初日は振るわず、重い気分で迎えた二日目。
朝は、キャンピングカーで寝ていると寒いくらいだったが、昼には暑くなりそうだ。
二日目一発目の第4ステージは登って下るを繰り返す東コース2.2kmを5周回する短いレースで例年、ハイスピードな展開となる。
昨日の散々な結果で、自身のない中、第4ステージがスタート。
まあ、短いレースだし、なんとか最後まで耐えようと開き直って集団の前方でレースを進める。
予想通り、速いペースでレースは進むがなんとか食らいつき、最終周回一段とペースが上がり登りで落ちそうになるが、なりふり構わぬダンシングで集団内でクリア。
最後の下りS字コーナーを抜け、集団内、同タイムでゴール。
よし!あとは最終第5ステージだけ!
レース感が戻ってきたのか、今日は呼吸困難なこともない。
やはり昨日は、久しぶりのレースで、レースってこんなに速かったかな〜とパニックになっていたのかな?
第5ステージは5ステージ中、一番距離が長いフルコース7周の40kmちょっと。
例年、一番落ち着いた展開となるステージだが、今年は落車祭りの荒れたレースに!
そんな中、オヤジは常に集団の前方でレースを進め、後ろではカーボンバイクが宙を舞う集団落車も起こっているのを感じるが巻き込まれる事もなく、中盤。
なんと、ホームストレート登りでオヤジの前でリーダージャージが落車!
なんとか交して踏み直すも集団が乱れる!
横を走っていた総合優勝を争うチームの選手が「リーダーが落ちた!」と叫ぶ。
リーダーが落車下からスピードを落とせと言うのかなと思っていたら、集団の先頭にいる仲間に「行け〜!行け〜!」と叫ぶ。
え〜。。。と思ったが、まあツールでも無いし、いいかとオヤジもダンシングで少し離れた先頭集団に追いつき西ストレートへ!
知らない間に小さくなった先頭集団に残って、ラスト周回へ!
後ろから大樹の後輩のアキトが上がってきたので、アシストしようとするが、前に出る隙間がない。すると後ろからB島田が上がってきたので、ラグナを抜けてラスト2kmアシストしようと前に出て、得意のオラオラ走りで前へ!前へ!
「オラ〜!!」と汚い言葉が飛び交う中、お構いなしに前へ!前へ!
S字カーブの下り、時速60km以上の位置取り合戦!
手の甲や方で牽制しながらアドレナリン出まくりで最終コーナーへ!!
いくつになってもアドレナリン出まくる事は止められないね〜!!
最終コーナーを抜けラスト300m!
右サイドからB島田が抜いていったので、お仕事終了。
スプリントに入るのを後ろから入るのを見ながら集団後方でフィニッシュ!
最後にちょっとはチームに貢献できたかな
今回の5ステージで一番NPパワーが高かった第4ステージラスト周回のラップ。
NPパワー304W、最大心拍数169bpm平均スピード46.6kmは54歳に近いオヤジにはキツイ・・・
結局、個人成績は二日目頑張って挽回したので、192人中、109位。
チーム成績は33チーム中14位と、ちょっと迷惑かけちゃったかな?ってとこですが、
初日の落ち込みとはうってかわって、オヤジもまだまだ走れるかな?と
自信を取り戻して終わることが出来た鈴鹿ロードでした
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