四年前の今日に有ったことと、今朝の北朝鮮のニュースを合わせてみると、かの国がどれだけフザケた国柄かがよく判ります。2005年9月19日に六カ国協議の結果が発表されました。北朝鮮が核の放棄に合意といっています。処が、いろいろな言い分を並べ立ててはいるが、結局その後今日に至るまで、「北朝鮮の核実験 」は二度も行われました。詐欺師達の話に騙されないための極意は、彼等の過去をよく知っておくことですね。大げさに言えば「歴史」を紐解いてみる。この事なのでしょう。
今朝のニュースにで、金正日が核問題をめぐる6か国協議を、もう一度遣りたい様なこと流しています。(報道記事:北朝鮮 0001)←クリックすれば見られます。
インド洋における、自衛隊の給油活動継続問題の顛末を眺めてみると、アメリカの威信の低下ぶりは、隠しようがない。それは相対的には日本国の政治的な発言力の高まりと反比例しているわけなのです。給油活動の停止の意志が強固なのを見て取ったアメリカ政府。様々な段階をへて日本の「テロとの戦いからは距離を置く。」との民意を実感せざるを得なくなっている様です。
このようなアメリカの凋落を見て取ったのでしょうか、「奇貨於くべし」の「北朝鮮」はその熾火(おきび)に竹筒で息を吹きかけ始めました。「6か国協議」を国際的な交渉ごとと見てはいけません。「国際的な詐欺芝居」と見たほうが、このダラダラしたなれあい”交渉”の本質が見えます。
詐欺師の目的は『金銭などの財貨を略取する。』この事ですネ。
南朝鮮(韓国)への膨大な、日本からのかつての経済援助が目標で、
日本からの食糧援助に味をしめ
発電用の原子炉の「寄付」を獲得した
燃料の油もゲットした。
何故このような、猿芝居に米支そして露までもがお付き合いするのか。この事を理解するには、<毛沢東万歳。略奪万々歳。 吉岡>に書いてあるような、「権力機構」の寄生性を理解しなければなりません。一般の教育のある日本人は、「政府は国民のまとめ役であり有り難い存在」と理解しています。理想の政治が行われれば確かにそうなのですが、現実には別のことが行われています。毛沢東が行った不毛の統治は何だったのか、そして現在の支那「共産党」の専横ぶりは如何にと、思考を巡らせば其処にあるのは、「国民からの富の略取」なのです。最近はわがアメリカにおいても、すざまじいまでの富の略取が行われていた事が露呈しました。所謂「100年に一度の世界金融危機」です。欲の皮の突っ張った金融詐欺師(米英相場師金融)が見境無く張りまくった賭場で終(つい)に、三下(さんした)の「投資銀行」が自沈してしまった一件です。
国家を単純に(コッカ)と見ただけでは真実はよく見えないのです。国家には国民がいて、統治者がいます。二者のこの利害は基本的には対立しています。税金を納める側と召し上げる権力者。この対立を解消する理想のシステムが「民主主義」と考えられています。支那の統治形態は「プロレタリア独裁」の変形版でチュウゴク共産党独裁とは、良く知られたことですネ。為替レートを極端にまで低くして、加工品を海外にダンピングして私腹を肥やしているのが、所謂「中国共産党幹部」とその周辺なのでしょう。支那の人達やその周辺のチベットやウイグルの人達を、いいようにコントロールして、沿海部に工業地帯を維持してきました。この東アジア産業に投資をして育成してきたのは米欧の金融資本と日本の資本でした。是に韓国資本も加わり東アジアで産品を安く大量に作って、アメリカや日本に流すことで世界の経済の流れを作ってきたのです。
所謂「100年に一度の世界金融危機」はこの産業構造に致命的なダメージを与えたのかも知れません。世界金融システムとは言ってみれば、神経系統のようなものです。これが麻痺しては手足や其の他の身体器官が思うように働きません。今まではアメリカが世界の中枢神経の統括部位だったのですが、其れが奇病に罹患し自壊を始めています。その宿痾が出現したのは、9.11の「世界同時多発テロ」です。神経を冒された「患者」がどのように自己診断を下そうとも、診断結果は「単なる思い込み=自己欺瞞」に過ぎません。
http://from-sainokuni.seesaa.net/article/60837569.html9.11ビル爆破はアメリカの倫理の崩壊911やロンドンのテロで大儲けしていた金融機関【短信】
日本国に新しい政権が誕生しました。今度は、「従米」の色はかなり薄くなりそうです。是だけ日本国経済と国民生活を犠牲にして、「世界カイカク教」のリーダーたちやその信徒だけが甘い汁を吸ってきたのですから、その反動はどれ程の物になるのでしょう。
アメリカが立ち直るには、『戦争経済』の非倫理性を脱却し、極限にまで奇形化した金融至上主義を放擲しなければなりません。しかし、急にハンドルは切れません。ケネディ(ケネディ大統領暗殺事件)の一件もあります。イラクからは撤収するが、アフガンには増派と言うしかなかったのでしょう。クリントン民主の悲願は、医療制度改革です。お年寄りや下層階級の人を対象にした保健制度等では、非人道的な医療が行われています。其れを改革したい心情はよく理解出来ます。
アブグレイブ刑務所における捕虜虐待 イラク戦争の実態
アメリカには世界政治を専横する余力は有りません。鳩山政権へ寄り添ってこざるを得ない米国政策の流れの変化を見て取れば、北朝鮮・金日成のハンドルさばきもこうなるのでしょう。しかし、日本の政治は「理想的な民主主義」であって欲しいものです。<マッチポンプ>で私腹を肥やす遣り方は、大富豪の鳩山家には不似合いです。
四年前の平成17年5月19日夜、東京都新宿区の歌舞伎町を訪れた小泉総理は、最初の東京都の区長・中山弘子新宿区長と、治安状況の視察をしています。外国人の暴力団が跋扈してきたので、伝統ヤクザの血を引く小泉一家のプレゼンスだったのでしょうか。
夜の歌舞伎町
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