誰かが泣いている気がしたのだが
泣いているのは
もう一人のわたし
傍を駆け抜けて
後戻りし
声かけようとするが
声がでない
たくさんの 人たちが
通り過ぎるのに
誰も気にしない
人の流れの外側で
ひたすら 腰をかがめて
涙をぬぐう姿は
哀れを誘うのだけれど
哀れを感じるひとは
誰もいないようで
皆が笑っているようにも見える
枝から 離れかけた紅葉が
蜘蛛の巣にかかったような
不器用さが
笑いを誘うのだろうか
年の瀬のあわただしさの中で
溺れそうな
頼りない気持ちを
口の端に詠わせて
平静を保つ
よすがとする智恵を
不器用と 笑わないで
良くも悪しくも
これが
私流の生き方
泣いているのは
もう一人のわたし
傍を駆け抜けて
後戻りし
声かけようとするが
声がでない
たくさんの 人たちが
通り過ぎるのに
誰も気にしない
人の流れの外側で
ひたすら 腰をかがめて
涙をぬぐう姿は
哀れを誘うのだけれど
哀れを感じるひとは
誰もいないようで
皆が笑っているようにも見える
枝から 離れかけた紅葉が
蜘蛛の巣にかかったような
不器用さが
笑いを誘うのだろうか
年の瀬のあわただしさの中で
溺れそうな
頼りない気持ちを
口の端に詠わせて
平静を保つ
よすがとする智恵を
不器用と 笑わないで
良くも悪しくも
これが
私流の生き方
セイロンベンケイ
花言葉 無言の愛
もともとは一人からはじまる生き方・・
時々顔をだす もう一人の・・
それ以上に人恋しい別の一人・・
多重人格者ではないはずですが、 もしか・・
私や僕と共存して
そのときどきに
相応しい己で生きる・・
僕はそのように