酒呑童子(しゅてんどうじ)は、丹羽国(現在の京都府)の大江山に棲むと伝えられている鬼の頭領である。京の都に一党を率いて現れては人々を苦しめ、その後討伐隊が退治のために山へ入り、そこで出会ったとある老人がくれた不思議な酒を鬼たちに与え泥酔させ、ついには退治された、という大まかなストーリーとして知られている。
酒呑童子はその名の通り童子つまり稚児の姿をしており、大酒飲みで都からさらった貴族の姫たちを . . . 本文を読む
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鉄仮面とは、18世紀フランスのバスティーユ牢獄などに、34年もの間収監されていた囚人である。1669年にルイ14世の勅命によって護送されたこの囚人は、鉄の仮面で顔を覆っており、その素性はほとんど誰にも知られることはなかったとされている。
その神秘性から、小説家アレキサンドル・デュマの小説の題材ともなり、その他多くの著作などでその正体が推測されることとなった。
鉄仮面については、他の囚人は鉄仮面 . . . 本文を読む
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旧石器時代は、およそ250万年前から1万年前の期間を指す時代である。いくつかの家族が集まり、打製石器を用いて集団で狩りを行なっていたことでも知られ、狩猟採集を行なって生活していたとされている。
かつて日本では、列島が火山活動により人の住める環境ではないために旧石器時代は無かったと考えられていたが、1949年に相沢忠洋という青年が関東ローム層から打製石器を発見したことで、日本列島の旧石器時代の存在 . . . 本文を読む
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インカ帝国は、13世紀に成立したクスコ王国を前身として、16世紀にスペイン人のコンキスタドール(征服者)によって滅ぼされるまでおよそ200年続いた帝国である。
世界遺産にもなった「マチュ・ピチュ」も有名であり、アンデス地方に栄えたその文明は、アステカ文明やマヤ文明と対比されインカ文明とも呼ばれている。世界的にも知られるこの南米の帝国であるが、なんと日本の縄文人が作り上げたものであるという説が存在 . . . 本文を読む
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ネフェルティティは、エジプト新王国時代の第18王朝ファラオ・アメンホテプ4世(アクエンアテン)の正妃、そしてツタンカーメンの義母である。美しい容姿で知られ、プトレマイオス朝の女王クレオパトラ7世、第19王朝ラムセス2世の正妃ネフェルタリと並び、古代エジプト三大美女とされている。
ネフェルティティの生涯については、現在もまだよくわかっていない部分が多い。彼女の名前は、「美しい訪問者」を意味すると言 . . . 本文を読む
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1996年、エジプトにあるアレクサンドリア沖の海底から、古代の遺跡が発見され大きな話題を呼んだ。アレクサンドリア海底遺跡、通称クレオパトラの海底宮殿と呼ばれるその遺跡は、詳しくわかっていなかった当時の状況を明確に表せるほどの多くの像や遺物が発見されたことによって、20世紀最大級の発見と言われている。
古代アレクサンドリアは、度重なる地震による地盤沈下や津波によって海に沈んだと言われている。かねて . . . 本文を読む
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その時代に技術レベルにはそぐわない「場違いな出土加工品」いわゆるオーパーツは、インドの錆びない鉄柱、コロンビアの黄金シャトル、アンティキティラ島の機械など世界各地でさまざまに発見されている。その中でも、「クリスタル・スカル」あるいは「水晶ドクロ」と呼ばれるオーパーツほど人々を魅了し広く知られるようになったものはないだろう。
水晶ドクロは、その名の通り水晶で作られた精巧な頭蓋骨の模型のことである。 . . . 本文を読む
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超人的な逸話や伝説の残る日本の歴史を代表する人物「聖徳太子」。実は存在しなかったという説から、キリスト教徒の関係を示唆する説など、オカルトに絡む数々の話題にも事欠かない存在となっている。そんな聖徳太子の超人的逸話の一つとして、彼は「予言」の能力を持っていたのではないかというものもある。
聖徳太子が予言をも行なっていたという記述は、日本書紀の中で既に触れられているという。彼について触れる章の中に、 . . . 本文を読む
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紀元前2千年紀のヒッタイト帝国時代に書かれた、何万もの古代粘土板の中に散りばめられた秘密の文章がトルコで発見された。この奇妙な楔形文字が何を表しているのかはまだ誰にもわからないが、3000年以上前の失われた言語のようだ。
専門家によると、この不思議なイディオム(語の連結・語法)は、他のアナトリア・インド・ヨーロッパ言語とルーツを共有しているようではあるが、中東で見られる他の古代の書き言葉とは異な . . . 本文を読む
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九鬼文書(くかみもんじょ)とは、和歌山県熊野本宮大社宮司の九鬼家に伝わる古史古伝の文書である。
古代出雲王朝の正統性を主張するものとなっており、九鬼家の遠祖「天児屋根命」(アルアメノコヤネノミコト)の時代に神代文字で書かれていたと言われている。のちに藤原不比等が漢文に書き換え、以後に代々筆写した者によってその時代の出来事などが書き加えられていったとされている。
九鬼文書の内容は、宇宙の始まりか . . . 本文を読む
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旧約聖書「創世記」で記述される物語『ノアの方舟』は、現在に至るまでに多くの作品でモチーフとされるほどによく知られている。
ノアの方舟のあらすじは次の通りだ。神は自分の意志に反して悪行を働くようになった人間が増えたことで、一度地上のすべてを洗い流すことを決定したが、唯一正しいと認めたノアに対しては生き延びるための大きな方舟を作ることを指示した。
全長130~150メートル、3階層に及ぶ大きな方舟 . . . 本文を読む
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バベルの塔は、旧約聖書「創世記」の中に登場する伝説の塔であり、人々が天に届くほどの高い建物を作ろうとしたことによって、神が人々に罰を与えるという内容として語られている。
人々は共通した一つの言語によって成り立っており、これが高度なコミュニケーションを生み出したとされている。そこで神は、人々から共通の言語を奪うことによって意思疎通を困難にし、これによってバベルの塔建設は達成されることが無く、さらに . . . 本文を読む
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日本の各地でピラミッドと称される山は、広島県の葦嶽山をはじめ長野県の皆神山など各地に点在しているが、秋田県鹿角市にある黒又山もその一つである。
地元では「クロマンタ」という愛称で呼ばれるこの山は、標高280.6メートルの整った円錐形をしているため人工的に作られた山なのではないかとも言われており、日本のピラミッドと呼ばれる山の中でも特に有名な存在となっている。
日本のピラミッドと言えば列石などの . . . 本文を読む
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1941年に日本軍が上陸し、1945年から翌年にかけて日本軍と連合国軍との戦地ともなったフィリピン。ここでは、戦後になってある都市伝説が囁かれるようになった。
それは、終戦直前フィリピンに駐在していた日本軍将校によって隠された莫大な財宝が眠っているというものだ。この財宝は「山下財宝」と呼ばれており、現地では発掘チームも結成されるほか、これに関した詐欺やトラブルが現在でも多発しているという。
山 . . . 本文を読む
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ロゼッタストーンと言えば、1799年にナポレオンのエジプト遠征で発見された石板(石柱)だ。ヒエログリフ、デモティック(民衆文字)、ギリシア文字の3種類の文字が刻まれており、1822年に古代エジプトの研究者であったシャンポリオンによって解読されたことによって、ヒエログリフの解明につながった碑文としても有名である。
現在では、ロゼッタストーンという言葉は、暗号化された情報を解く鍵となるものなどを指す . . . 本文を読む
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