が、「3本の矢」などと称して安倍首相がどんどん悪政を進めて行っています。

 アベノミクスと称して、2%物価値上げでは、インフレ政策推進のためジャンジャン1万円札を印刷機にかけて増刷りしているようですが、この田舎には何にも影響なし。なんだか、印刷したカネは大企業や投機家に行っているとか。これでは、貧困と格差がますます拡大するばかり。このことについてどの政党が批判しているのか。

 「大企業が潤えば家計に回る」とか言っているが、国民はこれまで何回も経験しているので国民はこのウソを見抜きつつある。朝日新聞世論調査では「安倍政権になって景気回復の実感がありますか」という問いに対して「ある」と答えた人はわずか18%、「ない」と答えた人が78%と圧倒的に多数となった。もう1問「安倍首相の経済政策が賃金や雇用増に結びつくと思いますか」という問いに対して、「結びつく」と答えた人は36%、「そうは思わない」と答えた人が45%となりました。

 安倍政権の経済政策、雇用がない、あっても身分保証なし、低賃金、アベノミクスで物価値上げ、消費税増税、年金削減等々生活破壊の政策は基本的にはどの政党も同じになってきている。日本共産党だけが国民の立場から厳しく批判している。これでも「自共対決」である。共産党の政策を一読していただきたいと考えています。

アベノミクスでは地方の生活は疲弊するばかり

2013年06月15日 | 政局
 安倍晋三首相は、「3本の矢」などと称して「バブルと投機」も積極的にすすめています。金融緩和を言いながら、インフレ政策と円安、株価の値上がりが日本経済が好転しているかのようにマスコミは宣伝しています。

 私たち、地方に住む者にとっては、「マネーゲーム」での投機で儲けている人はほとんど聞きません。今回のアベノミクスで地方は、円安による輸入品の値上がりや、インフレ政策による物価値上げ政策が生活を苦しめるばかりです。

 若者の仕事がないことは深刻です。働いても非正規職員で賃金が安い状況が続き、子育てなども含めて地方の生活は大変です。アベノミクスでは、地方は豊かになりません。アベノミクスの暴走を許さず、地域住民の所得を増やす本格的な景気回復の道を求めます。

安倍政権下、なぜこんなに問題が多いのか

2013年06月14日 | 政局
 昨年末の総選挙において、40%余りの得票で70%の議席を獲得した自由民主党。安倍首相は圧倒的な議席数を背景にアベノミクスなるものを暴走させっぱなしで前のめりの政治を否めない。

 思いつくまま述べると、①安倍首相は、デフレ脱却と称して、物価2%値上げ。円安ドル高により物価値上げはさらに多くなるものと思われる。しかし、仕事がないことと低賃金により収入は増えず生活はますますどん底に追いやろうとしています。②そして来年4月から始まる消費税増税。国民生活はどうなっていくのでしょうか。③社会保障の大規模な削減路線。消費税増税は社会保障充実のためと言っていたが、社会保障はどこへやら。年金は削減するという。生活保護は改悪するという。医療・介護の改悪。④後は羅列すると、大震災の復興の遅さ、原発事故の究明しないまま再稼働という。TPP交渉参加、米軍基地問題、憲法改悪をして戦争する国へ、歴史の改ざん。尖閣諸島問題を外交交渉で行わない。従軍慰安婦問題も元々は安倍首相の発言から端を発している。北朝鮮問題はどうする等々

 この国政を、代えるのか代えないのか。国民のための政治として安倍政権に託せるのか。じっくりと精査する必要がある。

補正予算に旧米内沢総合病院解体工事費用3億円弱

2013年06月12日 | 北秋田市議会
 6月定例議会は18日に招集すると告示され、議会運営委員会で協議した結果会期は18日から28日までの11日間とすることを内定しました。

 議案には、旧公立米内沢総合病院を解体することにして、その工事費用が2億8770万5千円が計上されています。脇に無床の診療所を設置したので必要なくなったとして解体しようとするものです。建築してから30年は経過していますが、改修するなどすればまだまだ利用できる建物です。

 これまで、米内沢診療所を有床(19床)にするようにとか、介護施設(老健介護)などの提案をしていますが、農業の施設栽培や、交流の場としての活用など、工夫をすれば約3億円もかけて解体するのでなく、有効に利用できるものと考えています。今回の提案は残念です。

 
 解体工事費約3億円を計上して提案された旧米内沢総合病院

母の死・・・多くの人に見送っていただきました

2013年06月10日 | よしみの生活
 入院していた母が2日他界した。「呼吸が止まった」という病院の連絡からすれば誰にも見守られることなく急いで旅立ったのだろう。死亡届は死亡診断書ではなく死体検案書となっている。直接死因は窒息、その原因は誤嚥である。最近、3度の食事はすべて食べきっていたので退院は早いかなと思っていた矢先だった。

 前日夕方母は、ベッドから軒下にいる大きい蜘蛛をみて「餌をとるにも蜘蛛の巣を急いで張らねばならないだろうから必死だなあ。蜘蛛も生きるためには大変なんだ」と言い、「お互い蜘蛛のように一生懸命生きてゆこう」のような話をして別れた翌日の出来事であるため亡くなったことに無念さが残る。

 享年95歳であった。夫との結婚生活はわずか6年。私と弟2人を育てるために厳しい生活に追いやられ、病気の連続であった。結核、副腎の病気、再生不良性貧血、股関節脱臼、そして更年期障害やぎっくり腰等々。それでも「三途の川」を渡ることなく皆さんに励まされて生き抜いてきた。

 今回も生きようとする気迫はあった。しかし、現実はそのようにならなかった。仏壇の遺影を見ていると親孝行が足りなかったと後悔の念ばかりである。

 母の病気や家族が厳しい生活に追いやられたのは父が戦争の犠牲になったからだ。若き青年を死に追いやる戦争はあってはならないと考えたのが私の人生観の始まりである。

春まつりで駅前に元気・・・内陸線グッズや山菜並ぶ、バター餅まきも

2013年06月02日 | 秋田内陸線
 第3回合川駅春まつりが1日、秋田内陸線合川駅舎内と駅前広場で開かれました。内陸線の到着に合わせて予定を遅らせ8時40分にイベント開始。同時に駅舎内での直売コーナーが開始、山菜や採れたての野菜、加工品などが瞬く間に売り切れました。駅前広場では、内陸線コーナーでは内陸線グッズ販売、飲食コーナーでは、馬スジ煮込み、みそ付たんぽ、イカ焼きなどが販売されていました。

 また北秋田市出身のシンガーソングライター・本城奈々さんミニライブやバター餅餅まきは特設ステージの方で行われました。バター餅まきは参加者全員がもらえるように配慮して行いました。

 好天に恵まれ、駅前が元気になった1日でした。

 
 恒例のバター餅まきは500個用意しました。

 
 内陸線コーナー、飲食コーナーなどもにぎわいました。