ローダー@オヤジ 気まぐれブログ

ロードレーサーとカメラが主な内容の、自分の備忘録のようなブログ。
完全不定期更新

リアライト考  レザインフェムトドライブ

2012-10-30 18:10:00 | 日記
私は決して怪しいモンではないが、暗闇の中をロードで走ることが多い。
まだ夜が明けない時間、仕事が終わってからの時間。。。
ちょっと缶コーヒーでも飲みながら街灯の下で休憩でもしていたら、職務質問を受けてもそれほど不思議ではない時間帯に走っていることが多い。

明るい時間の方が乗りやすいに決まっているし、何よりも安全であることは分かっているが、どうしても今のライフサイクルではその時間に乗ることが増えてしまう。それだけでも結構楽しいのだが。

しかし、今までのブログにも書いてきたが、それ故ヘッドライトには拘ってきた。

また、夜走るライダーにとっては、リアライトも考えようによってはフロントライト以上に重要なパーツであるかも知れない。
夜、幹線道路や車の通りの比較的多い道を走った経験のあるライダーなら、車からの視認性を考えたことのない人はいないだろう。果たして自分は認識されているのだろうか?と。
私もそう思って、リアにはFCRから移植したキャットアイの比較的大型のテールライトを使っていた。
しかし、この大型ライトがどうにも今のバイクには野暮ったくて気になっていた。

これです。


もともとごてごてといろんな物をつけるのは好きではなく、普段はサドルバッグもつけていない。(ツール缶に移行)

コンパクトで、デザインも良く、光量も十分なモノがないかと探していたが、やはり行き着くところはフロントライトと同じくレザインになってしまった。

レザインフェムトドライブ

レザイン得意のデザインであるが、何よりもコンパクトで高級感のある仕上げがなかなか良い。ゴムバンド方式であるが、このゴムバンドは極太で、切れる心配はおそらくない。


キャットアイの今までのモノと比べるとずいぶんコンパクトでスポーティーになったと思う。

二つの装着後の画像。



また、ライト自体を押す操作法のため、走りながらの操作もしやすい。
キャットアイは横のボタンを押さなければならず、走りながらの操作は私にはとても危険だった。(走りながら操作してはいけない)
値段もレザインにしてはリーズナブル。
ただ、肝心の視認性はどうだろうか?大きくてLEDが多い分、キャットアイの方が優れているかもしれない。当面、キャットアイの方はカミさんの自転車に取り付けることにする。でも、少しでも危険を感じたらまた戻すかも知れない。(カミさんは夜はまず乗らないので)

デザインは本当はシートポストに合わせて黒の方が良かったかもと思っているが、シートポストもこの先ずっと黒ではないかも知れないので、まあいいかと思っている。


次回は5700系105と6700系アルテグラのブレーキ比較素人インプなどを気が向いたらやってみたい。ネットにはあふれまくっている情報ではあるが、中には本当に両方使ってみて意見を言っているのか疑わしいものも多いように思うので。

実はすでにブレーキもアルテグラに換装済みで、自分なりに(暗闇の中で)けっこう走り込んでいるのである。答えは明白であった。

巷にあふれている105とアルテの違いは、
「完全に自己満足の世界である。違うと言っている人はプラシーボ効果である」
「初期性能は変わらない。違うのは耐久性である」
「レースをしないなら105十分。それどころかティアグラで十分」
という意見が大勢のようだが、はたしてそうだろうか。。。

イクシオン・プロ  マビックホイール専用タイヤ?

2012-10-23 20:57:46 | 日記
マビックホイールの2013モデルチェンジに合わせて、タイヤもグレードアップしたようだ。

イクシオンに「プロ」の名前が付いて、イクシオンプロとなり、軽量化されている。


メーカーのうたい文句通りであれば「ホイールの性能を最大限発揮させるタイヤ」だそうだ。
ホントかな?ただの抱き合わせ商法ではないことを信じたいものである。

タイヤのみで購入しようとすると、「高級タイヤ」の部類に入ってしまう立派な値付けであるので、性能が悪かろうハズはないと思うのだが、「マビックホイールの性能を引き出す」ためにどんな工夫がされているのかが、カタログなどからではよく分からない。

別のタイヤだとホイールのパフォーマンスが落ちるのだろうか?
また、このタイヤを別のホイールにつけたら何かマズイことでもあるのだろうか?
このあたりはちゃんと説明のほしいところである。

