http://sankei.jp.msn.com/life/education/100404/edc1004040115000-n1.htm
2010年4月4日配信
記事の紹介です。
竹島「不法占拠」と言わない岡田外相
2010.4.4 01:15
韓国の不法占拠のもとで次々と既成事実が積み重ねられていく竹島。しかし、政府の反応は今ひとつだ。浮上したヘリポート改修問題や基地建設計画は国会で取り上げられたが、3月26日の衆院外務委員会でも岡田克也外相は最後まで「不法占拠」と口にすることを避け続けた。その模様を再現する。
竹島のヘリポート改修問題を取り上げた新藤義孝氏(自民)は冒頭、竹島が日本固有の領土であり、現在、韓国に不法占拠されているという基本的な事実関係をただした。
新藤氏「岡田大臣、竹島問題に関する基本認識はどうなのか」
岡田氏「竹島の領有権に関するわが国の立場は一貫している。韓国に累次の機会にわが国の立場を申し入れている」
新藤氏「きちんと答えてください。わが国の立場は変わってないと言っているだけだ。竹島は日本の領土なのか。韓国に不法占拠されていると思っているのか。どうですか」
岡田氏「当然、竹島は日本の領土です」
新藤氏「不法占拠はどうなの」
岡田氏「その竹島を日本が占有していないことは事実であります」
新藤氏「きちっと言ってください。何でそうすり替えるのか」
武正公一外務副大臣「竹島はわが国の領土で、現状は実効支配されていると考えています」岡田氏「今副大臣が述べた通りです」
新藤氏「何で自分で言葉に出来ないの? もう一度言ってください」
岡田氏「さきほど私の言葉で申し上げた」
新藤氏「竹島は韓国に不法占拠されているかと聞いている。不法占拠されているのか」
岡田氏「竹島は日本の領土。しかし、今実効支配するには至ってません」
新藤氏「では韓国の不法占拠を認めないのか」
岡田氏「何回も答えている。そういう表現を使いたければそういう表現もできると思う」
新藤氏「だったらあなたの口からそう言ってください」
岡田氏「どう答えろと指示される立場に私はない。あなたと考えは同じだ」
新藤「私は不思議で仕方ありません」
結局、岡田外相は「韓国が不法占拠した」という日本政府の立場を最後まで口にすることなく質疑を終わった。
記事の紹介終わりです。