京都・環境ウォッチ

いま京都で起こっている環境問題、自然環境の変化などにかかわって、皆さんと一緒に考えていきたいと思っています。

医療「無保険」という事態(上)

2010年06月07日 | 貧困・格差問題
先日、京都の七条ハローワーク前で
「医療保険未加入」の実態調査を行った。
中心になったのは、日本共産党京都府会議員団
この「調査」の前段には
この間の「京都の国保をよくする会」での議論があった。
「国保をよくする会」では
①、「国保改革」は、憲法25条にもとづく社会保障の再生-国民皆保険を実現する立場からの改革が求められている。国民健康保険料が高すぎる問題、窓口負担も結構の圧力になっている問題、資格証明書の発行(いわゆる保険証の取り上げ問題)などなど・・・。
②、しかし実態は、「国民皆保険」どころか、逆に全く医療保険から外された人々が
かなり広範に広がり始めている。
いわゆる「無保険」者
アメリカの医療ではないが、こうした人々は、
憲法25条がある日本でくらしているにも関わらず
完全に医療は「自己責任」、病気には薬や我慢で対応し
重病化して初めて病院に担ぎ込まれる。
この場合は、短期で命を失う場合もあり顕在化しにくい。
また、病院に行って、痛み止めをもらって一時的に症状が治まれば
また病院には行かなくなる(行けない)ので、
やはり、顕在化しにくい。
とのことで、
この問題をもっと徹底的に社会問題化しようと議論してきた。
取りあえず、これに応えて立ち上がってくれたのが
共産党の府会議員団だった。
5月27日の七条ハローワーク前で、午前9時から12時までの調査に
いっしょに取り組んだ。

(明日に続く)



最新の画像もっと見る

コメントを投稿