日本共産党 吉岡正史のページ

日本共産党中央委員会・党建設委員会に勤務。時々、思うことをつづります。

安倍首相。この若者たちの声に、こたえられますか?

2015年06月29日 22時23分56秒 | 日記
6月27日、渋谷駅前が、若者たちの聴衆で埋まりました。
SEALDs(シールズ=自由と民主主義のための学生緊急行動)が行った「戦争法案に反対するハチ公前アピール街宣」です。
多くのメディアにも紹介され、話題になったこの街宣。
聴衆の規模だけでなく、マイクを握った若者・学生の訴えの中身も、反響を広げました。
2人の大学4年生の訴えを、紹介します。
言葉が持つ力は、すごい。
安倍首相。
リスクを承知で訴えている、この若者たちの声に、こたえることはできますか?

首相を置いて前にすすむ(小林叶さん・大学4年生)
みなさん知っていますか。日本は世界でトップレベルの先進大国であるはずなのに、1日に100人近くが自殺している。高校、大学の学費は上がっていて、学費のために昼夜必死でバイト。労働者は派遣労働で搾取をされている。

この国は国民をなめています。私たち一人ひとりの生活など、初めからどうでもいいのです。普遍的な人間の尊厳を踏みにじっているのです。

そして、「国民を守るため」といって戦争法案を通そうとしています。どうして信じられますか。もうウソをつくのはやめてください。

つい100年前まで選挙権は常識ではありませんでした。権利を獲得するため、先人たちは血を流しました。そして、言葉を、理想を、命をかけて未来に届けてくれた。

私たちも、自分の意見を発して未来にタイムカプセルを埋めなければいけません。

安倍首相。あなたたちのやっていることはわれわれ人類への、先人への侮辱です。私たちは、あなたを置いて前へ進みます。人間の社会は進歩するのです。近いうちに歴史が証明するでしょう。




未来のためにたたかう(福田和香子さん・大学4年生)
先週の金曜日、毎週行われている抗議行動の様子がテレビで報道されました。それに対して、インターネット上で罵詈雑言を投げかける人たちを尻目に、私は、今日ここに立つことに決めました。私は本気だからです。

私や私の仲間がこの場所にこうやって立つことでどれだけのリスクをしょっているか、想像に難くないはずです。それでも、私がしょいこむリスクよりも、現政権に身を委ねた結果訪れる未来のほうがよっぽど恐ろしく見えるのです。もう人ごとではありません。全ての国民が当事者です。想像力を捨て、目先の利益にとらわれ、独裁的な指導者に首をつながれた、そんな奴隷になりたいですか。

私は今、自分が持つ全ての可能性にかけて、この法案と、そして安倍政権を権力の座から引きずりおろします。

そうすることでしか、受け入れるにふさわしい未来がやってこないからです。1%でも可能性が残っているのなら、私は声をあげることをやめません。



住民分断・対立あおる維新政治、終わらせましょう

2015年05月14日 21時53分33秒 | 日記
大阪の住民投票も、いよいよ終盤です。
大阪市を市民もろとも行政上も地図上からも消し去り、
住民サービスを切り下げる、いわゆる「都」構想。
ウソとごまかしに満ちた構想に、強い憤りを感じます。
そんな中、今日、5月14日付の「しんぶん赤旗」に掲載された記事は、
本当に胸を打つものでした。
党HP上にはアップされていないので、ご紹介します。

対立政治、続けるのか
帝塚山学院大学教授・薬師院仁志さん

橋下市長や維新の会は、学者とそれ以外の人を分断して対立させてきた。学校現場では保護者とか生徒や教師を利害共同体でなくし、対立させる。公務員と民間人を対立させる。つまり、対立を持ち込み二つに分断して、多い方の票を取って多数決で勝ちだっていう。そういう政治をずっと持ちこんできてるんですね。

だけど、まちが発展するっていうのはそういうことじゃない。会長派と社長派が対立し、いがみ合っている会社をすばらしいと思いますか。そうじゃない。そんなことじゃ絶対に発展しないんですよ。

今の大阪は非常にまずい状態です。市民が二つに分かれて争ってる。そんなまちは発展しません。そもそも、市民は大阪市をつぶすかどうかでもめてたわけじゃない。対立なんてなかったんですよ。

