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航空機部品作り 中小10社が結集

2009年11月20日 | 記事紹介

中日新聞 CHUNICHI WEB

http://www.chunichi.co.jp/s/article/2009112090135607.html

2009年11月20日配信

  記事の紹介です。

航空機部品作り 中小10社が結集 羽ばたけ、東京の技術 受注へスクラム

                                        2009年11月20日 13時56分

「メード・イン・トウキョウ」の航空機部品を売り込もうと、東京都内の中小企業十社がスクラムを組んだ。一社では断片的な部品加工の下請けだが、十社が集まればグループ内で完成品まで一貫生産できるのが強みだ。都内で今月開かれた航空機産業の商談会に初めて参加し、受注獲得に向けて離陸した。(石川修巳)

 グループ名は「AMATERAS(アマテラス)」で、天に満ちる輝きを放つ「天照らす」にちなんだ。それぞれの社が板金や熱処理、組み立てなどエンジンや機体部品の加工実績を持つ。

 部品加工はこれまで、工程ごとに部品をやりとりする「のこぎり発注」=図左側=が一般的だった。しかし、部品を行ったり来たりさせるため手間がかかり、発注する重工メーカーは複数工程をこなす一貫生産を求めており、中小企業が応えるにはグループ化が不可欠だ。

 アマテラス会長で塩野製作所(羽村市)社長の塩野博万(ひろかず)さんは「高い技術を持つ中小企業ばかり。国内メーカーとの関係強化とともに、世界への部品供給も目指したい」。航空機産業ならではの厳しい品質管理基準を満たして、国際認証を既に取得した会社も入っている。

 航空機一機には三百万点の部品が必要で、自動車の百倍だ。それだけ産業のすそ野は広く、他分野にも応用が利く先端技術のため、地域のものづくりを底上げする効果は大きい。自治体がこぞって航空機産業の参入支援に乗り出すのもこのためで、都も二年前に着手。品質管理の国際認証取得などを後押ししている。

 アマテラスは都内企業による一貫生産グループ化の第一号。航空各社の経営悪化で純正部品と取り換えが利き、価格も安い交換部品の需要が増えており、まずは交換部品の参入に挑戦して実績を重ね、純正品生産に向けて信頼をはぐくむ戦略だ。

 都が今月上旬に開いた「東京国際航空宇宙産業展」で、補助エンジンの吸気弁など共同製作の部品見本を初めて出展。交換部品を扱う米国企業が関心を示しているという。

(東京新聞)

  記事の紹介終わりです。

 

 

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