ローダー@オヤジ 気まぐれブログ

ロードレーサーとカメラが主な内容の、自分の備忘録のようなブログ。
完全不定期更新

キャノンデールCAAD8 ~パーツレビュー⑥~

2013-08-11 22:32:24 | 日記
カミさん用に購入したCAAD8。
ソラ仕様だったが、現在はフルアルテ(6700)で、フレーム以外は総取っ替え状態である(^^;)
フレームをパーツと言っていいのか分からないが、はじめの頃に乗ったときと今では多少印象が違うので、再レビューをしてみたい。

もちろんカミさん用のバイクだが、思いの他、というか乗れば乗るほどCAAD8をワタシが気に入ってしまい、乗り出す比率はRFX8とほぼ同じくらいである。



RFX8は乗り心地が良いと言われているが、まあ確かに悪くない。
CAAD8はアルミで「硬い」というイメージがあるかも知れないが、ワタシの印象では全くそんなことはなく、RFX8と振動吸収性はあまり変わらない。
多少RFX8の方がしっとり感があり、CAAD8はシャッキリ感があるというくらいだが、ワタシにとっては微々たる違いである。

このへんや、

このへんの造形が乗り心地に効いているのかもしれない。


CAAD8は直進性が良く、安定した印象がある。しかし、モッサリした感じはなく、踏めば踏んだだけダイレクトに前に出る。このあたりがRFX8と一番違うと感じる部分で、RFX8はハンドリングはとても軽く、クイックな感じ。またグッと踏んだときにややBBとその後方あたりが撓るような感じがする。
脚力がある人、トルク型の人はたぶんCAAD8の方が速く走れるかも知れない。

CAAD8の重さは約8キロ。RFX8は約7キロ。
持ったときはRFX8に比べてそれなりの重さは感じるが、乗ってしまえば重さの違いはほとんど感じない。ただし、登りは圧倒的にRFX8の方がラク。

CAAD8にはチューブレスを履かせてあるので、多少乗り心地はマイルドになっているかもしれないし、パーツのアッセンブルも違うので、純粋なフレームの評価はできないが、乗れば乗るほど気に入ってきてしまったというのが偽らざる心境である。

1日に200キロ以上走るのならRFX8は俄然有利だろうが、それ以下であればパーツアッセンブルも含め、まさに好みの問題でしかないのだろう。
カーボンだからとかアルミだからとか、○○万円以上だからとか以下とか関係なく、低価格でも良い物は良いし、ロード本来の軽快さ、爽快感、スピード感などは十分味わえる。

CAAD8は「価格のわりに」ではなく、絶対的に優れた、キチンとしたフレームであると思う。


CAAD10にも一度乗ってみたいモンだ。



盗難車、その後  ~ことの顛末~

2013-08-10 07:23:32 | 日記
もう半年ほど前のある雨の夜「これ」が忽然と自宅車庫から消えた。



不幸中の幸いで車両保険に入っていたので保険金がおり、これを購入した。



FJクルーザーは気に入ってはいるが、ランクル100とはいろんな意味で「車各」が違う。しかし、保険金のみではランクルは買えないのが現実であるのだ。

先日、突然関西圏の「○○県警」の「△△さん」という方から電話がかかってきた。

要は車の窃盗犯を現行犯で逮捕したところ、愛知県□□市◇◇町(私の住まい)で白いランクルを半年程前に盗ったと、余罪をゲロしたというのである。何と、その○○県警の△△さんは、犯人の言うがままにその場所まで案内させたという。
ワタシは当然盗難届は出していたので、○○県警から愛知県警に照会があり、その場所もピッタリだったので、余罪が証明されたということらしい。

犯人はやはり車は即売却し、今は多分中東あたりで真価?を発揮しているのではということだった。
「一応損害賠償請求されますか?」と聞いてくれたが、保険を使った時点で車の保有者は保険会社になっているので、その旨を伝え、○○県警の△△さんに丁重にお礼を言って電話を切った。

犯人のことも少し教えてくれたが、実行犯は1人だが当然背後には闇のブローカーがいるのは100%であるということだった。

これで私の心もスッキリ!とはいかず、何か複雑な心境になってしまった。

アルテグラ6870Di2発表  ~電動化はどこまですすむ?~

2013-07-31 20:54:12 | 日記
かなり前のエントリーで銀塩カメラがデジタルカメラに置き換わっていく過程と、デジタルカメラの進化についての私見を書いた。

今ではカメラは一部のマニアを除き、デジタルが当たり前である。
しかもデジカメはまだまだ進化の途上でもある。

画質特性、保存性、パソコンとの親和性、どれをとってもデジカメが銀塩を凌駕している。
すでに銀塩カメラを開発しているメーカーはほとんどない。

ワタシがロードバイクに興味を持ったのは、人力のみでこんなにも速く快適に走れることに素直に感動したことと、パーツを自分の好みで組み合わせられたり、自分で組み立て、メンテナンスできたりすることが面白かったからである。

つまり、ブラックボックスのない純粋にメカニカルな部分に魅入られたのだ。

実は先日、行きつけ(というほどでもないが)のプロショップでアルテグラ6770Di2を搭載したロードの試乗をした。今更だが・・・。

自分から進んで試乗したわけではなく、店員に「ぜひ一度試してみて」と言われたからだ。
操作方法はだいたい分かっていたので、すぐに20分くらい走ってみた。

感想は特になし。というか想像していたとおり。

シフトは完全にスイッチで、変速はスムーズだが無機質感が漂う。
スイッチを押すのだから手動だが、なぜかオートマチックな匂いがする。どちらが良い、悪いではないだろう。
好みの問題であると思う。

デジカメと同じように将来の伸びしろが大きく、可能性があるのは電動だろう。
最近はこんなのが発表された。

これはとても売れそうな気がする。
いや、間違いなく売れるだろう。

しかし、私的にはやはり電動シフトは×なのである。
電池がなければシフトしない、まともに動かないというのが許せない。

コンピュータでシフトスピードなどをコントロールできたりするのもなぜか気に入らない。
自転車はやはり自転車で、全てを自分で転がす(動かす)ことに意味があると私は思っている。
ただし、電動派を否定する気は全くない。

確かに便利で将来性もあるので、電動シフトはデジカメ化するのだろうか?

