人生修行の旅

「笑って、野垂れ死ぬ!!」
そのために、この人生をどう生きて、この命を何に使うか?人生一度きりの生き方を実験中!!

一日変態行

2016年06月12日 | 
 バースデー休暇でバカンスへ行ってきました。

*写真が横になっています。写真見られる方は首を横にお願いします(笑)

太陽が沈み辺りが暗くなった頃、富士山駅に到着。



着替えて、1人意気揚々と真っ暗闇の森へ散歩。

横の藪から気配を感じ、ライトを向けると光る目が無数。

いつの間にかシカさん達に囲まれている。

サバイバルの先生から、熊さんとイノシシさんに襲われた時の対処方法は習ってきましたが、シカさんは想定外。

(ちなみに私用のアドバイスとして、熊さんは最初の攻撃を交わした後に巴投げ。イノシシさんは、突進される寸前にザックを目の前に置き、逃げる。ちなみに柔道30年くらいやって巴投げで人を投げたことはないです。)

シカさんをシカトするわけにいかず、同じ地球の住人として挨拶をしてみることに。

昭和50年代生まれの柔道家達のバイブル「柔道部物語」を持参していたので、

ザス、サイ、サッと挨拶してみると、
(9割9分の方は分からずにすみません。)



ささっとどこかに行く。さすが教典の言葉。

次に別世界の住人が遊びに来る。

こちらも名言、

「俺ってストロングだぜ〜」

「俺ってバカだぜ〜」

「俺って変態だぜ〜」


と言うと、「フフッ」と笑われてどこかに行く。

さすが青春の代名詞。

おしっこちびりそうになりながら、35回くらいは引き返そうと思ったけど、

「辛抱、我慢、辛抱、我慢、辛抱、我慢」

と言い聞かせて夜中散歩して何とか森を抜けて富士山6合目へ。

普段、こういった修行の際にはお腹が空くことはないのに、

今回ばかりは驚くほどエネルギーを消耗しました。

苦手な暗闇の中でずっと気を張っていたんだと痛感。

そして、誰もいない登山道をひたすら上に。

あろうことか高山病になり、ビニール袋片手に登っては吐いて、休んでは吐いて。。。

「吐けば吐くほど強くなる!!」

ブルースリー先生の教えが頭の中に蘇り、復活!!

ラストの雪道も何とか通過して、ご来光時間3分前に富士山頂へ到着。



恒例の狛犬さんへのお酒を飲ませて、


記念撮影。

毎年、富士山でイベントを企画して無事にできているのも

様々な力が働いてこそ。ご来光と富士山頂にいるという

ただそれだけで涙が溢れてくる不思議な感覚。

そして、そのまま次は御殿場口をダッシュで駆け降りる。



あれだけ不調だった身体も高度が下がるとともに回復。

完全に身体がゾーンに入り、水も食料も不要で、

感覚が研ぎ澄まされて精神が肉体を凌駕した領域へ。

ラスト18Kmの御殿場駅までの道も気持ちよく走り、ゴール。



14時間、計50km超の一日変態行。

何はともあれ苦手な暗闇が克服できて良かった^_^

富士山周辺に住む皆さん、

富士山さん、いつも素敵な経験をありがとう!
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