陽出る処の書紀

忘れないこの気持ち、綴りたいあの感動──そんな想いをかたちに。葉を見て森を見ないひとの思想録。

映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3」

2009-07-26 | 映画──SF・アクション・戦争

「バック・トゥ・ザ・フューチャー」は85年の第一作をTVで観たことがありますね。たしか、主人公が自分の両親の青春時代にタイムスリップしてしまう話。
この90年の第三作目は、第二作目と同時製作だったようです。

1885年にスリップした科学者ドクことエメット・ブラウン博士の死を察知した、マーティ・マクフライ。その彼を救うため百年前にタイムスリップするも、タイムマシンのデロリアンは故障。さらには、ドクを銃殺するはずだった、街のならず者ビュフォード・タネンの恨みを買い、決闘を申し込まれてしまう。

タイムトラベルもののおもしろさは、なんといっても生活習慣や文化のギャップ。未来から来た主人公の出で立ちをなじる酒場のやくざ者を、時代遅れだと視聴者が遠巻きに眺めるのが、なんともいえないですね(苦笑)
舞台があたかも西部劇風なのですが、主人公が十九世紀人たちに「荒野の用心棒」主演のクリント・イーストフッドの名を騙ったり、と名作映画へのオマージュも欠かさない。

しかし、このシリーズ気になるのは、おなじ人物が時間をまたいで行き来したり、過去を変えてしまったり、果ては死ぬはずの人物を助けて結婚してしまったり。つっこみどころ満載だと思うのですが。ついでにいうと、同じ顔の人間が一族で過去にも未来にもいたというのも。ま、アニメにもよくあるけど(笑)

主演のマイケル・J・フォックスはティーンエイジャーを演じてるんですが、このときもう二十代だったんですね。三〇歳の若さでパーキンソン病を発病し、俳優業を引退してるようですね。惜しまれます。

監督はロバート・ゼメキス。
そういえば、私、彼の作品をけっこう好んで良く観てますね。「コンタクト」しかり、「フォレスト・ガンプ」しかり。相性がいいのかな。


(〇九年六月十九日)

バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3(1990) - goo 映画

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