もめ事を治めて合意を取るのがリーダーの仕事です。だけど、維新の政治は、もめてなかったところに対立を持ち込んだ。本当に大阪市民が豊かになることを考えてくれているのかなと思います。

私たち学者だって大阪市民です。公務員だって大阪市民なんですよ。民間と大阪府・大阪市・市民が協力しないと大阪の発展なんかないんです。

こんな対立政治をいつまで続けるのか。住民投票では、大阪市をつぶすかどうかも問われますが、人を対立させて、いがみ合わせるような政治をいつまで続けるのか。そういうことも問われると思います。(9日、大阪市で)



その通りだと思います。
橋下さんは、常に何かしらの「敵」をつくり、「対立」を演じ、「改革」をアピールしてきました。
しかし、結果的に大阪の借金は減っていない。
減ったのは、住民サービスです。
さらに、橋下さんたち維新メンバーは、住民投票を第一歩に、安倍さんたちと改憲も展望しています。
5月17日の住民投票は、大阪市の存廃に加え、この国の未来も正面から問われます。
一度、大阪市が廃止されれば、もう二度と、市には戻れません。
心から、よびかけたい。
住民投票で、大阪市をなくす「都」構想に、反対の意思表示を!

自衛隊にも広がる、安倍政権への危惧、共産党支持の流れ

2015年03月08日 10時57分23秒 | 日記
3月7日(土)、定数5の横須賀から県政に挑戦する井坂しんや市議を応援すべく、日本共産党演説会が開催されました。
ご本人の決意表明、党派の違いを超えて井坂市議を応援する勝手連の皆さん、井上哲士・参院議員の演説など、すばらしい演説会でした。
何より驚き、感動したのは、会場で紹介された横須賀基地に努めた元自衛官の方からのメッセージ。
ご紹介します。


「若い時(昭和44年)、神奈川県横須賀市にあります海上自衛隊横須賀教育隊に入隊しました。それから30年間、国と国民を守るべく自衛隊で勤務していました。自衛官の時は使命の自覚、個人の充実、責任の遂行、団結の強化を肝に銘じ、『政治に関与せず』国民の負託に応え、事に臨んでは危険を顧みずの気持ちで過ごしてきました。
ある時は護衛艦に乗り、またある時は対潜哨戒機で通信、電測要員として乗り組み、またある時は外国へ特殊通信員として随行してきました。
自衛隊を退官後も、予備自衛官として15年間、昨年まで訓練に参加してきました。そして東北の震災、広島の災害などにボランティア活動をしたり国民を守るべく過ごしてきました。
ところが、残念なことに昨年、集団的自衛権の問題が発生しました。私や同僚たちの考えが大幅に変わる事がおこりました。
これは私の考えですが、細目はどうあれ、憲法9条と言う立派な柵があるのにもかかわらず、なぜ今更の様に柵を乗り越えて戦争行為を身近にしてしまうのか理解ができません。
今までは守られていましたが、何か大きなテロや戦争行為などの争いが起きた時、政府は集団的自衛権を(自衛隊を海外に派遣する)言い逃れに使うことでしょう。
いま安倍政権の暴走行為を抑えられるのは共産党以外にありません。若い仲間も共産党しかないという考えを持っています。一番大切なことは、今の小さな子どもたち、将来ある若い人たちを危険なことから守らなければなりません。微力ながら私も命ある限り闘います

元海上自衛隊・海曹長
川村純雄」


この間、私のもとにも、学会員の方や自衛隊関係者の方から安倍政権の戦争する国づくりの暴走への危惧・不安が寄せられていましたが、このメッセージに込められた思いや決意の深さに、言いようのない感動を覚えました。

横須賀は、学生時代、民青同盟の活動で何度も足を運んだ地。「基地の町」として自民党が強い足場をもってきたこの地でも、巨大な変化が起こっている…。
20年ぶりの横須賀は、得るもの多い、訪問でした。


阪神・淡路大震災から20年~支え合いの心、さらに広げて

2015年01月17日 18時58分40秒 | 日記
早いものです。あの阪神・淡路大震災から20年。
報道に接するたび、被災地の惨状と悲しみを、昨日のことのように思い出します。

