タレントのキャシー中島さんの、娘さんが癌で亡くなられたという。享年29と言うことです。誠に痛ましい。
癌に関しては、私もかなり昔ですが、極く近しい人を亡くしました。それを折に触れ思い出すと、いたたまれない想いに、心が乱れます。ましてや、愛な娘さんのこと、心痛いかばかりかと、お察し致します。
私が、学生のころ近親者がガンを宣告されました。当人は、知らないことになっていましたが、それはそれ、自分のことですから、気づいていました。私も、ガンは怖い病気だとの、知識がありましたから、どうしようかと思い悩みました。私の通う大学にも、医学部がありましたから、資料は調っています。要約すれば、五年生存率がどうのとの話が、治療の中心の課題でした。胃を全部摘出しました。執刀医師が、板に留めた患部を見せてくれました。ピンクのきれいな胃壁の中央に、ガンの患部とされるものが見えます。2~3㎝の円形の範囲が、粟粒のようにふくれた粘膜がびっしりと……。中央には、潰瘍の後も認められます。
その後、暫くは、胃がんなどの書籍を読みあさりました。5年生きられれば、完治に近いと言うのが、救いでした。
しかし、残念ながら、全摘の手術の拾年後に亡くなりました。五年生きたのに、何故、拾年後に死ぬのか解らない。これが、がん治療にたいする疑問の初めです。それから、幾星霜二十年が起ちました。どういう訳か私は、医療関係の仕事をしていました。其処で見聞きすることは、マスコミや医療界の公式アナウンスとは、かなり、というか、真逆の世界が広がっていたのです。
言いたいこと、疑問のことそして、解ったこと。これらを記述すればきりがありません。要点のみ、記せば以下の如くです。
「ガンは死の病ではなく、誤った治療により、重篤化して、遂には死ぬ。」
あまりにも、信じられない、結論です。
ガンの三大治療法というものがあります。
□ 外科的療法
□ 放射線療法
□ 化学療法
以上の三つの治療法が、普通に行われているがん治療です。最近の医療では、ガンの進行する原因は、免疫力をガン化のスピードが追い越すために、そうなる。簡単にいえば、こういうことにのでしょう。ならば、なぜ外科的療法で、免疫力の重要な基地であるリンパ節が切除されるのでしょうか。なぜ、放射線を照射して、体力を消耗させるのでしょうか。なぜ、殺人兵器にも使用された、毒ガスと科学的に同等の物質が、「ガン治療薬」として使用されるのでしょう。
ネットの情報では、かつてアメリカで国立がん研究所の所長が、三大治療は害があって、益は全くないと、発表したとあります。この事は、マスコミでは取り上げてはいないようです。
かなり前から、慶応大学の放射線医師の、近藤誠医師が、『患者よ、ガンと闘うな』の著作を著して、問題を提起されました。最近では、新潟大学教授の安保徹氏が、『免疫革命』などの出版や、講演活動を通じて、啓蒙活動をされています。
近藤氏の最近の著書『がん治療総決算』では、驚くべきデータが示されています。通常の治療をすれば、死ぬところが、経過観察だけでは、殆どの患者の病状が好転し、相当数は、自然に寛解してしまうのです。死ぬことは殆ど無いのです。
折に触れて、当ブログで取り上げようとするテーマですが、今回は結論だけ、断言します。
ガンとは、怖い病気では無いのです。生活習慣などを改善すれば、それだけで改善に向かい、死ぬようなことは滅多にありません。何故、ガン治療中に死ぬのかは、原因が、治療そのものにあるためなのです。このような確信を持つに至った後は、この事を積極的に生活や、人付き合いに生かすようにしました。医師にガンと言われ治療をしている人や、その関係者に何人にも逢いました。自分の、これまでに得た確信を話しました。医学的な著作も紹介しました、場合によっては、大学病院から資料を取り寄せ、そのコピーを渡したりもしました。その結果、ガンで死亡した人は、私の周りには殆どいません。ただひとり、しばらく連絡が取れていない人が、普通のがん治療の末に、半年あまりで死にました。
私達にとって、ガンは要らない病気です。しかし、なんと現代日本やアメリカでは、医師にとっては、無くてはならない病気なのです。詳細は、折に触れて、私の経験からのお話をしたいと思います。
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http://oisha.livedoor.biz/archives/51307542.html
此のブログは、大変冷静で客観的な記事をいつも掲載されていますので、私はよく参考にさせてもらってます。
◎以下は、全文の記事の紹介です。記事には、患者の76才男性と、読売新聞の記事それから、ブログ管理者の医師の、丁寧なコメントで構成されています。
