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ARM向けWindows

2011-01-07 13:42:37 | Windows Embedded関連
ITPro ニュース
[CES2011]Microsoft、次期版WindowsでARMアーキテクチャーをサポートへ

アメリカで開催されているCES(the International Consumer Electronics Show)で

次期バージョンのWindows OSをARMチップセット上で動作させるデモを行ったそうです。

MS社の発表資料はこちら


次期Windows OS・・・もう動いてるんですね。

昨年あたりにARM社との提携を発表してたかと思いますが、

このための布石だったのでしょうか。


現在、組込みデバイス・・・というかスマートフォンを始めとする、

ポータブルデバイスにはARMコアのCPUが多く使用されています。


次期Windows OSがx86系CPU以外に搭載可能となることで、

さらに様々なデバイスに搭載できるようになります。


ここで気になるのは・・・やっぱり各種Windows Embedded OSとの兼ね合いでしょうか。

WESはデスクトップ版Windowsをベースにしているため、

ARMコア対応の流れは願ったりかなったりな感じですね。

ただ、WEC系OSから見ると、少しややこしくなってきそうです。

デバイスがARMコアの場合、スペックに応じてOS(WEC系かWES系)を検討・選択する・・・というような

流れになるのでしょうか。

まぁ、あと2~3年以降の話かもしれませんが





Windows Embedded Standard 7 Service Pack 1 CTP - 1 -

2010-12-18 16:12:25 | Windows Embedded関連
MS Connectに、WES7のSP1がPublic CTP(Community Technology Preview)版として

公開開始されたようです。

あくまで、CTP版です。正式版ではありませんので、

導入時はご注意ください



ちょっとまだ中身をみれていませんが、

WEDU(Windows Embedded Developer Update)でアップデートされたものがどうなるのか、

逆にWEDUでアップデートされたものも含まれるのか、

気になるところです。


CTP版では、SP1ベースのIBWも提供されているようです。

テンプレート等増えているんでしょうか。


来週にでも確認してみたいと思います。


Windows Embedded Compact 7 PCTP - 6 -

2010-12-09 13:10:29 | Windows Embedded関連
また告知は別途しますが、

セミナーの関係でWEC7 CTP版のリリースノートを見返しています。

Global Platform New Featuresという項目があり、

言語関連の機能が結構追加されているようですね。


・SIPの自動表示/非表示切り替え(テキストボックスのタップによる?)

・システムリブートなしに、IMEの切り替えができる
 ⇒「Enable dynamic IME switching」という記載があります。
  これが何を指しているのか、ちょっと勉強不足でわかっていませんが(汗)。

・Windows 7バージョンのNLS(National Language Support)用APIのサポート
 ⇒34個のAPIを新規追加、22個のAPIのバージョンアップ 

・機能向上したUniscribe、UniStorage用モジュールと、UniStorageファイル作成ツールを含む

・タイムゾーンと夏時間のアップデート

・Silverlight for Windows Embedded における右⇒左へのテキストレンダリング等の
 サポート


Hands-On セミナーでいろいろやってみたいってのはあるんですが、

時間制約があるので難しいですよね(笑)。

Windows Embedded Compact 7 PCTP - 5 -

2010-12-03 18:03:13 | Windows Embedded関連
ET2010で、WEC7のHands-On Labの講師をしてきました。

ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました!

本日もHands-On Lab、開催していますので、

もしご都合の付く方は、ぜひ参加頂ければと思います。



さて、Hands-On Labでは、Virtual PC 2007 SP1(以下、VPC)を使ったんですが、

VPCの設定周りで少しトラブったところがあったので、

備忘録代わりに書いておこうと思います。



何にトラブったかというと、VPCのネットワーク設定。

Platform BuilderからVPCに対してEthernetでnk.binを転送して

ブートさせようとしてたんですが・・・

同じパソコン内でのTCP/IP通信なのに、

なかなかPlatform BuilderとVPCがつながらない・・・。



そういや、LANケーブル差さっていないから、

DHCPサーバとつながらない!・・・ということで、

まずは仮想マシンのネットワーク設定をすることに。

Compact 7に付属の仮想マシン(cevm.vmc)は、起動直後の

"Hit space to enter configuration menu ..."

