goo blog サービス終了のお知らせ 

★【 My Biz Blog 】★

興味のあるビジネス情報を伝えていきます♪
(IoT,Azure,Windows 10, etc...)

Windows Thin PC -1-

2011-05-12 20:29:07 | Windows Embedded関連
Windows Embedded Standard 7 SP1がリリースされたばかりですが、

このWES7 SP1をベースにした、シンクライアント用OSがあります。

その名も「Windows Thin PC」。


上記製品のMicrosoftのサイトを見ると、

「既存のPCをThin Client用に転用できる、

 フットプリントの小さい、Windows 7の機能限定版OS」(ほぼ直訳

ということですが・・・。



Microsoft Connectから、

このWindows Thin PCのRC版(Release Candidate=製品候補版)が

ダウンロードできます。

(いつも通りWindows Live IDが必要です)


このRC版は、

・インストール後3日以内にアクティベーションすれば、90日間の評価が可能

・インストール後3日以内にアクティベーションしなければ、30日間の評価が可能

とのことです。



というわけで、早速ダウンロードしてインストールしてみることに。

空いているPCが無かったので、

ターゲットはVirtual PC(Memory:1GByte、Virtual HDD:8GByte)としました。



①ダウンロードしたisoイメージをVirtual PCのディスクドライブにセットし、

 仮想マシンを起動し、DVDブートさせると・・・こんな画面が出ます。

 なお、[Language to install]は英語しか選べません(笑)。





②インストールするか確認されるので、「Install Now」をクリックし、

 インストールを継続します。





③すると、以下のような画面が。

 どっかで見たことある・・・って、Windows Embedded Standard 7で

 IBWでOSイメージを作成しているときに

 同じ背景画像が使われていますよね(笑)





④ライセンス確認画面がでるので、[I accept ...]をクリックし、

 次に進みます。





⑤インストール先のディレクトリを指定します。





⑥インストールが始まるので、しばらく待ちます。





⑦ファイルのコピー等インストールが終わると、OOBEフェーズに移ります。

 コンピュータ名を適当にセットし、次へ進みます。





⑧パスワードも適当にセットし、次へ進みます。





⑨アップデート設定が選択できますので、

 適当に選択し次へ進みます。
 




⑩時刻設定が表示されるので、タイムゾーンや時刻を合わせ

 次へ進みます。




⑪ネットワーク設定が表示されます。

 接続環境に合わせて設定を行い、次へ進みます。





⑫以上でOOBEフェーズは完了です。

 最終設定が完了すると、デスクトップ画面が表示されます!




⑬これがノーマルのWindows Thin PCのデスクトップ画面






次回は、OSをいろいろ動かし、

構成の確認等を行ってみます♪

Windows Embedded Compact 7のMCP試験

2011-05-10 22:04:42 | Windows Embedded関連
3月にWEC7がリリースされましたが、

そのWEC7のMCP試験(MCTS:Microsoft Certified Technology Specialist)が

すでに受験可能になっています。


詳細は⇒コチラ


WES7のMCP試験はまだ英語版しかありませんが、

WEC7の方は日本語で受験できるんですね~。


試験での評価項目を見た感じですが、

Windows Embedded CE 6.0のMCP試験と大きく変わらないように見えます。

「パフォーマンスのテストとプロファイリング」の項目が増えたのかな?


セカンドショットキャンペーンもやってるので、

来月受けてみようと思います



Windows Embedded Standard 7 SP1 -3-

2011-05-01 12:15:24 | Windows Embedded関連

以前の記事Windows Embedded Standard 7 SP1 -1-で、

WEDU(Windows Embedded Developer Update)について記載していました。


英語版のWindows Embeddedのサイトを確認したところ、

WEDUがWES7 SP1に対応したようです。



FAQの記載には、

"WEDU is not supported by Microsoft for evaluation or CTP versions for Windows Embedded Standard."
"WEDU does support the RTM release of Windows Embedded Standard 7 SP1."