当時、私は大学3年生。
現地から刻々と伝えられる報道の1つひとつに、衝撃を受けました。
当時、民青同盟の仲間だった学生のA君。
いてもたってもいられず、自ら警察に直談判し交通許可証を取得。
「すぐ支援に行こう」と提起してくれました。
震災から1週間後。
A君が用意した軽自動車に支援物資を積み込み、昼夜寝ずの交代で20時間かけ現地に向かいました。
空襲を受けたかのような長田区の焼野原。
その中を、思い出の品など探し歩く被災者の皆さん。
冷たい食べ物が当たり前の被災地で、暖かい炊き出しは喜ばれはしましたが…。
大事な命とともに生活が奪われた被災者の皆さんに、どう声をかけたらいいのか?
自分たちに何ができるのか?
その無力感。悔しさ。忘れることができません。

その後も広がる被災地ボランティア。
いつしか、支援に行った人たちの間で、
「政治の力で、被災者の生活応援を」
が、合言葉となっていきました。
被災地と全国で運動が広がり、政府も否定していた個人補償を認める流れが生まれ、不十分ながら、今日の東日本大震災の被災者支援にも生きています。

もう1つ、大きな流れになったのは、ボランティア活動が根付きはじめたこと。
阪神・淡路大震災は、それまで「社会参加に無関心」とされた若い世代を動かし、
多くの方々がボランティアに立ち上がりました。
2年後に起こった日本海重油流出事故では、阪神・淡路大震災の被災地からも若い人が支援に向かい、全国からのべ30万人と言われるボランティアが活動。
当時、大学院生だった私。現地支援を呼びかけたところ、研究室の教授や仲間からタオルなど多くの物資が寄せられ、本当に感動しました。
この流れは、東日本大震災含め、今も根付き、広がっているように感じます。
支え合ってこそ、助け合ってこそ。
そして、政治を変えてこそ。
震災はなくせなくても、政治の力、人の力で、人災はなくせる。
この広がりを、さらに、本格的なものに!
あの日から20年の今日、心から思います。

悲しみの地から、喜びの地へ ~ 比例候補として結果報告の訴え

2014年12月17日 13時29分15秒 | 日記


投票日の翌日の15日、新宿駅西口で選挙結果を報告する街頭演説が行われました。
初当選となった宮本徹・池内沙織の両衆院議員、そして坂井和歌子、大田朝子、私の比例候補5名が訴えました。
吉良よし子・参院議員も飛び入りで訴えました。

晴天の中、実に気持ちいい結果報告の街頭演説でした。
ネットで街頭演説を知った多くの方がかけつけて下さり、「共産党!」「宮本!」「さおり!」等々のコールが何度も続きました。
本当に感慨深い街頭演説でした。

実は、私は7年前、2007年にもこの地で結果報告の演説を行いました。
国政への初挑戦となった、同年参院選の比例候補としての演説でした。
あの時、東京選挙区で挑戦した田村智子さん(現参院議員)、比例候補だった谷川智行さん(医師)、私の3名の街頭演説でしたが、当時、3名ともに議席に及ばず、くやしい結果を受けての演説でした。
ご自身は気丈に訴えながら、谷川さんの訴えがはじまると、ハンカチで目頭を押さえていた田村さんの姿が忘れられません。

あの悔しさの地で、2度目の比例候補者としての訴えは、東京比例ブロックで18年ぶりの3議席目の獲得、全国でも8議席から21議席へと2・6倍加させる結果を受けての訴えです。
議席に届いた2人も、届かなかった3名も、笑顔あふれる訴え。流れる涙は、うれし涙。
宮本議員も、涙を流しながらの訴え。
聴衆の皆さんも、何人も涙を流している方がいて、議席の重みを実感しました。

訴えにたった6名の演説。とても評判をいただき、動画としてもアップされました。
30分程度で見れるものです。ごらんいただければ幸いです。

私は、再び、党本部で党づくりの仕事に関わります。
お寄せいただいた期待にこたえらる、安倍政権の暴走に対峙できる、強く大きな党をつくる。
この分野で、がんばっていく決意です。

本当にお世話になりました。




歴史的な選挙戦に関われて、とても幸せです

2014年12月15日 23時00分11秒 | 日記
短期決戦が終わりました。
残念ながら、私、吉岡正史は勝利に届きませんでした。
昨年の参院比例で野党第一党となり、
日野・立川の市議選で過去最高得票率を記録した、ここ東京21区で
何としても勝利を、と訴えてきました。
それだけに、皆さんの期待にこたえられず、申し訳ない思いでいっぱいです。

