ミミナグサ（耳菜草）

ナデシコ科。２年草。日本在来種とされます。

最近は、明治時代に渡来した外来種「オランダミミナグサ」におされてしまい、「ザリガニ」や「イヌノフグリ」と、同じように数が減ってきているようです。草丈は、１０～２５センチ。はなびらが５枚、おしべが１０こ。

年が明けると、成長を始め、３～５月にかけて、直径５ミリほどの白い小花を咲かせます。野原や田畑に生えていますが、よく見ると、可憐な花で、太陽の光がある日中に開き、夕方～夜は閉じます。「ハコベ」にも、ちょっと似ていると思いませんか？
「オランダミミナグサ」は、オランダ原産では無く、鎖国時代、唯一交易があった外国がオランダだったため、「外国（ヨーロッパ）＝は、オランダ」となりました。「ミミナグサ」と「オランダミミナグサ」の区別は、ガクや茎の色が暗紫色であるほかに、花の柄の長さが、萼より長いのが「ミミナグサ」、短いのが「オランダ」という見分け方もあるようです。本当に数が減っているようで、市街地で普通に見られるのは、「オランダ」がほとんどのようです。
花言葉は「純真」



ミミナグサの名前は、ネズミの耳ににているから、若菜が食用になることからきているそうです。
くきは、根もとで分かれて四方に広がって、上の方は斜めになりながら立っています。くきや、葉のうらに、短い毛があって、まだ小さい時には、くきにちょっと赤みが有るの。ミミナグサは、実がなるんだって。つぼみのような形をしていて、その先には、歯が１０枚ついているらしいの。オランダミミナグサは密集してツボミが付いて花が咲きますが、ミミナグサは目立つほど密集しないようです。

あんまり見つけられないのかしらご覧の通り、オキザリスの葉の間から生えていました
最初は、変わった色のハコベかと思っていました

この花も珍しい花になりつつあるのでしょうか
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