http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100503/t10014219411000.html
2010年5月3日配信
記事の紹介(抄出)です。
普天間移設 粘り強く説得へ
5月3日 4時42分
沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設問題をめぐって、鳩山総理大臣は4日、沖縄県を訪問して仲井真知事らと会談するのに続いて、7日には鹿児島県徳之島の3つの町の町長と会談することになり、反発を強める沖縄や徳之島に対し、粘り強く説得を続けることにしています。
この問題をめぐって、政府は、鹿児島県徳之島に部隊と訓練の一部を移転するとともに、沖縄県名護市のキャンプシュワブ沿岸部に滑走路をつくる現行案の修正などを軸に移設案を検討しています。鳩山総理大臣は、みずから約束した今月末までの決着を目指して、4日、就任後初めて、沖縄県を訪問して仲井真知事らと会談し、政府が検討している移設案の概要を説明するほか、住民との意見交換なども行うことにしています。これに続いて、鳩山総理大臣は、今月7日には徳之島の3つの町の町長や、鹿児島県の伊藤知事と総理大臣官邸で会談することになりました。この中で、鳩山総理大臣は、移設案の概要を説明し、沖縄の負担軽減と普天間基地の危険性の除去を図るため、理解と協力を求めることにしています。しかし、鳩山総理大臣との会談について、伊仙町の大久保明町長は2日、記者団に対し「早急に会って、反対の意思を伝えることが、重要だ」と述べるなど、3人の町長は住民の意向として移転に反対の考えを伝えることにしています。鳩山総理大臣は、今回の沖縄や徳之島への説明は、地元に理解を求めるためのスタートだとしており、約束した決着の時期が迫る中、反発を強める移設候補地に対し、粘り強く説得を続けることにしています。
記事の紹介(抄出)終わりです。