時事通信社が12月8~11日に行った世論調査によれば、改憲の発議を来年の通常国会で行うべきかについて、「反対」が68.4%と7割企画に上がった。「賛成」は20.9%。自民党支持者でも50.6%が反対。安倍政権はなぜそんなに改憲をいそぐのでしょうか?
■ 米軍に抗議もできない、情けない安倍政権
1年前の12月13日に米軍機オスプレイが沖縄県名護市沖で墜落したまさしく同じ12月13日、普天間基地がある宜野湾市の小学校に米軍ヘリの窓枠が落下、児童がけがをしました。翁長県知事はじめ宜野湾市や那覇市など沖縄の10以上の市町村議会が全会一致で「事故原因の究明と安全が確認されるまでの米軍機の飛行停止」を要求していますが、米軍は沖縄県民の当然の要求を拒否して18日から飛行を再開する方針です。
これに対し日本政府は、米軍から「説明を受けていない」(小野寺防衛相)としてまともな抗議もせず、翁長知事から「(飛行再開を止められない政府は)当事者能力がない」と批判されています。