『今日の出来心』

シンガーソングライター&作詞家“久保田洋司”の365日書き下ろし公開日記です
since 2000.3.7

2005年4月30日(土)

2005年04月30日 00時00分01秒 | Weblog
というわけで練習を、個人練習をしているよ。
できる曲はと自分に聞いたら、なんでもござれと僕が言う。
実はあせってるところなんだ、明日には出かけなきゃいけない。
4年連続でお世話になってる尾道みなと祭音楽祭に、行くところだと書いたら、僕は、妙宣寺もありますからと、言うかい。僕は、妙宣寺もありますからと、言うかい。

以上、「回り続ける世界で僕らは出会った」収録の「というわけで手紙を書いている」の替え歌でござる。
「というわけで個人練習をしている」であるが、こうなると、「というわけで出来心を書いている」である。

みなと祭と、妙宣寺、これから向かいますので、どうぞよろしくな。

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(っ)シュッ。洋司

2005年4月29日(金)

2005年04月29日 00時00分01秒 | Weblog
早朝より、おもに、催促のあった提出用の詞と譜面書きに終始。合い間に尾道用のメニューについて、あれこれ。
グレッチを久々に出して、感触を確かめる。家での作業は、ずっとギブソンなので、急にグレッチを持つと、非常に重い。音色もだいぶちがうし、まずは色が派手である。ネックが多少細い。
尾道といえば、というところの曲を、おさらい。清水君とは、スケジュールが合わず、一緒にリハーサルができない。ただ、このあいだのライブの時、風邪だと言ってて、ずいぶん鼻声だったのは快復したようで、そこは一安心。あとは、僕たち、個人練習である。そして、お祭のわきのほうで、路上リハーサルとなろう。

妙宣寺は、日蓮宗だとか。
南妙法蓮華経。日蓮は、他の宗派を批判し、来世でなく、現世で救われなくてはならない、と説く。反逆と革命の生涯だったとか。鎌倉幕府は、日蓮こそが邪教であると弾圧。何度も配流、斬首の刑も受けかけている。
打ち続く天変地異、蒙古の襲来など、内憂外患の時代、「なぜ災害が続発するのか?」の問いに「人々が邪宗を信仰しているからだ」と著書の中で。
2日は、妙宣寺さんのご本堂で、歌わせていただく形である。

洋司

2005年4月28日(木)

2005年04月28日 00時00分01秒 | Weblog
必要な睡眠時間というのは、個人差があって、それは遺伝による可能性があるらしい。ハエの遺伝子を調べていてわかったとか。
ナポレオンのように睡眠時間が短くても大丈夫な人もいれば、アインシュタインのように、しっかり眠らないとだめな人もいる。だからといって、俺はアインシュタイン・タイプさと言い張って、必要以上に眠るというのがいいかどうか。三年寝太郎は、寝すぎであろう。

中学の時、徹夜をすると、うれしかった。
そのようなことをNEWSの歌詞にも書いたことがある。
好きなレコードをきいたり、歌詞を書きうつしてみたり、ギターを弾いたり、曲を作ったり、あとは、生徒会の平和記念式典やら、卒業式やらの挨拶を考えるのに、何日も徹夜してたこともあった。新聞配達をしていたことがあるから、そのぶん朝が早かった。

けれども、だれでも、ちゃんと眠るにこしたことはあるまい。
眠りとは、体を休める以上に脳を休めるためにあるという。脳は寝ているあいだにも、いろいろ情報の整理だとかなにかをやっているそうである。脳の小さい動物は、あまり眠らないという。

不眠症は苦しいそうである。
忙しくて、眠れないとか、思い悩んで眠れないとか、眠れない時もあるものである。
脳が大きくなって眠りが必要な動物が、その脳のために眠れないとは。
僕は幸い、よく眠る方である。

洋司

2005年4月27日(水)

2005年04月27日 00時00分01秒 | Weblog
録音快調。
提供物をあわせると、ここ2ヶ月ほどで、十数曲書いて、録音してきているけれど、その間に、自分の方向性というか、次作で取り組むべきことを、だいぶ具体的に見つけられて、本当に良かった。宮沢さんやブレッド&バターのライブはだいぶ刺激になった。

夜は本を読んで、勉強しているけど、机でばたりと眠ってしまうじゃないか。だめな高校生のようである。
清水君から尾道のリハーサルの件でメール。
午前3時ごろに、「そろそろ寝るよ、そちらは、そろそろ起床時間かい?」と。このところ宵っ張りなので、3時ごろは眠っている、とは、へんな書き方な気がする。宵っ張りでも、12時である。
インターネットで古本。下北沢ではさすがに見つけられなかったもの、見つけ、明日明後日には届くと思う。非常に楽しみ。

洋司

2005年4月26日(火)

2005年04月26日 00時00分01秒 | Weblog
コメント、いつもうれしく読ませていただくのである。
ジュリーのバンドのメンバー、レコーディングメンバーだったりするのも興味深い。
大野克夫バンド、最近テレビのCMで、太陽にほえろの音楽をやってたと思うけど、さすがにご本人たちって感じ。
あのドラマの音楽は、ずいぶん皆の血に浸透してると思うのである。
ハミング・バードの古屋さんの車に乗せてもらうと、必ず、そのサントラがかかってて、前を行く一般の方の車が、犯人の車のような気がしてくるのであるから面白い。

井上堯之さんには、FM東京の番組で、ザ・東南西北がごく初期にお世話になったことがある。
井上さんの番組で、井上さんを前にして、生演奏したのである。
僕は、光栄に、というか、どうだぐらいに思ったが、一方では恐れ多いことである。
それにしても、井上さん、ANDYのマスターにそっくりに見えて、びっくりした。
吉田健さんや柴山和彦さんとも、なんどもお会いしたことがある。
踊りながらのキーボードはたぶん、西平彰さんであろう。

ところで、今の20代の人などは、どんな歌を口ずさんで、覚えて、大きくなっただろうね。
それにしても、僕らの子供のころには、カラオケこそ、こんなになかったけれど、唇に歌はあったような。
次作は、そういうところを目指して、作っているつもりである。

洋司