吉岡のコメント欄では、全部同じ色で表示されてしまうので、読み分けるのが面倒・困難になってしまいました。興味のある方は、『お医者になるのは、大変ですね』さんのブログに直接、アクセスすることをお勧めします。
食道癌が再発し、治療継続を悩む76歳男性
読売新聞の医療相談室で、以下のような相談がなされていました。
食道がんを摘出後、再発の疑いがあり、放射線と抗がん剤治療を受けました。疲れやす く足もふらつくようになり、抗がん剤は現在休止中です。医師から継続を勧められ、悩 んでいます。(76歳男性)
この相談に対して、国立がんセンター東病院消化管内科である吉野孝之先生は、以下のようにお答えになっています。
手術で摘出した食道がんが再発した場合、定まった治療法はありません。日本食道学会の「食道癌(がん)診断・治療ガイドライン」(2007年4月版)によると、首のリンパ節にがんが再発した場合、手術でがんを摘出するのが有効となっています。
ただ、手術ができない場合、抗がん剤治療や放射線治療を単独で行ったり、両者を併用したりするという選択肢もあります。
質問者の場合、どの部分に再発の疑いがあるのか分かりませんが、可能であれば、担当医が勧めるように、抗がん剤と放射線を併用した治療を続けるのがいいと思います。
ただ、疲れやすく足元のふらつきがひどいのであれば、抗がん剤の量を減らしたり、ほかの抗がん剤に変えたりするという方法があります。こうすることで、副作用を軽減でき、治療を継続しやすくなることがあります。
◎ここからが、上記ブログの管理人さんのコメントです
食道は、頸部、胸部、腹部の3部に区別されます。頸部は、第6頸椎体の高さから始まり、気管の後ろで頸椎の前をまっすぐに下降します。
胸部は、胸郭上口から横隔膜の食道裂孔に至るまでの部分を指します。腹部は、横隔膜下にある長さわずか数cmの部分で、食道裂孔から始まり、左に屈曲して胃の噴門に開きます。食道は、起始部、気管分岐部、横隔膜貫通部でやや狭くなっており、生理的狭窄部と呼ばれます。
好発部位は胸部食道であり、次いで腹部食道、頸部食道の順に多くみられます。男性は女性の6.5倍の発症率があります。男性の食道癌死亡率は過去30年間でほぼ同じ値ですが、女性では減少してきています。部位別にみて、頸部食道癌では女性が多くなり、男女の性差が非常に小さくなっています。
食道癌とは、食道に発生した上皮性悪性腫瘍を指します。好発年齢は60歳代となっています。治療成績の向上が得られてきており、現在では手術死亡率は数%、手術治療成績も5年生存率が20%台から50%へと達するようになっています。
発症のリスクファクターとしては、喫煙や飲酒があり、特に両者の相乗作用との関係がいわれ、1日20本以上喫煙し3合以上飲酒する群が他の群と比べ、食道癌の発生に有意な差のあることが指摘されています。また、食道アカラシアや腐食性食道狭窄、Barrett食道などに癌発生頻度が高いと指摘されています。
色素内視鏡や超音波内視鏡検査の普及に伴い、早期食道癌の発見される機会が著しく増加したため、早期食道癌発見の機会があがっています。そうした症例では、内視鏡的粘膜切除術(endoscopic mucosal resection:EMR)が行われることも増えてきました。
症状としては、早期癌では食物がしみたり、食べ物の通過障害感、胸骨後部異常感などの軽度の食道症状が起こりえます。
進行癌となると、狭窄が高度になり、嚥下障害が強くなってきて、悪心・嘔吐がみられることもあります。嘔吐は、初期には食物のみですが、狭窄が進むと唾液や粘液までも吐出してきます。
このように表在癌の症例では、愁訴を認めないのがおよそ半数程度でありますが、一方、進行癌では愁訴がないのはわずか5%程度であり、狭窄感、嚥下障害を有する症例が半数を占めます。
食道には漿膜がないため、周囲臓器への浸潤が起こりやすく、胸痛や背痛がみられたり、気道との間の瘻孔形成により激しい咳が起こることもあります。また、反回神経麻痺による嗄声などがみられることもあります。
食道癌の早期発見や存在診断は、消化管造影検査および内視鏡検査が主に行われています。特に、早期発見には、消化管造影検査や内視鏡検査(粘膜癌の診断や1cm 以下の微小癌の発見に大きな役割を果たしている)が主に行われています。
最近では、食道癌の診断は内視鏡検査が先行され、次いで精密検査としてX線造影検査が選択される傾向があるようです。内視鏡検査は病変の指摘が短時間で容易にでき、X線造影検査は病巣部の正面像・側面像から病巣の深達度、内視鏡所見では描出しにくい粘膜下の病変の広がりなどが分かるからです。
