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現金給与総額、前年同月比2.6%増

2014-09-09 23:53:27 | 賃金:全般



こんばんは。 人事コンサルタント・社会保険労務士 内野光明です。


9月2日に厚生労働省の賃金福祉統計課より、

毎月勤労統計調査の平成26年7月分の結果速報が

公表されました。


■ポイント

・現金給与総額は2.6%増
 一般労働者は2.7%増、パートタイム労働者は0.7%増

・所定外労働時間は1.9%増

・常用雇用は1.6%増


<1.賃金>

7月の一人平均現金給与総額は、

規模5人以上で前年同月比2.6%増の

369,846円となりました。


現金給与総額のうち、きまって支給する給与は、

0.9%増の262,329円となりました。

所定内給与は、0.7%増の242,840円となりました。

所定外給与は、3.3%増の19,489円となり、

特別に支払われた給与は、7.1%増の

107,517円となりました。

実質賃金は、1.4%減となりました。


現金給与総額を就業形態別にみると、

一般労働者は前年同月比2.7%増の481,097円となり、

パートタイム労働者は0.7%増の101,182円となりました。



<2.労働時間>

7月の一人平均総実労働時間は、

規模5人以上で前年同月比0.6%増の

150.7時間となりました。


総実労働時間のうち、所定内労働時間は、

0.5%増の139.9時間となりました。

所定外労働時間は、1.9%増の

10.8時間となりました。


また、製造業の所定外労働時間は、

5.4%増の15.8時間となり、

季節調整値では、前月比0.4%減となりました。


総実労働時間を就業形態別にみると、

一般労働者は0.8%増の175.2時間となり、

パートタイム労働者は0.9%減の91.5時間となりました。



<3.雇用>

7月の常用雇用の動きをみると、

全体では規模5人以上で前年同月比1.6%増

となりました。一般労働者は1.6%増となり、

パートタイム労働者は1.3%増となりました。

主な産業についてみると、製造業0.3%減、

卸売業,小売業0.5%増、医療,福祉2.9%増となりました。


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workup人事コンサルティング
社会保険労務士 内野 光明

【公式サイト】
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