私的にはカメラとはちょっと事情が違うと思う。
メカニカルシフトが銀塩カメラ化して消滅していくことはまずないだろう。

なぜなら「自転車」はやっぱり「自転車」にすぎないからである。

・・・意味不明ですいません(^^;)



エクステンザRR1-SL(後編)  ~パーツレビュー⑤’~

2013-07-21 16:56:19 | 日記
いきなりのチューブ破裂で出鼻をくじかれたものの、交換したチューブは今のところ問題なし。正直パンクはイヤだが、恐る恐る走っても本末転倒なので、タイヤ装着後、普段通りに乗っている。



いろんなロード乗りの方々のブログなどを拝見していると、「プラシーボ効果」という言葉がしばしば出てくる。「思い込み」のようなものであるだろうか。
まあ、ワタシの過去記事の中にもそれに該当するようなモノはいくつもあるだろうとは思う。
しかし、今回ははっきり体感できたような気がする。←すでに「気がする」時点でプラシーボ・・・?

まずはやはり「軽さ」。
おそらく軽さの違いは体感できないだろうと思っていたが、踏みだし、巡航、上り坂、ハンドリング、総じて軽くなったと感じることができたのは自分でも驚きだった。
鈍感なワタシでも感じられるのだから、きっとほとんどの人はワタシ以上に体感できるだろう。
数十gの違いだけでなく、転がり抵抗とかいろいろ違うのかも知れないが、定量化できない以上、あくまでも主観の域を出ないわけだが・・・。
速くなったかどうかは分からないが、「楽になった」ことは確かである。

次に「乗り心地」
軽快感が上がったことで、荒れた路面などではややバンピーになるかなと思っていたが、特にそんなこともなく、しっとりとしてやや良くなった感じである。感覚的にはチューブレスの乗り味に近くなった。薄いチューブとタイヤで空気量が増えたせいだろうか。
あと、はっきりとわかるのは走行音の変化。
「ゴーッ」から「シャーッ」になり、音量は小さくなった。
まあ、これらもシロートでは定量化はできない要素ばかりではあるが・・・。

と、まあ全て良かったことにしたいわけだが(笑、一応自分なりに正直な感想である。

しかし、長期的に見ればネガな要素もいろいろあるだろう。
パンクリスクは大きくなっているだろうし、タイヤの減りも速いだろう。

しかし、ワタシは極端に距離を乗るようなストイックなヘビーユーザーではない。
ロードバイクに乗る楽しみが半分、弄る楽しみが半分のオヤジライダーである。
であるから、様々なことを試してみたいのである。

そして、チューブとタイヤの走りに与える影響はけっして小さくないと思う。
ホイールまでセットで「足回り」と考えると、ロードバイク1台分の総予算のうち、足回りに3分の1以上かけてもいいんじゃないかと思う程である。

しばらくはこの組み合わせで行く予定。マビックには悪いが、ワタシには純正よりもかなり快適である。
剛脚の決戦用セットこそ貧脚の普段使いにふさわしいという結論が導かれたのであった。



エクステンザRR1-SL(前編)  ~パーツレビュー⑤~

2013-07-19 22:09:46 | 日記
キシリウムSLSにはじめからセットされていたタイヤ「イクシオン・プロ」
正直、何か不満があるというわけではなかった。
あえて言うなら前後でローテーションができないことと、1本6000円超という高価な値付けくらいか。

タイヤのメーカーはいろいろあるが、どこのメーカーからも大抵は「軽量モデル」という決戦用と思しきタイヤがラインナップされている。
中には「ヒルクライム専用」として150g程度のモノまであったりする。

軽量モデルは当然何かを犠牲にしている。
その多くは「耐久性」「耐パンク性」「価格」などであろうか。

ワタシはレースには出ないし、ヒルクライムがメチャメチャ好きだというわけでもない。
しかし、「軽量タイヤ」を一度は味わってみたい。
ただし、パンクはできるだけ勘弁してほしい。

というわけでこれを買ってしまった。

ブリジストンのエクステンザRR1-SLである。
パンクベルトを備えつつ、軽量化したモデル。公称180gである。

ちなみにこんな豪華なパッケージで高価格に拍車をかけていたりする(笑


これは通販ではなくプロショップで購入した。
やっぱりパンクしやすいか?普段履きには無理があるか?等と聞くと、
「パンクしやすいと言うこともないし、ウチのスタッフも普通にこれを履いてるの多いですよ」との返事。

そしてお買い上げ。
180gということだったが、実測では170g台だった。

これでチューブはR’AIR、タイヤはRR1SLという平地をポタポタ走るには明らかにオーバースペックの、「超決戦仕様」の足回りができた。

・・・何のため?
「道楽のためです!」
(キッパリ)

さて、引っ張りに引っ張ってきたが、これはインプレのエントリーなので、インプレを次回に(爆

一言だけ。
「タイヤをなめちゃーイケマセン!」
とあらためて思ったとだけ。

続く・・・のか?