食道造影充満像では、陰影欠損、潰瘍形成、壁の伸展不良、狭窄所見などがみられ、二重造影では粗ぞうな粘膜、顆粒状の凹凸、隆起や陥凹、粘膜ひだの変化などが観察されます。内視鏡検査では、粘膜の発赤、びらん、隆起や陥凹、狭窄所見がみられます。
超音波検査、CT検査、MRI検査、超音波内視鏡検査などは、臨床の現場においては食道癌の周囲臓器浸潤、リンパ節転移診断、他臓器への転移診断などが主な役割となっています。また、近年では拡大内視鏡検査やFDG-PET検査の有用性も認められつつあり、食道癌の診断に用いられつつあります。
治療としては、以下のようなものがあります。
人に悩みを打ち明けにくい状況は理解できますが、まずは家族や担当医に相談してみてはいかがでしょうか。場合によっては、別の医師の意見を聞く「セカンドオピニオン」を活用してみるのもいいと思います。
どうしても今の治療を受け入れられないようであれば、「抗がん剤治療をしない」という選択肢もあります。
医師として、治療が大変なことは理解できます。最終的に今後の治療方針を決めるのは質問者ご自身です。納得がいく治療法を選ぶことが大切です。
食道癌の治療法としては、内視鏡的粘膜切除術や手術療法、放射線療法、化学療法などが通常行われています。食道癌治療ガイドラインによれば、壁深達度およびリンパ節転移により、その治療方法が選択されています。
たとえば、粘膜癌(特にm1~m2)に対しては内視鏡的粘膜切除術(EMR)が第1選択とります。粘膜下層癌(sm癌)では従来の頸部、胸部、腹部の3領域リンパ節郭清を基本術式とします。
ちなみに、粘膜下層までの表在癌の深達度亜分類は、
m1:基底膜を破るか否かのca in situ
m2:m1とm3の中間
m3:粘膜筋板に接するか浸潤する。
sm1:粘膜下層を3等分して上部1/3、EMRの切除標本からの判定では粘膜筋板の下端から200μ
sm2:中部1/3、粘膜下層の固有食道腺がほとんど含まれる。
sm3:下部1/3
に分類されています。
m3およびsm1であっても、患者さんが外科治療を望まない症例や全身状態が根治手術に適さないと判断された症例の場合は、術前の画像診断上リンパ節転移がなければEMRの相対的適応となります。ただ、深達度がm3およびsm1癌では半数以上に脈管侵襲があり、リンパ節転移を認めていることも少なくありません。
癌腫が粘膜下層に深く入ったものでは50%以上の転移率であるといわれています。表在癌であっても、リンパ節転移がある程度疑われるものに対しては、進行癌に準じてリンパ節郭清を行うのが一般的です。
また、癌腫が固有筋層にとどまる病変(T2)あるいは食道外膜に浸潤している病変(T3)を有する症例は、遠隔転移および遠隔リンパ節転移を認めなければ、リンパ節郭清を伴った食道切除術を行うか、心・肺・肝・腎などの他臓器の機能障害を有していたり、手術を希望しない場合には化学放射線療法を行うことが通常です。
他臓器浸潤のある症例に対しては、転移した臓器が容易に合併切除可能な臓器の場合は、手術を行いますが、気管や気管支、大血管への浸潤が認められる場合には、まず化学・放射線療法を行ってから腫瘍を縮小し、手術を考慮します。
高度リンパ節転移、あるいは他臓器転移のような高度に進行すた場合は、非切除症例として化学放射線療法や化学療法が選択されます。
化学療法では、シスプラチン(CDDP)、フルオロウラシル、ビンデシン、メトトレキサート(MTX)、ロイコボリンなどの多剤併用が行われます。さらに、切除不能例に対して、根治的照射療法や、手術に併用した術前照射や術後照射が行われます。
さらに、切除困難な食道悪性狭窄症例や食道気道瘻形成症例に対しては、自己拡張型の金属ステント(self-expanding metallic stent:SEMS)が用いられ、食道の拡張が行われます。また、高度癌性食道狭窄に対しては、内視鏡的拡張術あるいはNd-YAGレーザーを用いて腫瘍の縮小・内腔の開大をはかり、食道ステントの挿入を行うこともあります。
まずはしっかりと担当医と相談し、効果と副作用を踏まえて上で、納得して治療を受けられることが重要であると考えられます。
◎大変長くなりましたが、以上で、紹介は終わります。
私の経験から言いますと、医療界は大変特殊な世界です。他の医師の行った治療に意見を言うことなど殆どありません。ましてや、治療方法に対しての批判は、御法度のような雰囲気が重く立ちこめてます。
