英会話教室のマンツーマンレッスンで、「I don't like every sports.」って言ってやりました。「Oh… Really…」って言われました。
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前回の続き
少額訴訟の手続きをする際に、何日に裁判を行うか予定を聞かれる。担当者と話した感じだと、裁判官の予定からいくつかの候補日をピックアップして、その中から開いている日を原告である僕が指定する感じ。その日が8月の上旬であった。
前にもちょっと書いたが、裁判を傍聴するのは勉強になる。自分の裁判がある日に、僕は再び刑事裁判を傍聴した。前回は殺人事件の判決を聞いたが、今度は窃盗事件に関する裁判。
前回のは殺人事件だけあって、ネットで調べたら関連事件がゴチャっと出てきたが、今回は小さな事件のため一件もヒットせず。それでも傍聴する人は多かった。20人ほど座れる傍聴席がほぼ満席だった。
しかしどうなのだろう。被告人は自分の知らない人たちが傍聴席に大勢押しかける(もしかしたら僕だけが部外者かもしれないけど)、その状況をどう思っているのだろうか。好奇の目に晒されていると、いぶかしく思いはしないのだろうか。
今回の裁判も30分の予定時間に大きく満たない10分程度で終了した。僕は席を立ち、目的の場所へと向かった。今度は僕の裁判である。裁判前に届いた書類には大家さんの異論が書かれていた。クリーニング代は借主が払うべきという点、また前家賃などもらっていない点。そして大家さん自身が高齢のため、裁判には出席できないので代理人として不動産屋に出席させるとのこと。
はっきり言って今回のトラブルの半分は不動産屋に責任がある。通常の部屋の使用方法にも関わらず、異常に部屋が汚れていたため2回クリーニングを行ったから、2回分の料金を払えと要求してきたのだ。何度か電話で話をして僕は冷静、相手はブチ切れ状態になり、交渉が決裂して最後を迎えた。
その不動産屋が来るのである。正直、彼と会うのは怖かった。支離滅裂で意味不明加えて怒髪衝天な不動産屋。法廷に向かう途中に彼と遭遇して、バールの様な物で滅多打ちにされたらどうしようなどと考えていた。裁判が始まるギリギリに行くべきか、かなり余裕をもって入廷した方が危険は少ないか?などを考えていた。
結局、予定よりも20分近く前に法廷に到着した。各法廷には中を見られるように開閉式の小さな小窓がある。これを開けると裁判官や被告人、弁護士、検察官、傍聴人を見られる。裁判の予定表を見ると僕の名前が書かれていた。そして現在は僕と同じく別の人の少額訴訟の裁判を行っていることがわかった。そして傍聴席はほぼ満員だった。
僕は裁判が終わるのを待合席で待っていた。近くのエレベーターが開閉する度に不動産屋が現れたらどうしようとビクビクする。やがて裁判の時間が近づいてきた。しかし大勢の人間が法廷から出てきた気配がない。
僕は再び法廷に向かい小窓を開けて中を覗いた。相変わらず傍聴席は満員状態。良く見ると傍聴席に座っているのは学生のようだ。少額訴訟?簡易裁判?の法廷はドラマであるような法廷とは少し異なり、丸テーブルに裁判官と原告、被告などの関係者全員が座るようになっているのだが、先ほどと違い今は丸テーブルの上で談笑している人がいるだけだった。
はて?と思っていると、中の人が扉を開けて僕に声をかけた。
「次の裁判の方ですか?」
「はいそうです」
「それでは中にお入りなって、傍聴席に腰をお掛けください」
傍聴席に座っている大勢の人たちはやはり学生だった。それも全員が制服を着ている。こ、こいつらもしかして、全員で俺の裁判を聞こうとしているのでは!!
聞く立場から聞かれる立場へ、僕は変わるのであった。
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前回の続き
少額訴訟の手続きをする際に、何日に裁判を行うか予定を聞かれる。担当者と話した感じだと、裁判官の予定からいくつかの候補日をピックアップして、その中から開いている日を原告である僕が指定する感じ。その日が8月の上旬であった。
前にもちょっと書いたが、裁判を傍聴するのは勉強になる。自分の裁判がある日に、僕は再び刑事裁判を傍聴した。前回は殺人事件の判決を聞いたが、今度は窃盗事件に関する裁判。
前回のは殺人事件だけあって、ネットで調べたら関連事件がゴチャっと出てきたが、今回は小さな事件のため一件もヒットせず。それでも傍聴する人は多かった。20人ほど座れる傍聴席がほぼ満席だった。
しかしどうなのだろう。被告人は自分の知らない人たちが傍聴席に大勢押しかける(もしかしたら僕だけが部外者かもしれないけど)、その状況をどう思っているのだろうか。好奇の目に晒されていると、いぶかしく思いはしないのだろうか。
今回の裁判も30分の予定時間に大きく満たない10分程度で終了した。僕は席を立ち、目的の場所へと向かった。今度は僕の裁判である。裁判前に届いた書類には大家さんの異論が書かれていた。クリーニング代は借主が払うべきという点、また前家賃などもらっていない点。そして大家さん自身が高齢のため、裁判には出席できないので代理人として不動産屋に出席させるとのこと。
はっきり言って今回のトラブルの半分は不動産屋に責任がある。通常の部屋の使用方法にも関わらず、異常に部屋が汚れていたため2回クリーニングを行ったから、2回分の料金を払えと要求してきたのだ。何度か電話で話をして僕は冷静、相手はブチ切れ状態になり、交渉が決裂して最後を迎えた。
その不動産屋が来るのである。正直、彼と会うのは怖かった。支離滅裂で意味不明加えて怒髪衝天な不動産屋。法廷に向かう途中に彼と遭遇して、バールの様な物で滅多打ちにされたらどうしようなどと考えていた。裁判が始まるギリギリに行くべきか、かなり余裕をもって入廷した方が危険は少ないか?などを考えていた。
結局、予定よりも20分近く前に法廷に到着した。各法廷には中を見られるように開閉式の小さな小窓がある。これを開けると裁判官や被告人、弁護士、検察官、傍聴人を見られる。裁判の予定表を見ると僕の名前が書かれていた。そして現在は僕と同じく別の人の少額訴訟の裁判を行っていることがわかった。そして傍聴席はほぼ満員だった。
僕は裁判が終わるのを待合席で待っていた。近くのエレベーターが開閉する度に不動産屋が現れたらどうしようとビクビクする。やがて裁判の時間が近づいてきた。しかし大勢の人間が法廷から出てきた気配がない。
僕は再び法廷に向かい小窓を開けて中を覗いた。相変わらず傍聴席は満員状態。良く見ると傍聴席に座っているのは学生のようだ。少額訴訟?簡易裁判?の法廷はドラマであるような法廷とは少し異なり、丸テーブルに裁判官と原告、被告などの関係者全員が座るようになっているのだが、先ほどと違い今は丸テーブルの上で談笑している人がいるだけだった。
はて?と思っていると、中の人が扉を開けて僕に声をかけた。
「次の裁判の方ですか?」
「はいそうです」
「それでは中にお入りなって、傍聴席に腰をお掛けください」
傍聴席に座っている大勢の人たちはやはり学生だった。それも全員が制服を着ている。こ、こいつらもしかして、全員で俺の裁判を聞こうとしているのでは!!
聞く立場から聞かれる立場へ、僕は変わるのであった。
私の場合は裁判になる前の調停で解決したので、未知の世界だ!
次回が楽しみ~♪