というメッセージが表示されている間にSpaceキーを押すと、

ブートローダの設定メインメニューに遷移できます。




4をキーボード入力すると、ネットワーク設定メニューが表示されます。



1:現在の設定
4:DHCPの有効/無効
5:静的IPアドレスの設定

となっています。

DHCPを無効にして、静的IPアドレスを入力したら、

0をキーボード入力してメインメニューに戻り、7を入力して設定を保存します。



これで通信できるかな・・・と思ったんですが、

まだつながらない(笑)。


というのも、LANアダプタがMedia Disconnect状態で

そのLANアダプタを使用するようVPCを設定していると、

VPCは通信してくれないそうで。

これを解消するには、Loopback Adapterをインストールし、

VPCのネットワークアダプタ設定でこのLoopback Adapterを

使用するようにします。


Windows 7でLoopback Adapterをインストールするには、

スタートメニューの「プログラムとファイルの検索」で「hdwwiz」と入力し、

ハードウェアの追加ウィザードを起動します。



ウィザードに沿って、「一覧から選択したハードウェアをインストールする」から、

ハードウェアの種類:ネットワークアダプター
製造元:Microsoft
ネットワークアダプター:Microsoft Loopback Adapter

を選択します。

インストールディスクも不要で、すぐに完了します。


これで無事、LANアダプタがどこにもつながってなくても、

Platform BuilderとVPCが通信できるようになります。




・・・・まぁ、家とか職場でネットがつながってないことって、

あまりないですよね(笑)・・・。




Windows Embedded Automotive 7

2010-10-20 21:00:21 | Windows Embedded関連
車載機器向けOSの新しいバージョン、

Windows Embedded Automotive 7の提供開始がアナウンスされました。


参照記事:マイクロソフト、「Windows Embedded Automotive 7」提供開始

Windows Embedded Automotive 7ポータルサイトはこちら


このOS、ベースとなっているのはWindows Embedded Compact 7だそうです。
⇒ポータルサイト参照

なので、Silverlight for Windows Embeddedも使えるとのこと。

また、Comapct7(Public CTP)でサポート外となっているSH4が、

Automotive 7ではサポート対象となっています。



音声エンジン テクノロジ「Tellme」というミドルウェアも付属するそうです。

そういえば、展示会でWindows AutomotiveやMicrosoft Autoを搭載した製品があって、

接続された音楽プレイヤーから音声認識で曲選択できるってデモがあったような。


接続可能なプレイヤーも、iPod / Zune / iPhone / iPod Touchと増えたそうです。

⇒Walkmanは無い・・・のかな???



ちょっとしっかりデータシートを読んでみます。




Android対策セミナー

2010-10-20 20:15:23 | Windows Embedded関連

も一つセミナー情報です。

Android 対策セミナー・東京
~ Android/iTron/Windows を徹底比較! 技術者・意思決定者向けスペシャル ~


11/5(金)に新宿でWindows Embedded OSとその他の組込みOSについて

比較・解説するセミナーが開催されます!

詳細は⇒こちら


iPhoneとの比較はありません(笑)。


ここでも私、登壇します

⇒ネタはITRONとの比較についてです。


実はこのセミナー、9月末に一度開催していて、今回で2回目になります。

1回目は多くの方が来場されました。

今回も多くの方が来られると思いますので、

申し込みはお早めに




Windows Embedded セミナー・大阪

2010-10-19 18:55:37 | Windows Embedded関連
来月11/18(木)に、マイクロソフト大阪支社にて、

Windows Embedded セミナーが開催されます。

⇒詳細はこちら!