たぶん、かなり多くの医師が、現在の、がん治療つまり、『三大治療』に疑問を持っているフシがあります。しかし、それを公に表明することはありません。只、近藤医師はあえて、問題提起を行いました。当時は、上を下へのてんやわんやになりました。これは、医療界内部の限られた話です。
大変重いテーマです、今回は問題の提起に留めておきます。
>どうしても今の治療を受け入れられないようであれば、「抗がん剤治療をしない」という選択肢もあります。
上記は、『医師になるのは……。』の管理人さんの、コメントの一部の抜き書きです。何気なく、夾まれた文章ですが、私はここに重い意を感じてしまいます。
http://blog.goo.ne.jp/hienkouhou/c/bae45889cbb98f3789386194daeb2a10
○以下は、『心に青雲』さんのブログからの、抄出です。
本ブログでもたびたび主張してきたが、日本のみならず世界中で医療業界と、製薬業界と、石油業界がグルになって、病院に来た患者を薬漬けにして殺している。インフルエンザも癌もエイズも、メタボも花粉症もみんなそういう意味で医療・製薬・石油業界のトライアングルによる陰謀・謀略である。
そういう事実はたしかにマスゴミは報道しない。みんな医療・製薬・石油業界が手を回して真実を報道させないからだ。マスゴミも当たり前のように加担している。
例えば、WHO(世界保険機構)をとってみても、その活動予算の7割が製薬会社からの寄付による。さらにFDA(医療監視機関)も予算の半分以上が製薬会社に依存している。これは事実である。
このことからも、なにがしか陰謀の臭いを感じとれないヤツはバカである。企業がどこかの組織なりに見返りなしに寄付をすれば背任行為になる。
○以上で紹介 終わります。
近藤誠医師の本は1995年ごろ数冊読みました。
丁度その頃会社の上司54歳部長が上顎部の癌になり、右顎部を切除という大きな外科手術を東大病院で受けました。
食事を飲み込みにくく軟口蓋と喉あたりに違和感があるというので、会社近くの耳鼻科を受診し、そこの女医さんがすぐに東大病院をスピード紹介でした。
右顎の歯がなくなりましたから、インプラント施術。
手術後は復職し通院生活でほぼ通常に戻りましたが、その後体調が悪くなり’98年入院中に痰が喉に詰まり、看護師が駆けつける最中に亡くなりました。
仕事はできなくも、日常生活に支障をきたすほどの衰弱ではなかったのですが。
享年57歳。
首から上の癌はたちが悪い・・・喉頭がんも同様ですね。
私の父親は、74歳の2001年8月(9・11直前)に早期胃癌により2/3摘出しました。
半年ほど胃の不快感があったらしいのですが、自己診断で胃薬を飲んでいました。
近くにある市民病院で内視鏡による組織摘出による検査をしたら、早期胃癌の診断。
薬を服用しながら様子を見るか、摘出手術をするかの選択でした。(腹腔鏡による手術)
摘出ならば5年生存保証・・・、がんもどきの可能性もありましたが、摘出に踏み切りました。
理由は、本人が昭和一桁で体が元来頑健。気も強い。
タバコを吸い、勝気、気が強い所謂A型性格。
我慢とか指図をされるのを嫌いことごとくマイペースなので、薬を飲み節制する従順さが期待できない。
おそらく、処方された薬を飲みながら今まで通の生活態度→ 癌の持続または成長の可能性大・・・と私は思いました。
手術を受ける決断は本人がしました。
8年経過して、現在82歳です。
今も月1回の通院で消化薬とビタミン剤を貰い、診察では異常ありません。
ところが、先週軽い脳梗塞になりました。
CTでは異常なし(脳溢血による出血はなし)
翌朝MRTで脳血管撮影しましたら、右後頭部の血管での詰まりで白い影がありました。
手足の麻痺障害はありません。
記憶が曖昧、やや歩くときのふらつきがある程度です。
一晩入院し翌日退院し、血液粘度を下げる薬を朝一錠処方されています。
私も抗癌剤は毒だと考えます。
癌の転移という一般通念には不備があり、他の臓器にも同時多発でしょう。
転移防止と称して、リンパ切除・郭清というのは、転移論が幅を利かせている為。
父親の切除された胃を後日染色した画像を見せ手貰った時、黒い小さな点=がんもどき
が沢山ありました。これは多くが自己免疫で癌化はしないもの。
自分は70歳前後でぽっくりいきたいと思いますが、癌診断される年齢によって、どういう処置を選ぶか変わると思います。
それ以前に、癌にかからない生活を心がけようと思っていますが。
幸い日本で1-2を争う長寿県の出身でそこに生活しております。
空気、水が綺麗というのは最低必要な条件です。
それに加え気圧が低い地域・・・これも長寿を後押しします。
空気と水が綺麗なのは、本当に
有り難いことですネ。