よいおっぱいたちと、菅田将暉のオーガっぷりが炸裂した映画。
後篇は、菅田将暉がずっと殺してやりたいと思っていた山田裕貴との対戦、
そして、親友であるヤン・イクチュンとの死闘が目玉である。
ただ、完全にボクシングに寄っている分、
前篇と比べると人物背景の描写が薄くなった気もした(笑)
山田裕貴との戦いは、憎しみという強い動機があったから、
わかりやすいバトルシーンという感じだったけど、
ヤン・イクチュンとの戦いは全然違った。
彼が途中から、(おそらく)自分の存在の承認欲求が出てきたために、
菅田将暉との対戦を望み、
自らの存在意義を賭けて挑んできた戦いだったので、
なんかもう見ていて感極まって涙出た。
戦いにセックスにと、人間の本能を素直に、
小汚くも爽やかに描いていたこの映画、とても面白かった!
山田裕貴って髪短くなってたからわからなかったけど、
『海賊戦隊ゴーカイジャー』のゴーカイブルーだったのね(笑)