陽出る処の書紀

忘れないこの気持ち、綴りたいあの感動──そんな想いをかたちに。葉を見て森を見ないひとの思想録。

四大陸フィギュアスケート選手権2012(一)

2012-02-11 | フィギュアスケート・スポーツ
建国記念の日なのでかしこまった記事でも書きたかったのですが、外出して疲れてしまったので軽めのメニューに。

フィギュアスケート四大陸選手権2012が、米国コロラドスプリングスで開かれています。すでに男子シングルのほうは結果が出ていますね。連覇を狙った高橋大輔選手はSPで三位と出遅れてしまいましたが、四回転を成功させたFSでは二位になり銀メダル獲得。無良崇人選手は五位に、町田樹選手は七位に。優勝したのはやはりというべきか、カナダのパトリック・チャン選手。じつに高橋選手とは総合点で30点近くの開きがあります。三位は米国のロス・マイナー選手。

チャン選手への完敗は致し方ないとしましても、表彰台のもうひとりを日本人で占められなかったのはちょっと悔しいですね。あとの二名は世界選手権には出場しないんですよね。SPでは二位につけた無良選手も、2010年の四大陸では銀メダルだった町田選手も実力はじゅうぶんにあるのに惜しいことこのうえない。日本人は三枠しかないのに層が厚いので、世界の舞台を体験させるためにこのようなかたちになるのでしょう。日本人ランナーがオリンピックに出るためにライヴァルの少ない国へ籍を移すような状況を見ますと、いささか、もったいない気がしますね。

女子シングルはSPのみ。
浅田真央選手は十八番のトリプルアクセルが回転不足とされたようですが、そのほかの要素で稼いで首位からの好スタート。村上佳菜子選手が三位。今井遥選手は十一位とやや表彰台からは遠いところに。二位は米国のアシュリー・ワグナー選手。

2月8日の記事で、浅田選手は「三連覇がかかっている」とありましたが、「三度目の優勝がかかっている」の誤りでした。訂正しておきます。申し訳ありません。

ところで気が早い話ですが、次回の四大陸選手権は大阪で開催されるんですね。


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