前回に続き、東京21区は2度目の挑戦…
前回比で、得票数は1・6倍、得票率は1・8倍と大きく前進し、
「俺は自民党」という方から、創価学会員の方、無党派の方など、
立場の違う方から次々と応援の声をいただきました。
立川市では、中選挙区時代含め、衆院選では戦後最高の得票数を記録しました。
「安倍政権の暴走ストップを」
立場の違いを超えて寄せて頂いたこの到達点を、次につなげるべく、がんばる決意です。

今回の選挙で、日本共産党は改選8議席を21議席へと2・6倍加させる
躍進をとげることができました。この結果は・・・
●参院に続き予算を伴わない議案提案権がもてる
●党首討論の参加、質問時間の大幅増など、発言機会が大きく増える
●17の常設委員会すべてに議員を配置できる
等々、国会活動を大幅に前進できる議席数です。
衆参あわせた議席数は32!
昨年の参院選に続く前進の重みをかみしめています。

ちなみに、「自民党圧勝」などと報じられていますが、
同党が獲得した比例得票は33%。公明党とあわせても5割に届きません

それでも、3分の2を超える議席を獲得できるのは、小選挙区制のおかげです。
この制度のひどさが本当に目立つ選挙となりました。
東京21区も、選挙区当選につながらなかった死票は6割にも達します
定数1をめぐって、政策ぬきの野合も各地で目立ちました。
小選挙区制度は、民主主義と政党政治を破壊すると痛感しました。

さあ、安倍暴走をストップさせる新たなたたかいがはじまります。
私も、32名の国会議員ベストチームと協力し、
お寄せいただいた要求の実現に全力を尽くす決意です。


他人の子も、自分の子

2014年12月12日 22時34分48秒 | 日記
明日、11月13日は音が出せる選挙戦は最終日。
日付が変わる直前、急きょ「生放送!とことん共産党」の収録が入ったため、
ブログ更新はこれが最後になりそうです。
(ネット生中継となるこの収録の放送は、こちらから見られます)

http://live.nicovideo.jp/watch/lv201600038

「安倍政権は怖い」「暴走を止めて」
何度も、こちらの予想を超えた規模と範囲で、くり返し寄せられた声でした。
これまで、一緒に協力・運動を重ねてきた方、
短期間の今回の選挙で、新たにつながれた方、
新たな共同が次々と生まれる選挙にもなりました。
12月8日、立川駅北口の街頭演説には、宇都宮健児・元日弁連会長が応援にかけつけ、
その場にも、党外の、本当に多くの方がかけつけて下さいました。
安倍政権の暴走を許さない、新たなムーブメントを感じさせる選挙です。
これを、結果に実らせることができるかどうか?
まさに、投票箱のふたがしまるまでの奮闘にかかっています。

選挙中、6月の立川市議選で初当選した若木さなえ市議の応援演説で、
「ご本人は忘れているかもしれませんが」と、
私の言葉で心に残ったと、紹介してくれたものがあります。
「他人の子も、自分の子」
見事に忘れていましたが(笑)
改めて、妙に納得させられた言葉でした。
政治家にとどまらず、すべての人が大切にしてほしい言葉です。

以前、イラクでわが子を亡くした反戦活動家、シンディ・シーハンさんが、
「他の子を殺すため、自分の子を育てたくはない」
とおっしゃったことがあります。
今日まで続いた、アメリカが世界で展開した戦争の本質をつく言葉。
集団的自衛権とは、この道に、日本の子どもたち、若者を送り込む道です。

12月14日に選ばれる議員は、この道に直接、手を下すことに関わります。
2015年は、安倍政権の集団的自衛権行使の具体化をスタートさせる年になる危険があります。
推進する政治家は、戦地に行きません。
行くのは、私たちの子どもたち含む、大事な若者です。
それを推進する議員を選ぶのか?
阻止する議員を選ぶのか?
すべての人に、その選択が問われる。
それが、12月14日です。