となっています。

評価版やCTP版はサポート外ですのでお気を付けください。



WEDUはMicrosoft Download CenterもしくはMSDN Subscription経由で

ダウンロードできます。

Download CenterでのWEDUのダウンロードページはこちら



私の環境でもインストールしてみました。

バージョンが1.0.144.0から1.1.88.0になっていますが、

ツールのGUIや操作方法は変わっていません。


また、前バージョンで設定していた情報は引き継がれます。

WES7 SP1のアップデートチェックのために、

Distribution ShareフォルダをWEDUに登録します。

左側ツリーの[Windows Embedded Standard 7]を選択し、

以下のように設定してください。



x64用のDistribution Shareをインストールされている方は、

そちらのフォルダも登録してみてください。



次に左側ツリーから[Registered Pruducts]を選択し、

Check for Updatesボタンをクリックするだけで、

追加機能などのアップデートがないかを検索してくれます。

(もちろんネットワークに接続されている必要があります。)


SP1インストール直後に実行してみたのですが、

現在すでにDSに対して51個のアップデートがありますね。


セキュリティアップデートやWrite Filter関連のアップデートが見受けられますが、

多くはLanguage Packageです。

通常インストール時は5個しかなかった言語パッケージですが、

さらに30言語追加されます。



Windows Embedded Device Manager 2011

2011-04-02 09:12:04 | Windows Embedded関連
Windows Embedded OSを搭載したデバイスの管理、アップデートを行う

ソリューションが、MSから提供されています。

↓↓↓詳細はこちら↓↓↓
Windows Embedded Device Manager 2011



ITプロフェッショナル向けに提供されている、

デスクトップOSの管理、展開、アップデートを行う

『System Center Configuration Manager 2007』というソリューションがありますが、

これをWindows Embedded向けに機能拡張したものだそうです。


上記ページに4つほどPDFファイル(ホワイトペーパ)が提供されています。

(ただし、全て英語・・・


本ソリューションを導入するには、

Configuration Manager 2007 R2 SP2 or R3 SP2 が必要です。

また、Microsoft SQL Server 2008 Standard Edition も必要です。

また、管理サーバ毎にサーバライセンスと管理対象毎にクライアント管理ライセンスが

必要となるようです。


サーバライセンスのWindows Embedded Device Manager Server 2011は、

325ドルだそうで。

購入はWindows Embeddedの各商社にお問い合わせて見てください。




なお、本ソリューションは以下のOSをサポートしています。

・Windows XP Embedded
・Windows Embedded Standard 2009
・Windows Embedded Standard 7
・Windows Embedded for Point of Service
・Windows Embedded POSReady 2009

⇒デスクトップWindowsをベースにしたOSのみが対象なんですね。

 なのでCEなどは対象ではなりません



Windows Embedded Standard 7 SP1 -2-

2011-03-18 19:29:10 | Windows Embedded関連
今回はWES7 SP1のToolkitをインストールしてみることに。

ウィザードを進めていくだけなので通常特に問題ないんですが、

インストール途中の以下の画面で「Custom」や「Complete」を選んだ場合だけ、

少し注意が必要です。





例えば「Custom」を選んでウィザードを進めると

以下の画面が表示されます。



ここで、Disribution Shareのツリーを展開すると、

WES7のSPなし版や、AMD64bit用DSもインストールする設定ができます。

が、インストールする設定にすると・・・

WES7 SP1 32bit版のDSのインストール後、

AMD64bit用IBWのDVDや、WES7のSPなし版のDVDを入れろって言われます。

用意してなくて、キャンセルボタンを押すと・・・

初めからインストールし直し


ということになるので、気を付けてくださいませ(笑)。


Virtual PCでWES2009を動かす -2-

2011-03-15 18:49:40 | Windows Embedded関連
Virtual PCでOSレスの状態から、

WES2009のOSイメージをハードディスク(vhd)にコピーする前に、

vhdをフォーマットしようと、

 Windows PE 3.0を使ってブート
   ↓
 diskpartを使ってパーティション生成、アクティブ化後、
   ↓
 フォーマット(ファイルシステム:NTFS)

をしたんですが・・・、

なぜかうまくいかない・・・(-_-;)



PE 3.0はWindows 7ベースで、

XPのOSローダであるNTLDRをブートするようにはフォーマットされないのかな?

