現在、RFX8にはアルテグラWH6700を履かせているが、クリンチャーである。
もともと6700を選んだのは、ロングライドでのパンクで苦労したことが何度かあり、パンクしにくいというチューブレスを試してみたいとの思いからだった。
ただ、ショップの店員は、サラッと「空気がやっぱり良く抜けちゃいますよ」と言うし、ネット上の様々な情報では、装着が非常に大変であったというようなブログなどもたくさんあり、イマイチ踏み切れないでいた。また、チューブレスタイヤの300g近い重さも気になっていて、それもネックになっていた。つまり、はやい話が、なんとなくメンドウだったのだ。
現在、チューブレスタイヤをつくっているメーカーは限られているが、その中の老舗の一つ、IRCから「フォーミュラプロチューブレスライト」なる物が発売されている。
お値段は高めだが、240gというチューブレスとしては最軽量、またネット上では今までのチューブレスよりもかなりハメやすくなっているという。
そこで思い切ってWH6700をチューブレスに切り替えることにした。
タイヤの他に用意したのは、中性洗剤、IRCのチューブレス用タイヤレバー、ハッチンソン製のシーラント剤など。
結論から言うと、
装着自体はクリンチャーより簡単だった。大げさではなく。
これは私のスキルが高い訳ではもちろんなく、タイヤがはめやすいように改良されているのだろう。
少々タイヤ交換の経験のある人ならさほど苦労するとは思えない。
事実、洗剤等の準備の手間を省けば、チューブがない分クリンチャーより早く装着できたと思う。
タイヤレバーは使う必要がなく、素手であっさりはまってしまった。
しかし、はめやすくなった代わりに失った物はないのだろうか?と思わなくもない。
「ほんとにこんなんでいいのか?」と思いながら半信半疑で空気を入れると、パン、パン、パンという破裂音のような音とともにビードが上がり、はまっていくのがわかる。
空気を入れた後、もう一度洗剤スプレーを吹きかけてリムとタイヤの間を調べるが、カニの泡のようにブクブクと空気が漏れているところもない。
一度空気を抜いて、ビードがキチンとはまっていることを確認して、とりあえず7barまで入れて様子を見る。 …抜けている様子はとりあえずない。まあ、数日たってみないと分からないが。
ちなみに、シーラントは入れようと思っていたのだが、すっかり忘れていたので、このまま様子を見ようと思っている。まあ、シーラントを入れるのも賛否両論あるようだし。
このタイヤ、軽量ということでチューブレスのメリットはあるんかいな?と多少の疑念を持ちつつ、午後から試走に出かけてみた。
いままではブリジストンのビコローレという中級タイヤを履いていたが、その全く違う乗り味に大げさでなく驚いた。それは、アルミフレームのバイクからフルカーボンのバイクに乗り換えた時来、いや、それ以上の違いと言っても過言ではない。(ちょっとオーバーかも…)
乗り味のインプレッションはまた次回のエントリーでアップしようと思います。
追記
誰も見ていないと思われるこのブログですが、たまーに見に来ていただける方もいるようで、どうもありがとうございます。コメントなども気が向いたらお寄せ下さいませ。当方ロードバイク勉強中の身でありますので。どんなコメントでもタメになります。
また、MAVICキシリウムSLの後継機、キシリウムSLSがおフランスから入荷したとの連絡がショップから数日前に入りました。税関を通過するのに数日かかるので、2,3日後には届くと思われます。仕事が詰まっているので、こっちの方はいつになるやら分かりませんが、シロートなりのインプレッションも書いていきたいと思います。
抜群に乗り心地いいでしょ?
僕も同じタイヤつかってます!
しかし500キロ走って軽いサイドカットが
2箇所あります、財布に優しくない価格なので
おいそれと買い替えという訳にはいきません・・・
恐る恐る使い続けています。
カットには十分気をつけてくださいね。
はい、次回のエントリーで書こうと思っていましたが、乗り心地が「異次元」ですね。
やっぱり耐久性は・・・という感じですかね。
こればっかりではなく、クリンチャーと両刀使いで行こうと思っています。
現在非常に興味を持っている「チューブレス」でたどり着きました。
扱いにくさでどうしても二の足を踏んでいましたが、このタイヤなら自分でも何とか扱えそうな気がしてきました。
他のページも大変詳しくて分かりやすく、私と同じ目線でインプレされていて、とても好感が持てました。
2本目のホイールもいってしまいましたか…スゴイ探究心ですね(うらやましい!)
わたしも「マドンでジテツウ」のブログをやっております(内容は全然面白くないですが)。時間が有る時にでも覗いてやってください。
チューブレス化は、タイヤ装着の苦労が嫌なので
思いとどまってました。今までタイヤ交換を
4回くらいやりましたが、その度に新品のチューブを
ヤブっちまうは、手に豆は出来るわで。
次のホイールは絶対クリンチャー専用のやつに
しようと思ってました。キシリウムSLを
秘かに狙ってたんです
私もいろんな情報でチューブレスには二の足を踏んでいましたが、ネットなどの情報でこのタイヤははめやすいと判断して踏み切りました。実際にブログに書いたとおりあっさりはまりました。
私も同じくキシリウムSLを狙っていたのですが、もう生産中止らしく、今は在庫を持っているところからしか買えないみたいですね。
そこで後継のSLSにしたのですが、軽くてカラーリングもさわやかで、意外に良かったです。
ホイールは一応TL/CL兼用にしていますが、タイヤは未だにクリンチャーです。
流石にボチボチ試すだけは試そうかと思っている今日この頃です。
「フォーミュラプロチューブレスライト」、寿命はどの程度なんでしょうか?
すみません、お返事遅れました。
2台を交互に乗っていますので、そんなに距離は走ってないのですが、今のところ軽量タイヤにありがちなパンク耐性の低さや減りの速さなどは特に感じてはいません。
ミドルクラスのタイヤよりは劣るでしょうが、ワタシのようなヘビーユーザーでないローダーにはそんなに不満は出ないし、心配なのではないでしょうか。
すみません、ガシガシ使っているわけではないので、今後印象は変わるかもしれませんが・・・。