すでにこのタイヤでの走行も700㎞に達しようとしているが、私が今まで使ってきたクリンチャーの中級タイヤ(ビコローレやRR2など)と比べると、乗り心地に劇的変化はないものの、転がり抵抗は明らかに少なく、タイヤの軽量化(190グラム)と合わせて、こぎ出しはメチャメチャ「軽い」。ハンドリングも軽い。ただ、ホイールのリムも相当軽いので、どっちの効果が大きいのかははっきり言って分からない。

タイヤを替えて検証すれば何かが分かるかも知れないが、さすがにそれはメンドウだし、そこまでして知りたいとも思わない。

また、完全なスリックではなく、溝が切ってあるので、多分排水性はそれなりに良く、雨の日にずるずる滑って仕方ないということもなさそうである。また、パターンノイズなどは全くない。

パンク耐性も上がっているということだが、確かにまだパンクはしていない。しかしこれはもっと乗り込んでみないと分からないだろう。

前輪と後輪の役割は違うので、前輪用と後輪用で専用設計されているというのは理屈の上では理解できるが、使う側からすると、これははっきり言って「メンドウ」なことである。マビックからの事前のアナウンスかウワサか分からないが、イクシオンは新型になる際に前後同じタイヤになるという話があったような気がしていたが、やはりそれは気のせい(ガセ)だった。。。

このタイヤが派手なバーストをしたり、すり減って交換時期が来たら、また純正にするか、別のタイヤを選択するか悩みどころである。

ま、私は所詮レースには出ない貧脚ホビーライダーなので、限界性能は求めていないし、軽くてよく転がってくれてパンクに強ければ何でも良いのかもしれない。

しばらくクリンチャーに乗っていたので、昨日久しぶりにチューブレスをセットした。
アルテグラホイール+軽量チューブレスはクリンチャーとは全く違う独特の走行感があることを改めて感じた。同じ自転車のタイヤだが、ホントに全てが違う。
乗り心地、ハンドリング、グリップ感、ロードインフォメーション、そしてサウンド・・・。ゆっくり走っていてもはっきり分かる。

どちらが優れているという訳ではなく、全てが違うことが面白い。

FCR2の功罪

2012-10-22 11:07:10 | 日記
現在我が家には、3台の自転車がある。
一台は息子の通学用自転車。
もう一台は完全に趣味で乗っているアンカーRFX8
もう一台は趣味と実用とカミさんのお気に入りの電動アシスト自転車ハリヤ


一時期、前のメインマシンだったジャイアントのFCR2とRFX8は共存していた。
FCRは息子に譲るつもりだったが、私の身長は172㎝、息子は180㎝オーバー。
サイズが全然合わないので、設置スペースもないことだし、処分してしまうことにした。



初めて乗った(フラットバー)ロードのFCRは、色々なことを教えてくれたが、RFX8に乗って初めて「ああ、こういう性格の自転車だったんだ」と思うこともたくさんある。

そもそもなぜFCR2を選んだのか。
・総予算が10万円程だった。
・ジャイアントにはお値打ち感があった。
・ドロップハンドルに抵抗感があった。
・カラーリングが好みだった。
・軽かった
・エスケープシリーズはいやだった。(隣の家にエスケープが2台あった…)

以上のような理由である。その時はろくに知識もなく、フレームの素材やパーツなどにはほとんどこだわりがなく、店に居並ぶ50万円近くする高級ロードは視界に入らなかった。

一応自動二輪には乗っていたが、自転車はそれまでママチャリ程度しか経験がなかったので、FCRに初めて乗ったとき、「なんて軽くて、速いんだ」と思った。
それだけでもう満足。唯一サドルだけは尻が痛くなって交換した。

FCRはアルミフレームである。TCRベースのフレームだが、どちらかというとTTバイクスタイルで、長距離走行はあまり考慮されていないのだろう。路面の凹凸はダイレクトに身体に伝わってきて、良く言えばダイレクト感が高くリニアな乗り心地、悪く言えばガチガチでしなやかな上質な乗り心地のフレームに乗り慣れている人は、乗った瞬間に「無理」と思うだろう。
しかし、FCRしか知らなかった私は、「ロードはこういう乗り物だ」と、大して不満にも思わず、乗り続けていた。50㎞くらい走ると腕がしびれてきたが、それもだんだん慣れてきた。

