★【 My Biz Blog 】★

興味のあるビジネス情報を伝えていきます♪
(IoT,Azure,Windows 10, etc...)

Windows Embedded Standard 8 CTP2 -17-

2012-06-30 11:06:00 | Windows Embedded Standard
前回の記事では、

Metro UIからデスクトップUIに遷移させない方法を

試行錯誤してみたけど、

通常の運用を考えると、

Windows 8 Shellじゃなくてカスタムシェル前提の必要があるんじゃなかろうかと、

ちょっと反省。


そういえば、チャームやAppバーって、

もうしかしてカスタムシェルにしちゃうと表示されないのかな?

後で試してみますかね・・・。



閑話休題


-15-でUCT(Unified Configuration Tool)でKeyboard Filterを試してみましたが、

ついでにUnified Write Filterも試してみました。


MMCでUCTを開き、画面の右側の「Connect to Device...」を選択し、

「Local Computer」を選択します。

以下のような画面が表示されるので、

左側のツリーから、「Unified Write Filter」のツリーを展開。

Volumesを選択状態にします。

(クリックすると、大きな画像が見れます。)




右側の操作ペインで、「Enable Unified Write Filter」を選択します。

すると、以下のような表示に変わります。

中央のペインに「Unified Write Filter Enabled after reboot」と記載があるように、

UWFが有効になるのは再起動後です(この時点ではまだ無効です)。




つづいて、UWF保護対象ボリュームを選択します。

中央のペインでボリュームを選択し、右クリックメニューで「Protect」を選択してください。




今度は以下のような表示に変わります。

Protectとするよう設定したボリュームのPending Rebootの列が、

「Protected」になります(そう、再起動後にProtectedになります)。




ここで再起動し、再度UCTを立ち上げてみてください。

以下のように表示されます。




以降、Protected対象のボリュームへの変更は、

すべてRAMまたは別のボリューム上にWrite Throughされます。

プロテクトボリューム内のファイルに変更を加えても、

再起動後には元にもどります。

試してみてください。



なお、Write Through先は以下の設定画面から可能です。

※右側のペインの「Edit Overray properties」を選択すると表示されます。





Windows Embedded Standard 8 CTP2 -16-

2012-06-29 03:17:46 | Windows Embedded Standard
実験してみたこと。

■Windows Explorerを外してOSをインストールし、

 Metro UIオンリーなOSを作成できるか?


 ⇒現状できなさそう。
 
 【手順】

  ICEにてWindows 8 Shellが入ったConfiguration Fileを作成し、

  Validateを行う(Add Required Moduleで)。

  その後Windows Explorerを手動でDelete。

  その状態で(Validateをかけずに)

  Create Media→Create IBW Image from Configuration Fileを行う。

  作成したカスタムIBWを使ってターゲットにOSを入れ込み

  起動させてみる

 【結果】

  「Preparing…」から先に進まず、

  気がついたら真っ黒な画面の状態になっている。

  デスクトップの準備に失敗している?

  タスクマネージャすら起動できない状態なので、

  どのフェーズでどのような状態になっているかは不明。








Windows Embedded Standard 8 CTP2 -15-

2012-06-28 21:15:27 | Windows Embedded Standard
-14-の続きです。

UCT(Unified Configuration Tool)をターゲット上で動かしてみました。

まずはMMC(Microsoft Management Console)を起動し、

UnifiedConfigurationTool.mscを開きます。

(クリックすると、大きな画像がみれます。)




画面の右側の「Connect to Device...」を選択します。




上記のような画面が表示されるので、

「Local Computer」を選択します。

そうすると、以下のような画面に変わります。



動かしているOSには、Keyboard FilterとUWFが入っているのがわかります。

⇒やっぱりUWFの名称はUnified Write Filterですねぇ。


ためしにチャームを出すショートカット「Windows キー + C」を無効にしてみました。

やり方は簡単。

すでに最初からいろいろなショートカットが登録されているので、

目的のショートカットキーを選択し、右クリックメニューから「Block Key」を選ぶだけ。




すぐに設定が反映され、ショートカットキーを押してもチャームが表示されなくなりました。


ん、Metro UIに遷移させない実験の第1段階は達成。

あとはEdge Gesture Filterでチャームを出ないようにすれば、

Metro UI遷移防止ができる・・・かなぁ。






Tablet War

2012-06-28 12:17:44 | ビジネス一般
米グーグルもタブレット投入=成長市場での競争激化へ(時事通信) - goo ニュース

「キンドル」近日発売=電子書籍市場、本格化へ―アマゾン(時事通信) - goo ニュース


Microsoft社がタブレットを提供するという話は、

かなり盛り上がっていましたが、

ここにきてKindleの情報やGoogle製タブレットの話題もでてきましたね。

2011年はTablet元年と呼ばれていましたが、

今年はすでにTablet Warですねぇ・・・。


価格、スペック、機能と用途から、

どのタブレットをチョイスするか・・・

迷いますね。


ビジネス用途を考えると、

結局Windows 8タブレット待ちかな・・・って考えてます。






Windows Embedded Standard 8 CTP2 -14-

2012-06-28 08:00:00 | Windows Embedded Standard
-12-の続きで、UTCについて。

まずはインストールから。


ToolkitのインストールISOイメージ内にある

「EmbLockSetup_x86.msi」を起動します。

※64bit環境の方は「EmbLockSetup_amd64.msi」を起動。

以下のようなウィザードが表示されます。

(クリックすると大きな画像で見れます。)