⇒バタバタ作業してて、ちゃんと調査できず



WES2009はXPベースだから、XPベースのPEを探したんですが・・・

MSDNで見つからない・・・あれれ。


Windows XP embedded SP2のツールキットの1枚目CDは、

XPベースのWindows PEをブートするようになっているそうで、

それを使ってブート⇒vhdをフォーマット。

(XPe SP2の評価版は、現在もMSDNでダウンロード可能でした)

その後WES2009 OSイメージをコピーして再度ブート。

FBA後、無事に起動。

ふぅ・・・、久しぶりだったんで、結構忘れてることが多いかな。


忘れないよう、WES2009の仕事もください


なんて言ってみたり(笑)。





Virtual PCでWES2009を動かす -1-

2011-03-14 08:42:48 | Windows Embedded関連
久しぶりにWES2009を動かしてます。

テスト用にVirtual PC向けのOSイメージを作成しているんですが、

いつもVirtual PCにWindows XPをいれて、

tap.exeを実行してハードウェア情報(PMQファイル)を取得してたんですが・・・、



「Virtual PC 2007 Helper」というマクロコンポーネントがあって、

Virtual PCのpmqを自分で取得しなくても、組み込んでくれるんですね(-_-;)


Virtual PCに対してWES2009のOSイメージを作る手順は、

MSDNの以下のページに詳細が記載されています。

参考にしてください。

Using Virtual PC for Developing and Testing Windows Embedded Standard 2009 Images


Windows Embedded Standard 7 SP1 -1-

2011-03-13 19:30:17 | Windows Embedded関連
余震が続いていますね。

会社に来ていますが、余震の度に窓や壁がミシっと音がするため、

戦々恐々してます。

たくさんの方が命を落とされ、また未だ救助の手を待っている方が

たくさんおられます。

自分のできることは限られますが、

できるだけのことをしたいですね。




さて、WES7 SP1がダウンロードできるようになったので、

早速インストール・・・の前に、

環境をクリーンにしようと、いろいろとアンインストール。

前はWES7⇒WES7 SP1 CTPとインストールしたんですが、

SP1って、ICEやらのTool類は上書きしてるみたい。

OSの機能パッケージが格納されたDS(Distribution Share)フォルダは、

SP1用に作られてました(DSSP1)。

で、アンインストールすると、DSもDSSP1フォルダも削除されてる。

あ、 $OEM$ Folders(独自ファイルをOSイメージに含めるときに使用するフォルダ)は、

ファイルが残っているとアンインストール時に削除されませんでした。

危ない、危ない。あやうく使ってたドライバファイルが消えちゃうところでした(笑)。


で、アンインストールが終わって、念のため再起動させてみたら・・・

WEDU(Windows Embedded Developer Update)が以下のようなメッセージを表示してました。




WEDUは、ツールキットやらDSやらをアップデートしてくれるツールですが、

どうやらWES7のツールキットがインストールされていないと、

ちゃんと警告を出してくれるようですね。


気になって、WEDUのSP1対応がどうなるか調べてみると、

こちらのページに少し説明がありました。

FAQの12番によると、「WEDU will support the RTM release of Windows Embedded Standard 7 SP1」とのことなので、

そのうち対応しますということでしょうか。


現在5つのみ提供されている言語パッケージの追加が、

おそらくWEDU経由になるんじゃないかと思うので、

WEDUの対応状況に関してもチェックしていきます。




Windows Embedded Standard 7 SP1 リリース

2011-03-11 12:40:49 | Windows Embedded関連
これまでCTP版としてリリースされていたWES7 SP1ですが、

ついに正式リリースとなったようです。

詳しくはこちらのブログを参照ください。


MSDNから評価版がダウンロードできます。

ページはこちら


プロダクトキーがないと、30日間しか動きません。

評価版用のプロダクトキーがあると180日間(半年!)動きます。

※ここで言うところのプロダクトキーは、

Image Configuration Editor(ICE)といったToolkitの話。

作成したOSが180日間動作可能とかって意味ではないので

注意してください。


製品版に関しては、Windows Embedded製品の商社(日本には4社あります)に

問い合わせてみてください。