ローダー@オヤジ 気まぐれブログ

ロードレーサーとカメラが主な内容の、自分の備忘録のようなブログ。
完全不定期更新

FJクルーザー  ~プラドとの100万円の差はどこに?~

2013-02-22 09:36:07 | 日記
プラドは2700CCと4000CCの設定がある。
売れ筋は2700ccの方みたいだが、FJクルーザーには4000ccの設定しかない。

4000cc同士の車両本体価格で比較すると、大雑把に言って約100万円くらいの差がある。
その差は・・・
まあ、写真を見れば一目瞭然なんだが。

FJクルーザーの内装


VS

ランクルプラドの内装


・・・ということである。

メカニカルな部分はほとんど共通しているので、価格差は内装のクオリティーなどにモロに反映されている。
厳密にはプラドの方がメカニカル部分も機能が若干多いのだが。

実際、ランクル100に乗っていた経験から、プラドの方が乗っていても快適だろうし、いろいろと便利だろう。
FJにはオートエアコンもないし、シートは防水タイプという名のチープな質感のもの。
今やコンパクトカーにもついている、スマートキーのシステムもない。

インパネはみての通り絶壁で、モロにプラスチックがどーんと貼ってある。
「無骨」と言えば聞こえがいいが、大味。まさに大味感がいたるところに感じられる。
ただし、造りの精度が悪いという意味ではない。

しかし、別に乗っていて不便を感じるわけでもないし、これはこれでありだなと思う。
むしろ、コストダウンしたというより狙ってこうしたといえる。
考えてみれば、これくらいの大きな車で、ここまで割り切った造りをしているものも、今の車にはなかなかない。

ところで、FJクルーザーはにはオプションやカスタマイズパーツがやたらとたくさんある。
純正品も社外品も。

ハーレーというバイクはほとんどの人が聞いたことがあると思うが、あの会社は車両価格の収益より、カスタマイズパーツによる収益の方が大きいとも聞いたことがある。
FJが北米で人気を博しているのも、カスタムベースとして購入する人が多いせいかもしれない。
車で言えばハマーH2みたいなもんか。
逆に言うと、オリジナルのまま乗っている人が少ないとも言える。

しかし、自転車のパーツのようにほいほいと買えるようなもんではないし、自分でやれることにも限界がある。
カスタマイザーには申し訳ないが、カスタムしたらオリジナルより格好悪いとか、「いかにも」感が強すぎて乗るのに恥ずかしそうなものもよく見かけたりする。(コメンナサイ)
まあ、違法改造でなければ自己満足の世界なので、本人の満足度がアップすればそれですべてOKなのだけどね。いかんせん金がかかりすぎる。

インプレでも何でもなくなってしまったが、FJとプラドは比較する意味がほとんどないなと思う。
日本人に受け入れられやすいのは間違いなくプラドでしょう。

観音開きのドアは家族持ちにはやっぱり使いにくいしね。




FJクルーザー    ~とりあえずのインプレッション~

2013-02-19 19:38:23 | 日記
どれくらいぶりだろうか。
実に久しぶりの更新で、自分のブログを持っていたことも忘れかけていたくらいだ。

仕事が忙しかったこともあるが、一応自転車ブログのつもりなので、最近あまりバイクに乗っていないひけめもあり、ネタもなかったのが正直なところである。

ところで、ランクル100が盗難にあって保険金がおり、やっとこさ次の車がやってきた。
もう、前のブログで予告してあるので、サプライズでも何でもないが、TOYOTAのFJクルーザーである。



スタイルは好きな人は好きであろうが、はっきり言って好みがすごく分かれるだろう。
一応トヨタは国内販売する予定はなかったが、思いの外日本でのニーズが高く、日本でも販売に踏み切ったらしい。

デザインのモチーフとなったのは40系のランクルだそうだが、フロントグリルあたりとルーフの白あたりにその雰囲気が感じられる。
ベースとなったのはランクルプラドだが、プラドの洗練された雰囲気とは対極にある無骨なデザインである。

ランクル100はV8,4600ccで実にパワフルで静かだったので、FJはさぞかし非力でうるさいのだろうと思っていた。
が、これはよい意味で裏切られた。
意外なことにFJの方がパワフルでトルク感がある。
FJのエンジンはV6、4000ccだが、馬力はランクルより上で、車体重量が軽いので当たり前のことかもしれないが。
このエンジンは本当によく走る。
プラドユーザーは2700ccを選ぶ人が大半らしいが、非力であるというコメントもよく見かける。
FJには4000ccの設定しかないので選択肢はないが、このエンジンはよくできているんじゃないかな。
経済的なことを考えたりしたら2700ccなのだろうが、やはりプラドの車格に見合っているのは4000ccじゃないんだろうかと個人的には思う。

ただ、静粛性についてはやはりランクルが勝っている。でも、FJも意外なことに決してうるさい車ではない。
むしろフレームのおかげか、ロードノイズがほとんど伝わってこない分、その辺のモノコックの車より静かであろう。

乗り心地は悪くはないが、私にはサスが柔らかすぎる。
オフロード走行を重視しているためにサスペンションストロークを十分にとってあるのも一因だろうが、もう少し引き締まっていてもいいかなーとは思う。
オプションでXリアスやビルシュタインのショックも選べたが、そんな余裕はなく・・・。

ところで、ザックリ言ってこの車はベースとなっているプラドよりも100万円ほど安い。
当然それにはそれ相応の明白な理由がある。

インプレッション後編に続く
(これ以上書くことがあるのか・・・?)