そんなことは絶対に許さない。
そのため、この身をかけて、がんばりたい。
最後まで、全力で訴えぬきます。
ぜひ、力をお貸し下さい。

※写真は、12月8日の街頭演説で訴える宇都宮弁護士


「昼寝の達人」

2014年12月11日 21時46分23秒 | 日記
日々、熱い反応が続いています。
安倍政権の暴走への不安、対決しているのは、東京21区で日本共産党・吉岡だけ…。
とてもわかりやすい構図。
同時に、まだ投票するか否か?含め、迷っている状況も、街頭の反応で感じます。
この数日で、結果が大きく変わりうる。
やりがいと、緊張感がみなぎる、終盤のたたかいです。

その中、毎朝、届けられる「おはようニュース」に、胸が熱くなるメッセージが掲載されていました。
ご紹介します。

吉岡正史さんと共に
たすきを掛け、激戦の最前線に立つという激務を不眠不休でこなしながら、なぜこの人はいつでも、これほど爽やかで明快なのか。有権者に党の姿や政策を伝えるのにたけているだけではない。共にたたかっている人たちに勇気と力を与えてくれる人だ。
選対の会議のおり、自身の休養のことが検討された。「私は、大丈夫です。この期間なら突っ走れる。ただし一つだけお願いがあります。昼寝タイムを下さい。十五分で結構。衝立てでもあればどこでもいい」。周囲の評価は昼寝の達人。すぐに寝付いてしまうそうだ。
この人を先頭にして躍進したい。21区でも風穴をこじあけたい。



残された期間はわずかです。
達人ぶりを発揮して、かけぬけます!

※写真は、応援にかけつけた、たたかう噺家弁護士、「八法亭みややっこ」さんと


「こっそり入れたわ」と学会員さん。驚きの反応の数々

2014年12月10日 22時07分12秒 | 日記
とにかく、寄せられる反応が、未体験の選挙です。
安倍政権に対する不安、それに対決する日本共産党への期待が、より切実に、多彩な形で寄せられます。
そのいくつかを紹介すると…

ある駅頭の宣伝では、居酒屋から出てきた従業員さんが、
「うちはブラックなんです。店に置きたいので、チラシを下さい」
と、ブラック企業問題のチラシを束で持ち帰っていきました。

創価学会員さんの反応も次々。
「私は学会員で公明党員だから無理だけど、夫は違うから、共産党と吉岡さんのこと、伝えておくわ」
「学会員メンバーで連れ添って期日前投票に行ったけど、こっそり共産党と吉岡さんに入れたよ」


駅頭で出会った、「俺は自民党だ」という男性の方も、
「安倍首相は戦前の政治家みたいだ。自民党が300議席以上なんて危険だ。今回は、はじめてだが、あんたに入れる」
と、驚きの激励。
この方が、最後に語った話は印象的でした。
「この選挙区は、自民党が2人、いるみたいだな」
とても鋭い…。
自民も、民主も、東京21区の前職の方は、原発再稼働も、集団的自衛権も、沖縄新基地も、消費税増税も、仲良く推進。
はっきりいって、民主が勝っても、安倍政権にとって、痛くもかゆくもない、
そう思えてしまうほど、政策に違いがありません。

とにかく、かつてない、熱い期待が寄せられる選挙です。
昨日、9日の夜、地元、日野の決起集会であいさつしました。
「歴史に残る、のちの世代にも語り草となるような結果をつくりましょう」
躍進の条件をどこまで生かし切れるか?残り5日の奮闘で決まります。
がんばります!


志位委員長・安倍首相が連日登場 ~ 立川駅北口で、自共対決

2014年12月09日 09時25分27秒 | 日記
12月8日、立川駅北口の街頭演説が終わりました。
次々と通行人の足もとまり、人の波は4重・5重に・・・。
ツイッターでも、演説会が話題に。

「帰りがけに志位さんの街頭演説を目撃しました。結構な人だかりでした。共産党人気が高まっているのか?」
「立川すごい人だかりで、自民党かと思ったら共産党の演説やってる!志位さんの演説安定感あるなぁ」
「立川駅で共産が演説やってるけど人凄いわ。動員かけてジジイとババアの群れだろwとか思ったらいる層が全然そんなんじゃない。
動員はかけてんだろうけど、これ共産躍進ってあんなマジで」
「立川北口で志位さんが選挙演説してるー。階段もロータリーも人すごいー。共産党か。志位さんの声は好き。笑」