何だかんだで2年近くサドル以外はホイールも何も変えずに乗り続けて、やっぱりドロップハンドルに乗りたい、もっと軽量なカーボンバイクに乗ってみたい、等と思い始め、フルカーボンフレームでは手に入れやすく、日本人も安心?のアンカーブランドを選択した。

RFX8に乗って始めに思ったことは、ただ一言「こんなに乗り心地って違うモンなの?」である。カーボンは「軽さ」が最大の売りで、乗り心地などそうそう変わるモンではないだろう、変わったとしても私には分からないだろう、などと思っていた。

後から調べると、このRFX8と言うモデルはコンフォートタイプで快適性優先、ロングライド向きのフレームで、ピュアレーサーのハードタイプではないようだが、それだけによけいにFCRとの乗り心地の差異が際立った。
何しろどれだけ乗っても尻も痛くならないし、腕もしびれない。何よりも軽いのでどこまででも走っていきたくなるし、乗った後の疲れも少ない。

今までは休日ライドだったが、今では出勤前にも乗っている。通勤に使いたいが、盗難が怖いのでそれはやっていないが。

そこで、いらん欲望が芽生えてしまった。
現在の性能に不満がある訳ではない、いや、すでにオーバースペックであるのに、
もっと軽いホイールを履けばもっと快適ではないのか?
コンポをアップグレードすれば変速もさらに気持ちよくなるのではないか?
コンポが105?まだ上にアルテグラとデュラエースって言うのがあるじゃないか…

そしてハマっていく定番のコース
ホイール交換→タイヤ交換→コンポ交換→その他のパーツ交換→さらに軽いホイールへ…
という無限ループへと突入した。

まあ、小遣いが多くはないので、その範囲でやれることは限られているが、そろそろ10万キロをオーバーして10年近く乗っている車の買い換えをためらっているのも事実である(笑
ともかく、FCRは私を沼の世界に誘ってくれた恩人(罪人)なのである。

さらにアルテグラ化 = 自己満足の世界

2012-10-12 16:36:12 | 日記
ホイールを換えたら乗り味が変わった。軽さも変わった。タイヤも然り。
しかし、コンポの交換は分かりにくいし、レーサーでもない限り速さには直結しにくい。
つまり、私のようなホビーライダーには、コンポーネントの選択や交換は自己満足の要素が大きいのだろう。

何か趣味性の高い物を購入するとき、機能性はもちろん大事だが、やっぱり見た目が気に入ったモノでないと後々後悔するときも多い。

アルテグラ6700系は格好悪い、前モデルの方がまし、という人もいるが、私には105よりもずっと機能美を感じるし、色も渋くて好みである。デュラエース7000系も好きだが、いくら何でも高すぎておいそれとは手が出ない。
また、そもそもシマノよりもカンパの方が通好みのようだが、どこが良いのか私にはさっぱり分からない。

と、いうことで、しばらく前に購入して置きっぱなしだったアルテグラのコンパクトクランクを今日装着した。BBもFDも換えていないので、ごく短時間の作業だった。


アルテグラのクランクセットは105よりも重厚で、重心も低くなったように見える。
しかし、持ち比べてみると105より明らかに軽い。また、真っ黒でなく、微妙なグレーという色もなかなか良い。

ブレーキ、STI、BB、FD、ペダルを交換するとフルアルテとなるが、ホイール買ったりして散財しすぎたので、しばらくこのまま乗り込んでみようと思う。
ただし、ブレーキはアルテに早めにしたいと思っている。

今日、自転車屋の兄さんと話していたら、デュラも11速化したので、アルテグラも11速化するのは既定路線で、時間の問題だろうということだった。多分その通りなのだろう。いったいどんなデザインで登場するのか楽しみである。

しかし、デュラ9000系のこのクランクの造形は、私にはいただけない。

理詰めでこういう形になったのだろうが、アンバランスでいびつにみえてしまう。これなら7000系のほうがずっと魅力的なデザインだと思ってしまう。
ただし、本物を見たら印象は変わるかもしれないが。。。

