YMIURI ONLINE
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20091019-OYT1T01068.htm
2009年10月19日配信
(^_^;)記事の紹介です。
普天間移設先送りせず、日米合意「重い」と首相
鳩山首相は19日夜、米海兵隊普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)を2014年までにキャンプ・シュワブ沿岸部(同県名護市)に移設するとした日米合意の履行期限を先送りしない考えを強調した。
民主、社民、国民新の与党3党は普天間飛行場の移設を含む在日米軍再編計画見直しで合意しているが、現行計画の容認も選択肢として検討する方針を示したものだ。
首相は同日夜、首相官邸で記者団に合意の履行期限について、「日米政府が合意したことはそれなりに重い。2014年より後にずらしていいという風に簡単に考えるべきではない」と述べた。
これに先立ち、平野官房長官は同日夕の記者会見で、「政権が代わったことは重い。政府間の合意事項は外交上の問題としてあるが、(与党)3党合意をベースに物事を考えていく」と、現行計画以外の選択肢も検討する考えを示していた。
首相と官房長官の発言が異なる背景には、現時点では選択肢を広げておくことが得策との判断があるようだ。
実際、首相は「ほかの選択肢があるのかないのか、米政府と虚心坦懐(たんかい)に相談しながら決めていく柔軟性が求められているのではないか」として、現行計画を見直す可能性にも重ねて言及した。
鳩山政権のこうした姿勢に対し、米国や沖縄からはいら立ちの声も上がり始めた。米国防総省高官は記者団に対し、日米合意に基づく現計画が履行されない場合、「日米の信頼関係に打撃を与える」と警告した。
沖縄県の仲井真弘多知事は19日、米側が沖合移動を容認する姿勢を示したことに「県の要望に沿って結論が出てくるのはいいことだ。普天間の一日も早い危険性の除去に取り組んでほしい」と県庁内で記者団に語った。県幹部の一人は同日、政府・与党内の県外移設論に対し、「移設先が県内でやむを得ないと考えて『可能な限り沖合に』と主張してきたのに、政権交代で『県外移設』という亡霊が出てきた」と不快感を示した。
(2009年10月19日22時48分 読売新聞)
(^_^;)紹介終わります。