やおよろずの神々の棲む国でⅡ

〝世界に貢献する誇りある日本″の実現を願いつつ、生きること、ことば、子育て、政治・経済などについて考えつづけます。

【良識ある米人がみた日米】6 ヘレン・ミアーズと日本(3) ~日本を支えた、昭和10年の働く少女たちの姿~

2014年09月17日 | ~h27 生き方/文明

□引用元=雑誌「偕行」の連載記事「ヘレン・ミアーズと日本」/大場昭氏(元防衛研究所図書館長)著
□連載のリンク<12345・6・7・8・9・10・11・12・13・14・15> ※掲載したら順にリンクしていく。

引用

一、日本の繊維産業と労働組合

・当時、日本の最大の産業は繊維産業であり、1934年の日本の輸出に占める繊維産業の割合は53.2%で、これを支える働き手の83.3%は少女であった。

・アメリカ人から見れば少女労働者は大変な搾取を受けているが、日本人にとってそれは単に日本的な生き方で、義務、慣習として問題なく受け入れられている。そうでなければ、ペリー後の日本が強国になり、年に百万の人口が増え続けることはありえなかったであろう、とミアーズは考えた。





 ミアーズは、反日的でもなく、親日的でもなく、人種差別的でもなく、事実をもとにして、《学問的に》米国人が見た日本人を描いているようです。


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