実は、前日にも立川駅北口で安倍首相が街頭演説を実施しました。
こちらの聴衆は2000名。
私たちの街頭演説は2500名。
「昨年の参院選の立川駅北口志位街宣もすごかったが、今回はもっとすごい」
等々、参加者は口々におっしゃいました。

増税に頼らない道、人間らしい雇用、集団的自衛権の問題・・・
志位委員長の訴えには、何度も「オー」「そうだ!」の掛け声が。
池内さおり比例候補の熱く胸に響く訴えは、志位委員長が「予算委員会で論戦してほしい」と評する、すばらしいものでした。
中央線の事故で遅れて到着した宇都宮健児弁護士は、ユーモアも交えながら、
「共産党は、対決だけでなく対案を持っている点がすばらしい。今日、お集まりの皆さんは票を投じると思いますが、まわりの方にどんどん広げてほしい。私も全力で応援します」
と、心のこもったメッセージを送ってくれました。

私にとっても、元気と勇気をもらえた演説会となりました。
こちれは、私の訴えです。短い中身で、すぐ見られます。ぜひ、ご覧下さい。


バラエティに富んだ、街頭演説

2014年12月07日 22時23分34秒 | 日記
とにかく、今回の選挙は面白い!
街頭では、「俺は自民党」という方、
創価学会員の方、
「去年、はじめて共産党に入れた」という方など、
次々、対話になり、期待を寄せてくれます。
私も、候補者として選挙をたたかうのは5回目ですが、
こういう選挙ははじめてです。

街頭演説の内容も、バリエーションが実に豊か。
豊田イオンモールや私の地元・百草団地では、司会者が質問を寄せて答えるトーク集会型で演説。
質問内容は、ほぼその場の即興。一発勝負の真剣演説。
しかし、反応も上々で、立ち止まって聞いて下さる方も多く、反応も熱い。

本日、7日には東京9区で原純子候補と大泉学園駅前で訴え。
脱原発や秘密保護法反対など一緒に声をあげてきた方々が
「原純子サポーターズ」をつくり、鳴り物などで応援。
最後は「はらじゅんこ」コールが起こるなど、大盛り上がり。

さらに、この日の夜には
医師で参院選・衆院選の比例候補者も担った内科医の谷川智行さんが応援に駆け付けてくれました。
私も、一緒に候補者活動を担った間柄…
「久々の演説です」とおっしゃっていましたが、よく整理された、すばらしい内容でした。

明日、8日には、
志位和夫委員長、
宇都宮健児・前日弁連会長、
池内さおり比例候補(東京12区重複)が、
夕方5時半に立川駅北口で訴えます。
さらに、事前に同地で行うロングラン宣伝には、
落語を披露する弁護士、八方亭みややっこさんも応援に駆け付けます。

本当に、バラエティーに富んで、面白い選挙です。
がんばりがいがあります。

※こちらは、昭島市内での私の訴えです。ぜひご覧ください。


沖縄・高江から届いた、心つなぐメッセージ

2014年12月05日 15時50分22秒 | 日記
選挙戦本番、4日目。
合間をぬって、ブログを書いています。
「安倍政権は怖い」「今回は、共産党にがんばってほしい」
あちこちで、本当に熱い反応が返ってきます。
これまでつながり、一緒に声をあげてきた方、
今回の選挙でつながった方、
どんどん共感と支持の輪が広がっていると痛感します。

本番突入直前、事務所開きでも、この間、新たにつながった方から、
本当にうれしいメッセージが届きました。
沖縄・高江の、住民無視のヘリパッド建設やオスプレイ訓練に反対する運動支援、
原発ゼロの運動などに参加してきた、デザイナー、原田さんのメッセージです。
ちょうど、沖縄・高江で支援運動をしている最中、現地から届きました。
参加者からも感動と共感が多く、寄せられました。
ご紹介します。ぜひ、ご覧下さい。