Windows Embedded パートナー各社のソリューションなどの紹介が行われます。

また、リテール業界やFA業界の事例も紹介されます。


数少ない東京以外でのセミナーですので、

お近くの方でお時間の都合の付く方は、

ぜひご参加ください!


私も登壇しますっ


↓↓↓イベント概要↓↓↓
http://www.microsoft.com/windowsembedded/ja-jp/news/events/windowsembedded_osaka.mspx

Windows Embedded Compact 7 PCTP - 4 -

2010-10-19 10:00:00 | Windows Embedded関連
前回の記事では、OSイメージのビルドとVirtual PCの設定を行いました。

今回は、生成したOSイメージをVirtual PCで動かしてみます。


まず、Virtual PCを起動します。

前回、バーチャルマシンウィザードで設定したバーチャルマシンを起動してください。

すると、以下のような画面が表示されるかと思います。



BIOS起動後、Windows CE Boot Loaderが起動し、

自動的にDHCPサーバにアクセスしてIPアドレスを取得します。

Ethernetでの通信が可能になったら、

CEのEtherダウンロードではおなじみの、「Boot ME」パケットを送信し始めます。



OSイメージをVirtual PCに送信するために、

Visual Studio 2008のTargetメニューから「Attach Device」を選択します。

すると、以下のような画面が表示されます。



BootMeパケットを受信していれば、上図のように、

「Active Target Devicies」欄にBootMeパケットを送信している

ターゲット情報が表示されますので、

選択してApplyボタンをクリックしてください。


その後、以下の画面が表示され、自動的にEtherダウンロードが開始されます。





ダウンロードが完了すると、OSイメージが起動します。

起動完了すると、以下のような画面が表示されます。

※クリックすると、大きなサイズの画像が見れます。





以上でVirtual PCでのWindows Embedded Compact 7の起動は完了です。

次回は、気になるコンポーネントをカタログで追加し、

Virtual PC上でいろいろと動作させてみようと思います。

Windows Embedded Compact 7 PCTP - 3 -

2010-10-18 10:00:00 | Windows Embedded関連
前回の記事では、Virtual PC用のOSイメージを生成するための、

プロジェクトを作成しました。

今回は、プロジェクトを使用してOSイメージをビルドします。

また、OSイメージを実行するためのVirtual PCの設定作業を行います。



まず、ツールバーのソリューション構成から、

OSイメージをどのようにビルドするかを選択します。



前バージョンであるCE 6.0までは、

Debug/Releaseの2種類のビルドがありましたが、

Compact 7からChecked ビルドが追加されました。

一部のコンポーネントのみDebugビルドするもので、

より製品に近い状態でのデバッグや試験、不具合再現等に

使えそうですね。


今回はReleaseビルドを行います。

CE 6.0同様、ビルドメニューから「ソリューションのビルド」を選択して、

ビルドを行ってください。



次に、Virtual PCの設定を行います。

Windows Embedded Compact 7をインストールすると、

指定したフォルダに「WINCE700」というフォルダが生成されます。

この中のplatform - VirtualPC - VMというフォルダ内に、

cevm.vmcというファイルと、hd0_sample.vhdというファイルが入っています。

cevm.vmcはVirtual PC用のサンプルVMCファイル(Virtual PC用設定ファイル)です。

hd0_sample.vhdは、cevm.vmc内で指定されている仮想ハードディスクです。

cevm.vmcの設定でVirtual PCを起動すると、

Compact 7のOSイメージをEther経由でダウンロードして起動させることができます。


cevm.vmcとhd0_sample.vhdを適当なフォルダにコピーしてください。

そしてVirtual PCを起動し、バーチャルマシンウィザードを起動させ、

「既存のバーチャルマシンを追加する」を選択して、

先ほどコピーしたvmcファイルを選択してください。





Virtual PCの設定は以上です。

次回は、ビルドしたOSイメージをVirtual PC上で実行させてみます。