遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

日展へ行く

2017-02-13 15:03:39 | 日記
平成29年2月13日(月)

春告鳥(うぐいす

カミさんの怪我(1月13日)から1ヵ月が経ちました。
この所、患部に直接触れ無ければ傷みも無く、この2,3
日は台所に起ち、「簡単な炊事は出来るほどです。
未だ、重い物は持てないですが、、、、それでも私は
とても助かります。





先週末、カミさんを連れて「日展」に出掛けました。
1月25日から始まった日展も2月12日で終了、、、。
栄に在る愛知県美術館へ10時頃に到着、、
開館早々で、未だ客足も疎らで、ゆっくり鑑賞です。
日本画のコーナーまではカミさんも見て居ましたが、
洋画コーナーに入る頃に、「疲れた様で、中間に在る
ロビーでカミさんは休憩を、、。

中日新聞夕刊」より、

洋画コーナーでは、毎年「母の像」を出品される、
名古屋の伊藤寿雄さんの絵が今年も入選されてをり、
ホットしました。車椅子に座す年老いたお母さんの姿に
痛々しくも感動を覚えます、、、。


片岡世喜さんの「雨」

今回私の一番のお気に入りは、片岡世喜さんの「雨」
という作品。この方の作品は釣り人を題材にした作品
が多く、「7月の夕暮れ」「糸」「小鮎川晩夏」や
「小鮎川」「逍遥」等では、空や川辺等の青色の色彩がとても美しく
今回の「雨」では路上を走る車窓から見た様な雨の
風景がとても印象的で、今までこの様なアングルからの
雨の風景画は目にした事が有りませんでした。
やはりこの絵の中でも青色の色彩がとても綺麗で、
メルヘンチックで今回の私の一番のお気に入りです。

彫刻のコーナーでは、中村晋也さんの「豊臣秀吉像」
の目を見張る大きさ(高さ3.28m)に驚きます。
会場に運ぶ苦労が目に見える様で、、、。


中村晋也作、「豊臣秀吉像」


工芸美術コーナー
最後の「工芸美術」コーナーでは、カミさんの趣味
も在り、元気を取り戻し染色、陶芸等を熱心に見て
回りました。


西房浩二、洋画「Moret」東京都知事賞

山下保子、日本画「月日」東京都知事賞

毎年この頃に、彼方此方で春の便りも聞こえて、、
お陰様でカミサンの怪我も少しずつ快方へ、、
春が待たれる日々を、、、。

今日の1句

日展や街に春告ぐ鳥の来し      ヤギ爺


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