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オバマ米大統領アジア歴訪 APEC重視も指導力に疑問符

2009年11月10日 | 記事紹介

MSN産経ニュース

http://sankei.jp.msn.com/world/america/091112/amr0911122133006-n2.htm

2009年11月12日配信

 

(^_^;)記事の紹介です。

オバマ米大統領アジア歴訪 APEC重視も指導力に疑問符

 【ワシントン=渡辺浩生】オバマ米大統領は13日から初のアジア歴訪をスタートさせる。一連の会議・会談ではアジア太平洋地域の経済統合や自由貿易促進などについて協議、域内の指導者としてアピールしたい考えだ。しかし米国内の保護主義の高まりや医療保険改革の難航を背景に、懸案の米韓自由貿易協定(FTA)は議会承認が棚上げされたまま。オバマ大統領の貿易政策演説も先送りになっているのが実情で、米国の指導力の欠如を懸念する声が上がっている。

 ホワイトハウスによると、オバマ大統領は日本、中国、韓国各首脳との会談やアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議を通じ、地域経済の均衡した成長と経済統合の促進に向け、米国の指導力発揮を訴える見通しだ。

 APEC加盟国向け輸出は米国の輸出全体の60%を占めており、「経済関与の拡大は、輸出拡大と国内雇用創出に結びつく」(ローズ戦略広報担当副補佐官)という思惑がある。

 カトラー通商代表部(USTR)代表補(日本・韓国・APEC担当)は先月の議会公聴会で、APECは「米国が一員であり、指導力を発揮できる唯一の地域経済団体」と指摘。オバマ大統領は、APEC重視の姿勢を強調することで、鳩山由紀夫首相の唱える東アジア共同体構想を牽制(けんせい)する狙いもあるとみられる。

しかし、オバマ政権は自由貿易政策にあいまいな態度を続けており、「やる気が伝わってこない」(アジアの外交筋)と指導力発揮を疑問視する声もある。

 韓国、パナマ、コロンビアとのFTAは前政権で調印されたまま棚上げになっており、オバマ大統領が議会承認を働きかける様子はない。米韓FTAに関して、国家安全保障会議(NSC)のベーダー・アジア上級部長は「大統領は韓国市場への米国製自動車の十分な参入を求めていく」と語る。

 一時検討された自由貿易政策に関する大統領の重要演説も宙に浮いている。失業率が26年ぶりに10%を超えたことで、議会の保護主義的な空気に拍車がかかっている。しかも、長期化する医療保険改革の審議に労力を奪われ、他の重要案件が後回しになっているのが実情だ。

 USTRによると、アジア太平洋地域では日、韓、インドなどによる約70件のFTAが交渉中。「われわれは、高まる動きから取り残されつつある」(カトラー代表補)という危機感も政権内でくすぶっている。

 一方、政権は、APEC内の4カ国が結んだFTA「環太平洋パートナーシップ協定(TPP)」について参加を検討しており、大統領の正式表明を期待する声もある。前政権で国家安全保障次席補佐官(国際経済問題担当)を務めたダニエル・プライス氏は、「TPP参加は地域の経済統合の指導力発揮に不可欠だ」と指摘している。


■オバマ大統領のアジア歴訪

 オバマ米大統領は13日、来日し東京で鳩山由紀夫首相と首脳会談。14日に都内で行うアジア外交主要演説では、アジアの政治、安全保障、経済面での見解を表明し、アジア関与の姿勢を打ち出す。日米同盟の結束も再確認する。

 15日には、シンガポールで開催されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席。同日、中国入りし、上海で16日、若者との意見交換会に参加。17、18日には北京で胡錦濤国家主席、温家宝首相と会談し、地球温暖化対策や経済問題などを話し合う。

 最後の訪問国、韓国では19日にソウルで李明博大統領と会談、北朝鮮の核問題や米韓FTA(自由貿易協定)問題などを協議する。 

(^_^;)紹介終わります。

 

 

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