5月26日(金) 10時より、第2回読書会を開催いたしました。
今回読んだ本は、各界に衝撃を与えた伝説のデビュー・エッセイ『さらば国分寺書店のオババ』です。
笑撃のパワーの中に天才的なセンスがキラキラしている、著者・椎名誠のデビュー作です。「昭和軽薄体」なる言葉を生み出し革新的な文体で、その後の作家・エッセイストたちに大きな影響を与えた作品です。
【印象に残った参加者の感想】
・古本屋の稼業の苦労を取り上げた本かしら…と思いましたら、文体が面白くSF的で笑って読み終えました。
・読みやすい文章だったが、内容が難しく感じた。
・風刺のセンスが良く、自分と似通っている考え方だと感じた。
痛快だった、笑いながら読んだ、というように好意的な意見が多くありました。
当時の出来事を思い返された方もいたようで、本の内容と似通ったご自身の経験をお話しされていました。
作者である椎名誠さんご本人とお会いした時のお話もあり、会話が弾んだ回になったと思います。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
次回、第3回読書会は6月23日(金)に開催予定で、
太宰治の『斜陽』について語り合う読書会になります。
資料は市立図書館で準備しており、カウンターで借りる事が出来ます。
次回の開催場所はおあしすミーティングルーム4となります。
次回もご参加お待ちしております!!