吉岡さん 衆議院選出馬おめでとうございます。

今、オスプレイのヘリパッド工事に反対する住民による座り込みが続く
沖縄・高江でこの文章を書いています。
ですので、事務書開きにお伺いできず大変残念です。
沖縄に来てみると、衆議院選に関してもすでに地区別に「誰を当選させるべきか」が
明確になっており、それに向けてみんなが行動している印象です。
自分が住む東京では、野党は混乱していて、自分を含め周囲も、誰に/どの党に、
投票するべきかを決め切れないような状況を感じていたので、その早さに驚きました。
沖縄県知事選での翁長さん当選からの「安倍政権NO!」という市民の強い意思が、
衆議院選でも引き続き強いうねりとなっているように思います。
そして、ここ沖縄で「この勢いを本土に繋げて」と何人もの人に言われました。

障害者運動のキャッチフレーズで
「私たち抜きで、私たちのことを決めないで」というものがあります。
私は、この言葉が大好きです。そして、この言葉が民主主義の根幹だとも思います。
高江でも辺野古でも、東京でも福島でも、どの地域でも、
障がいがあっても、認知症であっても、あらゆる年代、国籍を越えて、
そこに暮らす人々すべてが尊重されるべきだと思います。
それはとても大変なことですが、そのめんどくささが民主主義だと思うのです。
切り捨てることは、誰にだってできるのです。

過去を思い返してみて、これほど政治がめざそうとしているものと、
市民が思い描く未来が乖離してしまっているように感じたことはありません。
「どうにもならない」と無力になる人々、
仕事が忙しくてそれを考える余裕もない人々がたくさんいます。
でも、今、私たちの手に政治を取り戻さなければ、いつ取り戻せるのでしょうか。
後戻りの出来ない社会が生まれてしまいそうな恐怖を感じているのは
私だけではないと思います。

そのために吉岡さんにはぜひ当選していただき、政治を市民の手に戻してほしい。
そう強く願います。

今、高江は月が森を照らし、星空が輝き、カエルや虫たちが美しい声で鳴いています。
息を飲む美しさです。この景色をみんなに見てもらいたい。
本当の豊かさはこういうものではないでしょうか。
この豊かさを守るために、高江では8年も24時間の座り込みが続いています。
数や貨幣に置き換えられない、本当の豊かさを大切にする成熟した社会に、
そろそろ日本はシフトしてゆくべきだと思います。
まだ、間に合うと思います。
そのはじまりはこの衆議院選だと思います。

吉岡さん、応援しています。

はらだゆきこ(グラフィックデザイナー/ゆんたく高江)


※写真は、4日、日野市で訴える私です


ご近所の方の涙。何よりの激励。

2014年12月03日 21時27分02秒 | 日記
衆院選2日目、12月3日。
この日は、立川・日野を中心に、15か所で訴えました。
昼すぎには、遠方の江戸川区から、河野ゆりえ都議が応援にかけつけてくれました。
「各党にばらまかれた政党助成金。札束を重ねると、私が毎日、目にするスカイツリーの10倍の高さになる」
ご当地ならではの訴えは、この制度の異常ぶりをよく示すものでした。

私が暮らす、日野市の百草団地での街宣は、とても感動的でした。
既に日が暮れる中、通り過ぎる自動車・バイクから、クラクションや声援が次々。
演説を終えると、遠くから手をふる方が、次々。
団地内の広場では、多くの方が演説を聞きに来て下さいました。
中には、本当に日ごろ、あいさつを交わすご近所の方も…。
その目には、いっぱいの涙が光っていました。
私も、いろんなところで、うれしい激励をいただきますが、
生活する地域でのこうした反応は、言葉にならないほど、うれしいものです。

写真は、高幡不動駅前で訴える、河野都議と私。


「福島の被災地を忘れないで」~被災者から寄せられた涙の訴え

2014年12月02日 22時02分34秒 | 日記
解散・総選挙がはじまりました。
午前中、東京比例ブロックの候補者として、志位委員長の第一声、新宿駅西口から、私の候補者活動がスタートしました。
新宿駅の奥まで続く人の波。
いつしかビックカメラに続くデッキ上にも人があふれ、熱気につつまれました。
立川→昭島→日野と、東京21区全域を回りましたが、
どこでも、今までお会いしたことがない多くの方々から期待の声が寄せられます。
この地域、昨年の参院選比例で自民党に続く第二党、野党第一党になった…。
安倍政権に不安を感じている多くの方からの、期待を切実に感じました。

