こんばんは。 人事コンサルタント・社会保険労務士 内野光明です。
9月2日に厚生労働省の賃金福祉統計課より、
毎月勤労統計調査の平成26年7月分の結果速報が
公表されました。
■ポイント
・現金給与総額は2.6%増
一般労働者は2.7%増、パートタイム労働者は0.7%増
・所定外労働時間は1.9%増
・常用雇用は1.6%増
<1.賃金>
7月の一人平均現金給与総額は、
規模5人以上で前年同月比2.6%増の
369,846円となりました。
現金給与総額のうち、きまって支給する給与は、
0.9%増の262,329円となりました。
所定内給与は、0.7%増の242,840円となりました。
所定外給与は、3.3%増の19,489円となり、
特別に支払われた給与は、7.1%増の
107,517円となりました。
実質賃金は、1.4%減となりました。
現金給与総額を就業形態別にみると、
一般労働者は前年同月比2.7%増の481,097円となり、
パートタイム労働者は0.7%増の101,182円となりました。
<2.労働時間>
7月の一人平均総実労働時間は、
規模5人以上で前年同月比0.6%増の
150.7時間となりました。
総実労働時間のうち、所定内労働時間は、
0.5%増の139.9時間となりました。
所定外労働時間は、1.9%増の
10.8時間となりました。
また、製造業の所定外労働時間は、
5.4%増の15.8時間となり、
季節調整値では、前月比0.4%減となりました。
総実労働時間を就業形態別にみると、
一般労働者は0.8%増の175.2時間となり、
パートタイム労働者は0.9%減の91.5時間となりました。
<3.雇用>
7月の常用雇用の動きをみると、
全体では規模5人以上で前年同月比1.6%増
となりました。一般労働者は1.6%増となり、
パートタイム労働者は1.3%増となりました。
主な産業についてみると、製造業0.3%減、
卸売業,小売業0.5%増、医療,福祉2.9%増となりました。
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workup人事コンサルティング
社会保険労務士 内野 光明
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