映画「メン・イン・ブラック」

宣伝ポスターや予告にだまされてしまう映画はそう少なくないはずですが、勝手ながらこの映画こそ看板に偽りアリだと思ってしまった。しかも、今さらになってです。
本日の映画は、1997年の「メン・イン・ブラック」

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某シネコンで、黒づくめのスーツにグラサンの男がふたり並んでいるポスターがあったのを、よく覚えています。その印象から、マトリックスみたいな犯罪者を追跡する近未来型のサスペンスアクションだと勘違い。蓋を開けてみれば、こんな着ぐるみみたいな異星人とやりあうコメディだったとは（苦笑）
ま、もとが同名のコミックだというから、子供向けもうなづける。

内容は、NYの刑事だった黒人の男が、エイリアンを監視保護する政府の機密機関MIBに入局。ひそかに地球に潜入した凶暴なエイリアンを駆逐するべく、仲間と共に戦うといったもの。
黒人と白人のコンビで、ギャグを飛ばすというパターンは、エディ・マーフィ主演の「アイ・スパイ」でも、視聴済み。
本作のウィル・スミスは、エディほど饒舌でもないし、トミー・リー・ジョーンズのほうに分があったような気がしないでもない。

TV放映で観たのですが、とちゅうでうっかり眠っていまい、肝心の部分は見逃しています。
が、最初の三〇分で集中できるほどのおもしろさが感じられなかったので、たぶんハズレじゃないかと。最後の三〇分をまた観ましたが、観なおしたいなと思うような出来ではなかった。

とはいえ、都市伝説をパロディ化したあたりが受けたようで、続編も2002年に公開されています。

（〇九年八月二十六日）

メン・イン・ブラック(1997) - goo 映画