インストールはすぐに終わるかと思います。

で、System32フォルダ配下に

「Unified ConfigurationTool」というMMCのSnap-Inファイルが

インストールされているかと思います。




とりあえずリモート(開発用PC)で起動してみると、

こんな感じ。



Windows Embedded Standard 8 CTP2 -13-

2012-06-27 23:27:07 | Windows Embedded Standard
これまでに記載した内容が誤記なのか・・・

いや、RTM版になったら名称変わるかもしれないので、

直さず放置すべきなのか・・・(汗)。


新しく登場したLockdown機能の一つである(略称)UWFですが、

OverviewのPDFではUnified Write Filterと記載されていました。

Catalog上でもUnified Write Filterでした。

が、その他のWebで公開されているDataSheetのPDF資料や、

MS社のBlog、Release Noteでは、

『Universal Write Filter』となっていて、どちらが正しいかわかりません(汗)。





機能自体は、これまでのEWFとFBWFを合わせたような機能とのことで、

また別途試してみようとは思っています。



それにしても、なぜにUniversal?


市場の喰いあい?

2012-06-27 21:44:50 | Mobile関連
自分はS社製のスマホと某社製のWindows Phone 7.5持ってますが、

日本ではF社製がA社を抜いてシェアトップになったらしいですね。

このシェアはスマートフォンとガラケー含めてですよね?


スマホ出荷数は全体の64.5%、富士通がシェア1位に――IDC調査(ケータイ Watch) - goo ニュース


ん~、現状、日本の中だけで勝負しても

パイが限られるので、

是非世界でも頑張ってほしい!

F社さんについては、ついでにWindows Phone 8端末も

(今度はなるべく早く)開発してほしい!



Windows Embedded Standard 8 CTP2 -12-

2012-06-27 08:00:00 | Windows Embedded Standard
いやはや、なんだかつまらないことで

はまってしまいました。

わかってしまうと、何だったんだって感じ(苦笑)。


Unified Configuration Tool(UTC)を使って、

Edge Gesture FilterやKeyboard Filterの制御をしようと思って、

どのパッケージがUTCなんだろうとかICEの検索機能でいろいろ探してみたり、

MMCのSnap-Inって記述があったから、

HDDの中のMSCファイルを片っ端から検索して起動してみたり、

コミュニティみたらmsiファイルでインストールとか書いてあって、

またもHDDの中を検索してみたりとかして・・・。



でも、UTCが見つからなくて・・・



何かICEの設定が悪いのかとか、IBWに入ってるのかとか、

右往左往してたんですが・・・・。


・・・・・・
・・・



ありました、UTCのインストーラ。





WES8CTP2のToolkitのISOイメージの中に・・・




インストーラーのファイル名は、

32bit版は「EmbLockSetup_x86.msi」、

64bit版は「EmbLockSetup_amd64.msi」です。


J.T.Kimbell氏のブログで

「EmblockSetup_x86.msi」が「EmbblockSetup_x86.msi」

と誤字ってるのも、はまった理由の一つだったり(笑)。




UTCはリモートでもスタンドアロンでも動くので、

開発用PCにインストールして、ターゲットとリモートで接続して制御したり、

ターゲットに直接インストールして、MMCで制御することができるそうです。



私の環境は、Hyper-Vで仮想環境作って試してるんですが、

さっそくテキトーに作ったWES8上でToolkitのISOイメージを

食わせてみたら・・・・・


DVD用のドライバかファイルシステムが入っていなかったようで、

ファイルが見えず(汗)。


はまったときこそ、

落ち着いて作業せねばね・・・




Windows Embedded Standard 8 CTP2 -11-

2012-06-26 22:29:04 | Windows Embedded Standard
WES8のEEFに関して。

これまで、デスクトップPCにはない組込み向けOS独自機能として、

Embedded Enabling Features(略してEEF)というパッケージ群が提供されてきました。

Enhanced Write Filter(EWF)やFile Base Write FIlter(FBWF)等があります。


WES8では、これらの機能が「EEF」ではなく、

「Lockdown」と「Branding」というカテゴリ名で提供されます。

そのあたりの内容が以下のブログに記載されています(英語ですが...)。

What is lockdown and branding in Windows Embedded Standard 8, and where are my EEFs?



いま、このあたりの記事を読みながら、

Unified Configuration Toolの確認をしようとしているのですが・・・

いろいろはまってます(泣)。

調査結果はまた後ほど。