『今日の出来心』

シンガーソングライター&作詞家“久保田洋司”の365日書き下ろし公開日記です
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力を抜いてギターを弾く。今日の出来心2013年2月23日(土)

2013年02月23日 10時48分58秒 | Weblog

コメントありがとうございます。

あいこさん、松村さんもジョギングが趣味、とおっしゃってますから、ジョギングの話も盛り上がりましたよ。松村さんは、朝5時ごろから起きて、走ってらっしゃると。すごいですね。僕は、夜、のんびりです。そんな松村さんと、僕も出演の大阪公演、お楽しみに。

そんな久保田洋司、ギターを弾きすぎて、バテバテ、というのは、やはり、だいぶ力が入ってるんだろうなと、思うわけです。

普段、なるべく、どこにも力を入れないようにして過ごしていて、ま、海藻みたいな、藻みたいなものなら、いいな、と思ったりするのですが、ギターの練習をしているときは、自分でも気づかないうちに、肩やら、指や腕の関節あたりに、力が入っているんです。

あと、歯ですかね。

弾き終えて、また、藻になっていますと、あ、力が入ってたんだとわかります。

のれんに腕押し、ぬかに釘、馬の耳に念仏、豚に真珠、猫に小判、豆腐にかすがい、犬に論語、蛙の面に水、なしのつぶて、牛の角を蜂が刺す、釈迦に説法、馬耳東風、

こういうの、好きなんですよ。

中でも、犬に論語。

どなたが、犬に向かって、語ってらっしゃるんでしょうね。

釈迦に説法。

痛さとしては、自分が、どなたかに、しきりに、ちょっとえらそうになにか語ってて、やさしく聞いてくださってたその方が、その道の大先生だったと、あとになって知る、みたいな、自分への引き寄せがあります。

力みとか、ダメージとか、ストレスとか、そういうものを、ふっとかわす、のれんのような、ぬかのような、豆腐のようなものでありたいと思うことです。

蛙の面、面白いですね。誰が、こんなことを考えたんでしょうね。

さ、今日も、楽しくギターを弾いて、元気一杯がんばろう。

素敵な一日になりますように。

美しい明日へ心をこめて歌っています。

洋司