昨日はインカレロードの応援に長野へ。
大樹にとっては最後のインカレだ。
4年って早いね〜・・・・
インカレとはご存知のように大学対抗戦。先日の全国大学個人ロードでは2位に終わった大樹。
学校対抗の結果は!
大学対抗なので、1大学最大で8人まで出れるのかな?
早稲田は大樹を入れて4人。昨年3位に入っている中川くんは体調不良で出場していないのが痛い!
決戦の場所は今年も長野県大町市の周回コース。1周約13kmでゴールへ向かっての500m程の登りをはじめ、結構な勾配の峠を含んだアップダウンの続くタフなコースだ。
男子は13周、174kmで争われる。
オヤジ達が朝に到着手ると大樹はヘッドフォンに携帯見ながらアップしていた。
曇っていて気温は低く涼しいが、雲の合間から少し太陽が覗くと蒸し暑い。
男子がアップする中、女子の死闘が繰り広げられ、決着がついたところで男子のスタート。
全国の大学が集結し170人あまりの選手が10時過ぎにスタート。
1周回目は途中までパレード走行だが、そのパレード走行で既に集団落車が発生した実況が流れる・・・
なにをしてるねん・・・と半ば呆れて待っていると1周回目のゴールへの登りを集団が登って来た。
飛び出そうとしている選手もいるが、まだまだ大きな集団のままで通過。
しかし、2周回目には10名程の逃げグループが出来、有力大学は各大学1人は送り込んでおり早稲田も小野君が乗っている。気になるのは京産のエース、中井君が入っていることだが、序盤から中盤にかけてこの逃げグループとメイン集団のタイムギャップ2分〜4分に保ってレースは進む。
蕎麦が実った畑を登るプロトン。中盤は逃げグループとのタイムギャップをキープしてマッタリと進んだ。
レースが動いたのはラスト4周回目あたり。
逃げグループが崩壊し、京産の中井くんの一人逃げとなり集団も活性化、一気に詰にかかる。
ラスト3周を残して集団から2分程のタイムギャップで逃げるが、まだ40km程を一人で逃げるのはキツイ!
集団も一気に活性化!
あっという間に集団は小さくなり追走の20名程のグループが出来、逃げグループからドロップした選手達を飲み込みながら逃げている中井君とのタイムギャップを45秒まで縮め、残り3周で吸収。レースは振り出しに戻った!
「これからやで〜!!」大樹に激を飛ばす!
18名ほどになった先頭集団では様々な動きがある中、残り2周に入る最後の登りで大樹がアタック!!
「行け〜!!」オヤジも興奮最高潮だが、直ぐに吸収されてラスト1周に入る最後の登りで明治の野本君が単独アタック!
そのあとに日大が続く!
メイン集団は20秒遅れほどでジャンを聞きながら最終周回へ!!
これは、まずい・・・
野本君得意のロングアタック!
追う集団内では誰が負うのか?脚を使いたくない。。。などの心理が働き上手くローテーションも機能しなくなる可能性がある。
案の定、差が縮まるどころか開く実況放送が聞こえる。。
残り500m、最後の登りに入る時には追う集団とのタイムギャップは1分以上に開いていた。
そして、そのま明治の野本君が逃げ切ってフィニッシュ!
強い!
続いて一人で追っていた日大の選手がフィニッシュ。
その後に追っていた十数名のグループ内での争いとなり、選手が次々ともがきながら登って来る!
大樹は力尽きたか、8位でのフィニッシュとなった。
最後のインカレに調子も良さそうでかけていただけに悔しいだろうが、これが今の実力。
仕方ない。。
悔しいだろうが悔いは無い走りだったのではないだろうか。
約170人出走で、完走できたのは30名ほど。
早稲田は結局、大樹だけの完走となったが、ギリギリ入賞でポイントをゲット。
トラック競技でも総合3位だったので、追いすがる中央大学を振り切って総合3位の表彰台となりました。
しかし、4年生ではキャプテンとなり、早稲田をこの4年でここまで引っ張ってきた大樹もまあ、よくやったのではないでしょうか。。
特にトラックの団抜きでは、綺麗なローテーションで早稲田新記録も出し、上位入賞は出来なかったものの、来年、再来年と後輩達に継いでいって貰いたいものです。
さあ、次はオヤジも市民で出場するツール・ド・北海道!
台風がちょっと心配ですが、久しぶりの親子揃ってのツール・ド・北海道!
頑張ろう!!