昭島駅北口の第一声では、福島からの避難生活をしているという女性と出会いました。
演説後、あいさつでまわっていると、目に涙をためながら、
「被災地、福島のことを忘れないでほしい。忘れられるのが一番、辛いんです」
私も、強く、手を握り返しました。
この言葉は、被災地で今も共通して出される声です。
特に福島は、今も汚染水など原発事故の被害が拡大し、収束の展望が見えません。
「先日の公開討論でも、『忘れられるのが一番、辛い』という、その声を訴えてきました。被災地の思いを踏みにじる、原発再稼働や収束宣言は絶対に許せません。被災地支援最優先、そして原発ゼロの日本実現にがんばります」
そうお伝えし、別れました。

先日の公開討論。「収束宣言の撤回を」という私の問いかけに、自民・民主の前衆院議員だったお2人は、撤回の意志を示さず、自民党の方に至っては、「汚染水はコントロールされている」という、あの福島を傷つける発言をくり返しました。
原発再稼働に至っては、2人とも容認・推進です。

今回の選挙は、福島県民の皆さんも結果を切実に見守っています。
この声に、正面から向き合い、こたえる結果をつくるべく、全力でがんばりたい。

写真は、新宿駅西口の第一声の様子です。


得るもの多き公開討論(その4) ~ 原発では住民の声に耳を傾けないのに…

2014年12月01日 22時51分57秒 | 日記
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原発とエネルギーの問題も、大事なやりとりとなりました。

驚いたのは、小田原さんの「再生可能エネルギーを拡大したいが、課題がある」とした話の1つ、バイオマス・・・。
「悪臭などの影響で、住民の理解を得るのが難しく、普及に障害がある」、と発言したうえで、結局、原発が必要で、「地元の人が承認すれば再稼働する」と述べたのです。
これは根本的矛盾です。原発再稼働は、地元住民に留まらず、全国民的に反対が多数を占めているのだから…。こういう時だけ、住民の声を大切にするかのような発言は、あまりにおかしい。

私は、こう言いました。

「小田原さんは、バイオマスが住民理解を得ることが難しいとおっしゃったが、原発こそ理解を得られない。今も12万人を超える避難生活者がいるのに、震災関連死が地震・津波の直接被害で亡くなった人を超えているのに、収束宣言、『汚染水はコントロールできている』発言、そして原発の『ベースロード電源』宣言…。そういう立場に立てることが、信じられない」

「今回の事故だけでなく、事故前も、原発はトラブル続きで稼働率が悪い不安定な電源であり、国家安全保障上もふさわしくない。国民、企業の節電努力は、この間、原発13基分にもなる。原発稼働ゼロ状態がずっと続いているが、電力不足にはなっていない。ドイツは福島事故を教訓に、再生可能エネルギーへと舵をきり、発電割合は00年の6%から今年上半期で3割に急上昇し、新たな雇用と産業につながっている。日本も発電力は潜在的に現在の日本の総発電量の4・5倍あると政府も認めている」

「太陽光・風量・地熱など、総合的に再生可能エネを普及させることが大事であって、重層性が増すほど安定性も増す。当面、5~10年は火力に頼るとしても、急速に再生可能エネルギーに転換することは可能だし、カギは原発ゼロを政府が決断するか否か。その決断なくして、絶対に再生可能エネルギーの普及はすすまない」

私は、震災からの復興に関する討論の場で、
「被災地の皆さんは、『忘れられるのが一番、辛い』と共通しておっしゃる。福島では、その気持ちを加速させているのが、収束宣言。この宣言を撤回すべきだと思うが、どうか?」
と、お2人に質問しましたが…。

「格納容器を安定的に冷却できるようになった、という宣言であって、原発事故が終わったという宣言ではない。誤解が広がっていると思う。もしそうなら謝罪したい」(長島)
この発言は、かなり苦しいと思います。そうであれば、やはり収束宣言そのものの撤回すべきですから…。

小田原さんの発言は、極めてひどい内容でした。
「汚染水の拡大は食い止め、コントロールできている。オリンピックも安心して開催できる」
同様の発言を、福島でできるのでしょうか?

以上が、公開討論のあらましです。
全体として、予定候補者3名の特徴や、政策的な違いがかなり明確となった、大事な機会になったと思います。
重ねて、大事な場を用意いただいたみなさんに、心から感謝を申し上げます。

※以下、討論会の様子が動画でアップされました。ご紹介します。