今年もやってきました鈴鹿ロード!
大樹の5ステージ、ジュニアカテゴリー個人総合優勝は昨日お伝えしましたが、今日はレースの模様を。
チームカー1号バナちゃんで前日入り。今年はチームブレイブからの参加もあり、数台で駐車場にもピット設営。
虹奈と大樹は外の方が涼しいとそのまま野宿状態・・・。
そして一日目の始まり!朝晩は涼しいですが日が昇ってくるとやはり鈴鹿は暑いです! 大樹はC35、オヤジはC50で走ります。
オヤジと大樹が参加する5ステージは鈴鹿ロードのオープニングレース!7時45分に40チーム200人以上がスタート!
二日間にわたるロードレース3ステージ、個人TT、チームTT合計距離106.6キロのステージレースの始まりです。
第1ステージはフルコース5周回の29.1キロ。朝一番という事もあり様子をみながらですが、5ステージ中、1勝はしたいと言っている大樹は集団前方で積極的なレースを展開。
オヤジは集団中ほどで流れに乗って走る。朝から年老いたオヤジにはキツいです。。
が、チーム順位がかかっているためそんなことも言ってられないので、ラスト1周から集団前方に移動。
ダンロップカーブを抜ける辺りで集団左サイドから前に上がると先頭付近に大樹の姿が見えた。
そのままS字コーナーを下って最終コーナーへ!
なかなか良い位置だ!大樹が先頭から3番目でホームストレートへ入る!
本人も勝てると思ったと言っていたように、オヤジもこれは第1ステージからとったなと思ったが、絶妙なタイミングで前に出た大樹のスプリントが伸びない!!
次々に交わされ、最後はオヤジにも交わされてゴール・・・。
ジュニアギアでの影響があったようだが、それでも回転で勝たないとどうする!!
これは今回はスプリントでは勝てないと悟った大樹が作戦を変えるようだ。
第1ステージ、オヤジ28位、大樹30位。サカタニメンバーも松ちゃんの3位をはじめ全員前の方で入って、良い滑り出し。
第2ステージは個人TT。東ショートコース1周の2.2キロだ。
スタートしてホームストレートのダラダラ登りを踏み、下りに入っても踏み、最終コーナーを回ってゴールまでとにかく踏み倒さないといけない。
ホームストレートは追風だったが、S字コーナーの下りが向かい風でしんどいし、怖かった。
第1ステージの着順でのスタートとなるので、大樹もオヤジも最後の方でスタート。
ウエアはワンピースに着替えたが、大樹はロードレースと同じ状態のバイクでスタート!
オヤジはもちろん愛車ディーンとエアロヘルメットのバリバリTT仕様でスタート!
しかし、タイムは大樹が2分58秒99で33位、オヤジは3分9秒05で109位
やっぱり、機材より脚ですね・・・。 大樹は31位につけ、オヤジは89位に大きく後退・・・。
そして、いよいよ第3ステージはオヤジの一番嫌いなチームTT!!
フルコースを4周回する23.3キロだが、1周目は先頭交代に加わりなんとかつくが、2周目は先頭に出る脚がなくなってきた・・・。
3周目に入りホームストレートで徐々に離されていく・・・。
”もうあかん・・・。チームに迷惑がかかる・・・。”「俺の事はほっといて、行ってくれ~~・・・・」と3周目に入ってすぐにちぎれる・・・・。
大樹もだいぶ”加減”してくれていましたが、最後まで残れませんでした。。すみません
結局、もう一人もちぎれ、もう一人も最後に少し遅れたようですが、なんとか3人でゴール!
チームTTは3人目のゴールがタイムとなるので、千切れるなら先に千切れないと、3人目になると地獄の苦しみを味わいます・・・
サカタニはトップから3分18秒遅れの22位でゴール。
脚の揃ったメンバーならもっとタイムが良かっただろうにすみません。。。
と、オヤジが脚を引っ張って一日目は終了。
と、ここでリザルトを見ると大樹がジュニアカテゴリーで2位に1分以上の差をつけて個人総合1位となっている。
明日はロードレースが2ステージ。よほどのことがない限り総合優勝は確実だろうとほくそ笑んでバナちゃんに戻った。
一晩明けて、二日目のスタート!
第4ステージは東ショートコース5周、11.2キロの短いクリテリウムの様なステージ。
必然的にハイペースな展開に。
ここでは逃げも何も決まらないだろうと、落車だけに気を付けて無難にこなし、チーム全員、中ほどで無事ゴール。
そして、いよいよ最終ステージへ!
最終ステージはフルコース7週、40.8キロでステージ中最も長い距離で争われる。
ジュニアギアでのスプリントでは勝てないと作戦を変えた大樹が逃げを狙って積極的前でレースを進める。
常に集団前方でレースを運ぶが時折、下がったり、中に入ったりと自分の行きたいところに自由に動き回っている。集団内での位置取りなど良いトレーニングになっているようだ。
そして、中盤に抜け出した一人の選手を追走して大樹がアタック!前に追いついて二人となるが、脚が合わなかったのか暫くして集団に吸収される。
だが、次の周でさらにアタック!今度は一人で逃げるがすぐに吸収された。
後ろから観ていると面白い。。
そしてラスト2周回となる前あたりから集団も活性化!
後ろに下がっていた大樹に「集団が不安定になって来てるから落車が起きるぞ、前に出とけ!」と伝えると「最後にもう一回アタックしてあかんかったら集団に戻るわ」と言って、また集団前方に上がって行った。
そして、ラスト2周目のヘアピンあたりで再度のアタックを試みたが、決まらず。
思った以上の風と、自分でも「自走力が無い!」と言うようにもっとパワートレーニングで自走力をつけろ!!
集団に戻った大樹と最終周回に入り少しペースが上がり縦に伸びた集団内でオヤジは何とか前に出ようと最後の力を振り絞る。
デグナーカーブを抜ける勢いでそのまま集団前方に移動、途中大樹を抜いてそのまま加速!
しばらくして後ろを振り向くと付いてきていると思っていた大樹がいない・・・。
せっかく、アシストしてるのにぃ・・・。
ダンロップカーブからS字の下りをガンガン踏んで、良い位置で最終コーナーを抜けれた!
後はゴールまで踏み倒すだけだ!!
しかし、400mほど先のゴールまでが長い・・・。
ドンドン両サイドから抜かれる・・・。
最後までもがけないぃ・・・。
結局、40位でゴール。。 大樹はオヤジのちょっと後ろでゴール。
5ステージは集団ゴールはすべて同タイムとなるため、無駄なスプリントをしないで無難にゴールしたようだ。
まあ、逃げをうったり積極的なレースをしていたので良いだろう。
全てのステージを終えて、結局、大樹はそのままジュニアカテゴリー個人総合優勝。
オヤジはチームTTで千切れた為、20分のビハインドをくらって133位に。
スクアドラで出場していた弟にも負けてしまった・・・。
チーム成績は16位に終わりました。
まあ、チーム全員ケガもなく終われて楽しい二日間でした。
例年、大きな落車もありますが、今年は無く、最終コーナーのところにも遅れる選手を抜くようにコーンが並んでいてよかったのかも。でも結構、そのコーンを吹っ飛ばして危ない場面もありましたが・・・。
やっぱ、レースは楽しいね!!
レースも終わり大樹をそのまま京都の寮まで送り、家まで帰ったのですが、大樹はもう今日から全日本ステージレース出場の為、岩手県に出発したようです。
ガンバレ大樹!!
←ポチっとお願いします。