抜けるように高い空の
その蒼の向こうにいる あなたに
心の声で 伝えるのは
あの日 言えなかった言葉
恋は 苦しく切なく
狂おしく
胸に秘めれば秘めるだけ
燃え続けるものだということ
さりげないいたわりと
無骨な声かけが
あなたのスタイルであるなら
黙って 待ち続けるのは
私の 生き方なので
どう秋の空模様が変化しようと
この恋は変わりはしないと
そう思うと 庭の萩が
風を使って 首を振り
散り遅れた百日紅の花が
最後のひとひらを はらりと散らす
庭石のかげに
ほととぎすの花が一輪
じっと見つめているから
風の流れの行く先を・・・
ただ見守る
ブッドレア
花言葉 恋の予感