まあ、これは純粋なレース用のパーツだと思うし、レースを本格的にしている人はデザインの好みなど言っている場合ではないんでしょうな。

IRC フォーミュラプロチューブレスライト 再インプ

2012-10-08 19:21:03 | 日記
 今日は、天気も良く、また午前、午後とツーリング程ではないが、ポタリングに出かけた。
 先日交換したリア周りの駆動系のセッテイングをもう少し煮詰めて気持ちよくできないかという目的もあった。まだわずかにシフトアップ時のショックが大きいような気がするので。。。

 実は、種類の違う2セットのホイール・スプロケを交換しながら乗るときに、いちいちRDの調整が必要なのか?と、少し不安だった。
 実際、キシリウムで調整してからアルテグラを履いたとき、チェーンが脱落してしまった。なんてこった!と思ったが、よく考えたら、アルテグラの方にスプロケ装着の際にスペーサーを入れるのを忘れていた。 マビックは専用のスペーサー+スプロケ付属のスペーサーの2つのスペーサーが必要なのだが、アルテグラの場合、専用のスペーサーはなく、おそらく8、9S等に対応できるように入っているスペーサーなのだろう(自信なし)。

 経験者はとっくにご存じのことだったと思うが、まあ、そんなこんなで無調整で2つのホイールを交換できることを知り、その日の気分次第で気軽に換装できることが妙に嬉しくなってしまった。

 現在、キシリウムにはアルテグラのスプロケ、アルテグラには105のスプロケが付いている。前にも書いたが、シフト感覚は体感できるほど変わらないだろうと思っていたのだが、結構違う。多分思い込みではないと思う。
 最も顕著なのがシフトダウンの時。スプロケがアルテグラの方は変速したのが分からないくらい「無音」で、ヌルッ、ヌルッっと変わっていく。対する105はカチャッ、カチャッとメカメカしい音がする。ちなみにオイルは同じものを使っているし、105の歯もほとんどすり減っていない。
 では、どっちが良いか?実用上は正直どっちでも良いし、好みの問題だと思う。(後は耐久性とか、見栄とか・・・)。個人的には、慣れてしまえばヌメッとしたアルテグラの変速は嫌いではない。人によっては105の確実な変速フィーリングが好みだという人がいても当然だとは思う。

 それにしても、IRCフォーミュラプロチューブレスライト、乗れば乗る程長距離を走りたくなる。空気圧を7.5barから6.5barに落としてみたら、まあ、その乗りごごちの快適なこと。それでいて、もっさり感というか軽快感はそれほど変わらない。平地巡航であれば全く問題ない。極端な話だが、試しに5.0barまで落として走ってみたが、普通に走れてしまうのには驚いた。(ちなみに私は現在66㎏。自転車本格的に乗り始めて5㎏ぐらいやせた。90㎏ぐらいあったら5barは無理かもしれんね)
 
 シーラントは持っているが入れていない。手ではめられることが分かったので、出先でパンクしてもパッチと石けん水とビードを上げるためのCO2インフレーターがあればいいかなという判断)
 また、「チューブレスタイヤはよく空気が抜ける」とも聞いていた。7barで2週間程放置しておいたが、5.5ぐらいまで落ちていた。が、これは普通のクリンチャー並みではないか。おまけにシーラントも入れていないのだから、立派なモノである。

 耐久性は高くはなさそうだが、かなり優秀なタイヤであると思う。同じような値段を出すなら、私はこのタイヤをもう一度買うと思う。ただ、ロードバイクのチューブレス分野はまだまだこれからの部分が多く、さらに高性能で安価なタイヤが発売される可能性も大きい。
 
 チューブレス対応ホイールを履いている人で、クリンチャーを使っている人は多いと思う。というかそっちの方が多いのではないだろうか。「出先でパンクしたらはめるのが大変」「高い」「重い」「使い慣れているクリンチャーの方が安心」など、ネガティブな要素があるためだと思うが、「高い」以外は相当良いレベルまで来ているのではないだろうか。
まあ「高い」が一番の問題なのだろうが・・・。

 アルテグラのシフトフィールの良さと、もともとメカを自分で弄るのが好きな性分のため、やっぱりこんなものを入手してしまった。


 6700系のデザインは賛否両論のようだが、このグロッシーグレーのクランクは私は105より好きだ。また忙しくなるので、取り付けはいつになるやら分からないけど。

PS マビックの新純正タイヤ?である「イクシオン・プロ」のレポートをそのうちにと   思っています。