437
寂仙
落葉踏む森の深きの四分休符
関東都市近郊にはまだまだ森や林が点在している。地元住民や近隣の方々の憩いの場となっている。今日も良いお天気と散策に出かけた。落葉を踏むさくさく感が心地良い。弾む足取りがハミングに変わり身が軽くなる。と一際光る紅い葉を見つけ立ち止まる。ただただ無心の心に冬の野鳥の歌が弾む。そして久しぶりの静寂。働き過ぎの主婦業には少しの休息が必要なのかも。そう、私が求めていたのは唄い続けた後の四分休符だったのかも知れない。今日はゆっくりと過ごそう。:つぶやく堂『俳句喫茶店』(2017年11月10日)所載。
寂仙
落葉踏む森の深きの四分休符
関東都市近郊にはまだまだ森や林が点在している。地元住民や近隣の方々の憩いの場となっている。今日も良いお天気と散策に出かけた。落葉を踏むさくさく感が心地良い。弾む足取りがハミングに変わり身が軽くなる。と一際光る紅い葉を見つけ立ち止まる。ただただ無心の心に冬の野鳥の歌が弾む。そして久しぶりの静寂。働き過ぎの主婦業には少しの休息が必要なのかも。そう、私が求めていたのは唄い続けた後の四分休符だったのかも知れない。今日はゆっくりと過ごそう。:つぶやく堂『俳句喫茶店』(2017年11月10日)所載。