□引用元=雑誌「偕行」の連載記事「ヘレン・ミアーズと日本」/大場昭氏(元防衛研究所図書館長)著
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■引用
一、日本の繊維産業と労働組合
・当時、日本の最大の産業は繊維産業であり、1934年の日本の輸出に占める繊維産業の割合は53.2%で、これを支える働き手の83.3%は少女であった。
・アメリカ人から見れば少女労働者は大変な搾取を受けているが、日本人にとってそれは単に日本的な生き方で、義務、慣習として問題なく受け入れられている。そうでなければ、ペリー後の日本が強国になり、年に百万の人口が増え続けることはありえなかったであろう、とミアーズは考えた。
ミアーズは、反日的でもなく、親日的でもなく、人種差別的でもなく、事実をもとにして、《学問的に》米国人が見た日本人を描いているようです。
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