よしみの北秋田市議会だより

合併して4期目の当選を果たした“福岡よしみ”が北秋田市の議会や市民の日常などを紹介します

日本の経済はどうなるの?・・・OECD予測では先進国最低

2014年11月28日 | 政治・経済

 経済協力開発機構(OECD)は25日、世界経済見通しを発表し、日本の実質国内総生産(GDP)成長率が2014年の0.4%から15年は0.8%、16年は1.0%と緩慢な伸びにとどまるとの見通しを示しました16年の成長率は「先進国クラブ」とされるOECD加盟34カ国の中でイタリアと並び最も低い。(「さきがけ」引用)

 OECDは、日本経済に提言しつつ、消費税の再増税延期にも言及し、「20年までの基礎的財政収支(プライマリーバランス)を黒字化させる政府目標の達成が難しくなる」と批判しました。安倍首相が掲げるアベノミクスは問題多い中で日本経済が好転するとは考えられません。国民の暮らしが良くなるような経済政策を強く期待します。そのためには今度の総選挙は重要です。

 

 この地域にも経済的潤いをもたらしてほしいものです。


昨年の参院選は「違憲状態」・・・「1票の格差」で最高裁判決

2014年11月27日 | 国民運動

 昨年7月に実施された参院選挙は「1票の格差」が最大4.77倍であったとして弁護士グループが選挙無効を求めた全国訴訟に最高裁は26日、「違憲状態」との判断を示しました。

 衆院選も参院選も基本的には「小選挙区制」が主流で、選挙区の有権者数のアンバランスは、どうしようもなく、1票の格差を生じさせないためには「比例代表選挙制」が唯一無二のはずですが、政権を死守しようとする与党はいろんな理由をつけながら自分に有利な選挙制度を施行してきています。12月に実施される衆院選は40%の得票で70%の議席を獲得するなどは違憲・無効のはずですが改善しようとはしません。逆に「比例代表」の定員を少なくしようと動いているのですから大問題です。

 

 「違憲状態」を報道する「秋田さきがけ」


「地方創生」政策が見えない・・・自民党政策では地方不安

2014年11月26日 | 政府・自民党政策について

 自民党の衆院選政権公約が発表されたそうです。テレビ報道などで聞く限り、自民党は衆院選は、アベノミクス1点で突破しようとしているようです。これでは、地方がかかえている諸問題はいまだほとんど解決することなく、高齢化が進み、地域経済はほとんど発展なし、貧困と格差が目立つばかりです。

 安倍政権はまた「地方創生」を強調していましたが、自由度の高い交付金を創設すると言っているものの、新鮮味はなく、整備新幹線や道路整備などのこれまでの景気対策や公共事業が目立ち、地方の現状に適切に対応する政策には見えません。これでは、地方の人口減少は加速し、不安だけが残ります。

 

 自民党政策で地方再生はできるのか?


初場所の豪風関に期待・・・北秋田市民はより力を入れて応援

2014年11月25日 | よしみ議員と文化・スポーツ

 大相撲九州場所は横綱白鵬関の最多タイ32度目の優勝で幕を閉じました。白鵬の偉業はさらに続き、記録を塗り替えていくものと期待されます。かつての栃若(栃錦・初代若乃花)時代とか柏鵬時代(柏戸・大鵬)などと言われてきた時代とは違い、現在は、横綱白鵬の1強時代です。国政と似ていて「1強多弱」の状況になっています。早く、白鵬のライバルとなる関取が出てきてほしいものです。

 ところで、わが北秋田市出身の小結豪風は、健闘むなしく2勝13敗の成績で場所を終えました。北秋田市民は、来年初場所の活躍を期待しています。

 

 名古屋場所において、最高齢で初金星を挙げた豪風関(日馬富士戦)(NHKTVより)


鷹巣祇園太鼓の継続を・・・太鼓の街北秋田として後継者育成を

2014年11月24日 | 北秋田市内イベント

 第24回北秋田鷹巣祇園太鼓発表審査会が23日、北秋田市文化会館にて開催されました。鷹巣祇園太鼓は昭和60年、旧鷹巣町の太鼓の里づくり構想を受け北九州市の小倉祇園太鼓を手本に取り組んだのが始まりで、発表審査会前に交流センターを会場に5年行っていて、実際は今年は29回目で来年は創立30周年との紹介でした。主催者である、鷹巣祇園太鼓振興会の今立明代表は、「すそ野は広がっているが、中心的に活動する人がいないということと財政難であることから今後継続するかは不安である」という内容のあいさつをされました。

