我が郷は足日木の垂水のほとり

文化芸術から政治経済まで、貧しくなった日本人の紐帯を再構築したいものです

消費税増税ではなく、ゆきすぎた大企業減税にメスを

2010年02月10日 | 記事紹介

しんぶん赤旗

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik09/2010-02-01/2010020104_01_0.html

2010年2月1日配信

  記事の紹介(抄出)です。

NHK日曜討論

小池政策委員長の発言

消費税増税ではなく、ゆきすぎた大企業減税にメスを

 与謝野氏は、「総理は税制の議論にフタをしてしまっている」と発言し、消費税を含む税制の「抜本改革」が必要だとの議論を展開。司会者が、自公政権が改定した所得税法に2011年度までに消費税を含む税制の「抜本的改革」のための「法制上の措置を講ずる」という付則があるが、「これは生きているのか」とただしたのに対し、野田氏は「まだ法律は変えていないから、生きている」と発言しました。

 小池氏は次のように指摘しました。

 小池 野田さんから、所得税法の付則は「生きている」というお話を聞いて、私びっくりしているんです。そういうことになると、任期中には消費税を上げないという(総選挙中の民主党の)言明と矛盾するわけですよ。私は当然、与党はあの付則を削除するものだと思っていたんですが、これでは消費税増税ということになってきます。

 この国債44兆円の原因は何なのか。37兆円まで税収が下がったことです。これは1985年の水準です。当時は消費税なかったんです。GDP(国内総生産)はいまの6割だったんですよ。そのときの水準にまでなった。結局、負担能力に応じて負担されていない。だれが負担していないかというと、1985年の法人税は12兆円。来年度の見込みは6兆円ですよ。GDPが6割のときの半分の法人税になっている。こういう行き過ぎた大企業減税の積み重ねが、いまの財政に大穴を開けたわけですから、ここはやはり見直すという議論が必要です。私は、いまの(野田氏の)発言だと、消費税増税を前倒しでやるということになりかねないと思います。

 「付則は削除しないのか」と問いかける小池氏に対し、野田氏は「(削除の可能性は)当然ある」と述べながら、「われわれの税制改革の考え方をこれから議論しながらの判断だ」と述べ、削除は確約しませんでした。

  記事の紹介(抄出)終わりです。

 

 

我が郷……』の本日記事へは、  をクリックしてお進みください。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 首相「消費税、4年間触らず... | トップ | シー・シェパード代表「日本... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

記事紹介」カテゴリの最新記事