陽出る処の書紀

忘れないこの気持ち、綴りたいあの感動──そんな想いをかたちに。葉を見て森を見ないひとの思想録。

映画「ダイ・ハード2」

2009-05-29 | 映画──SF・アクション・戦争



90年作の映画「ダイ・ハード2」
この映画のタイトルを知らない方はいないだろうけど、ブルース・ウィルスの代名詞ともいえるアクション映画の続編ですね。
じつは、しっかり見るのはこれがはじめて。ダイ・ハードは頑固者、しぶとい奴という意味のようですね。危機一髪とか、そういう意味だと思っていたもので。たしかに、殺そうとしても殺せない男、ですね、この主人公。

もう20年近くも前の映画、さすがに彼も若いです。

この映画、とにかく、アクション!アクション!アクション!
しかし、どこかコメディタッチです。

ブルース・ウィルスは、どちらかといえば三枚目。
とにかく、悲惨!悲惨!悲惨!悲惨きわまりないです。
ここぞってときに下手うっちゃったりして、しばしば命の危機にさらされるジョン・マクレーン刑事。腕っぷしはいいんでしょうけど、いつも傷だらけ、いつも息切れ、そしていつも泣きそうになってるのが、もう笑いと悲哀を誘いますよね。
ピンチには陥るけど、絶対にギリギリで死なない。運がいいのだか、悪いのだかわからない男です。

この第二作は、前作から一年後の真冬の空港が舞台。
テロリストがワシントン・ダレス国際空港を占拠。犯人の陸軍大佐は空港の管制機能をうばい、南アフリカの麻薬王の身柄の奪取をもくろむ。現地の署長一派となんとか協力しながら、ロス市警の警部補ジョン・マクレーンは犯人検挙に乗り出す。
空港の上空には妻の乗った旅客機が誘導されずに飛行をつづける。このままでは、燃料切れで墜落する恐れが。はたして、マクレーンは阻止できるのか?

コメディと書きましたが、旅客機一機が墜ちる凄絶な場面もあったりで。

ブルース・ウィルスといえば観たことがあるのは、「アルマゲドン」か「フィフス・エレメント」
後者は音楽のテンポよくヒロイン役がエキセントリックでよかった。ブルースは行動派だけど、ママに頭が上がらない元軍人でしたっけ。

ちなみにこの映画、金曜ゴールデン劇場での放映でしたが、「草食系男子必見」というコピーが笑いました。もっと、雄々しい話かと思ってたんですけどね、ま、こんなものか。


(〇九年五月二十九日)


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