陽出る処の書紀

忘れないこの気持ち、綴りたいあの感動──そんな想いをかたちに。葉を見て森を見ないひとの思想録。

映画「トランスポーター2」

2011-02-05 | 映画──SF・アクション・戦争
本日の映画は、2005年作の「トランスポーター2」
先週の「トランスポーター」の続編。
結論から言えば、期待はずれでした。

足を洗って堅気の運転手になったフランク。
運んでいるのは、お金持ちの息子。
しかし、その両親は夫婦仲が冷えきっていて、母親はフランクにそれとなく色じかけ。まず、このシチュエーションが嫌でした。
敵方の女ガンマンは、なかなかキワドい恰好ですが、手こずらせたわりにはあっさり退場。すごいメイクですね(苦笑)
その手下のキャラクターなどは類型的。

そして、なにより、「アウトブレイク」など殺人ウイルスを扱った作品を、ここ数日で二本も観たので新鮮味が薄れていました。

前作と細部は異なるがアクションの流れがおなじで、退屈。
ラスボスとの最終決戦は見せ場なのかと思いきや、飛行中のバランスを失ったセスナ機での不安定な肉弾戦というのは、前作のトラックでの攻防と似ている。

そして、前作では渋い年配紳士だったあのフランスの警部さんがお笑い担当になっていて。いくら、休暇で羽目を外したからって、あれはないでしょう。

最後は、フランクが円満が戻った一家に遠慮して立ち去るんですけど、あんなに命がけでワクチンを守ったのに、かわいそうな気がしますね。

主演のジェイソン・ステイサムは、ブルース・ウィルスの後釜なんでしょうか。
監督はひきつづき、ルイ・レテリエ。

(2009年8月17日記事の再掲載)

Louis Leterrier (ルイ・レテリエ) - goo 映画
トランスポーター2 - goo 映画


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 映画「プリティ・ウーマン」 | TOP | No Cross, No Crown──氷上の... »
最新の画像もっと見る

Recent Entries | 映画──SF・アクション・戦争