 太鼓の街北秋田にとっては、大事な伝統芸能であり、教育的立場で練習されて裾野を広げている点では、価値ある種目と感じました。主催者の意思を尊重して継続発展していきたいものと痛感しました。

 

 鷹巣祇園太鼓審査会では「団体演技の部」も行われました。

 

 「個人演技の部」は2人が1チームとして打たれます

 

 中高生・保護者・一般のみなさんが一緒に演奏する場面もありました。

 


更にみなさんのご意見を・・・議員報酬、月額7万円30%引き上げ

2014年11月23日 | 北秋田市議会

 北秋田市議会議員報酬は、現在月額23万2000円です。今回、津谷永光市長は北秋田市特別報酬審議会に、11万2000円引き上げて34万4000円にしたいとの諮問をしましたが、審議会の答申は、7万円(30.2%)引き上げて30万2000円にすることになっています。

 津谷市長は、この答申を尊重しながら再度検討し12月定例議会に提案したいと述べています。みなさんのご意見をさらにお聞かせいただきたいと思っています。

 

 「市民が主人公」の議会であるように、議員報酬に対するご意見もお待ちしています。


北秋田市の地域振興策は?・・・ハコモノで賑わいをと言ってるが

2014年11月22日 | 北秋田市

 4町合併で北秋田市が誕生して10年、この10年で市は発展しているのか。これに対してはほとんどの市民は「ノー」と否定するでしょう。人口が10年間で5000人も減少しているのは、自然減(誕生や死亡による人口の変化)だけではなく社会減(就職や進学による人口の流出入)も著しい。地域再生には地元の振興策が大事であるはずです。しかし、ハコモノだけが先行して、人々の暮らしにはほとんど結びついていない。残念なことです。市民全員で知恵を出したいものです。今度の国政選挙では「地域再生」を主張している政党もあるが、見えてきません。みなさんの考えをお聞かせください。

 

 森吉山は北秋田市のシンボル。森吉山のふもとで生活する市民のみなさんも語り合い結束して地域振興を。


衆院きょう解散・・・国民世論に追い込まれた安倍首相

2014年11月21日 | 国会議員、地方議員

 安倍晋三首相は今日解散するとしています。なぜ解散しなければならないのかという国民の疑問もありますが、私は消費税増税や物価値上げ、年金削減、雇用が拡大されない、、正社員が増えず派遣社員だけが増えて企業優先の雇用政策になっている。原発問題、沖縄基地問題、介護保険制度などの社会保障政策の後退、人口減問題、地方衰退等々余りにも多くの問題を積み残し、大企業、富裕層のための国政をおこなったために国民の怒りは安倍政権の退陣を求めていたと思っています。国民の「いのちとくらしをまもる」政策を掲げる政党はどこかじっくり検討したいものです。もうこれ以上の国民いじめの国政はやめてほしいと願っています。

 

 このような山間地まで行き届く国政を期待したいものです。


老朽化施設をどうするか・・・川口市へ所管事務調査

2014年11月20日 | 北秋田市議会

 北秋田市議会総務文教常任委員会は17日、川口市を訪問しました。訪問の目的は、川口市が「建築後30年以上経過した建物が過半数を占めている状況」について、『川口市施設マネジメント基本方針』を策定して、「全庁的・組織横断的に課題の解決」に取り組んでいることを詳しく知るために説明を得るためでした。川口市は、東京都のベッドタウンとして発展していますが、老朽化施設の存在は北秋田市と同じですがいち早く方針を示して取り組んでいることには教訓となる点が多々ありました。

 

 川口市の玄関JR川口駅

 

 川口駅前は高いビルが並んでいますが、やはり老朽施設は多いとのことです


北秋田市議会総務文教委所管事務調査・・・廃校舎利用を学ぶ

2014年11月19日 | 北秋田市議会

 市議会総務文教委員会は18日、群馬県みなかみ町の廃校になった校舎を利用して、一切、町から財政援助を受けないで独自に事業をしている当人から直接話を聞くために現地に赴き所管事務調査を行ってきました。

 廃校舎は水上町にある旧猿ヶ京小学校ですが、現在は「一般社団法人猿ヶ京小学校スポーツアカデミー」を結成し、宿泊施設として、またさまざまな目的で利用できるような経営をおこないながら、「町からの税金(補助金)は1銭もいただかないで、自分たちが稼いだ売上金ですべてを運営して」独立採算経営に挑戦し、3年目で黒字体質になったという報告でした。大変参考になりましたが、北秋田市では、応用できるか、提案できるように勉強したいと考えて帰ってきたところです。

 

 廃校舎の旧新治村立猿ヶ京小学校(現在はみなかみ町)