わたしの里 美術館

とりあえず西洋絵画から始めて、現代日本作家まで

ゼピュロス

2010-12-20 | 作品

 

 

 

「フローラとゼフュロス」
ウイリアム・アドルフ・ブグロー 
1875年

 

西風ゼピュロス [編集]ゼピュロス(Ζέφυρος, Zephyros)は西風の神である。英語ではゼファー。アネモイの中で最も温和なゼピュロスは、春の訪れを告げる豊穣の風として知られている。ゼピュロスは トラーキア の洞窟に住んでいると考えられていた。

ゼピュロスは異なる物語の中で、幾人もの妻を持っていたと伝えられている。ゼピュロスは姉妹である虹の女神イーリスの夫であると言われていた。ゼピュロスは別の姉妹である女神クローリスを誘拐し、彼女に花の女神の地位を与えた。クローリスとの間に、ゼピュロスは果実の神カルポスをもうけた。ゼピュロスは兄弟であるボレアースと、クローリスの愛を巡って争い、最後にクローリスの歓心を勝ち取ったと伝えられている。更に別の姉妹にして愛人でもあったハルピュイアの一人であるポダルゲー(ケライノーとしても知られる)との間に、アキレウスの馬であるバリオスとクサントスをもうけたとも伝えられている。

現存する神話の内でゼピュロスが最も重要な役割を演ずるのは、ヒュアキントスの物語である。ヒュアキントスは美貌と強壮で鳴らしたスパルタの王子であった。ヒュアキントスに恋したゼピュロスは彼を求め、アポローンも同様であった。二人の神々は少年への愛を競ったが、ヒュアキントスはアポローンを選び、ゼピュロスは嫉妬に狂わんばかりとなった。後に円盤投げをしているアポローンとヒュアキントスを見付けたゼピュロスは、一陣の突風を彼らに吹き付け、落下した円盤を少年の頭に打ち付けた。ヒュアキントスが死ぬと、アポローンはヒュアキントスの血からヒヤシンスの花を創造した。

エロースとプシューケーの物語では、ゼピュロスはエロースのためにプシューケーをエロースの洞窟に送り届けていた。

ローマ神話においてゼピュロスに相当する神格は、植物と花々の支配者であるファウォーニウス(Favonius)であった。この語は「好意」を意味し、またローマにおける一般的な人名でもあった。 ( Wikipedia )

 

 Zephyros Embracing Hyakinthos

 

 

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