我が郷は足日木の垂水のほとり

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『ヨシュア記』 エリコの大虐殺

2009年12月01日 | 記事紹介

俺の民数記

http://homepage2.nifty.com/butuUkai/bible/6th.htm

  年 月 日配信

 

  記事の紹介(抄出)です。

 

俺の民数記

 さて。おそらくモーセが死んだ、そのまま続きです。
 モーセにリーダーを譲られたヨシュアの話なんでしょう。ヨシュア記だし。

 24章。2段組で40頁か。
 
 まあ、1章から。


 主はヨシュアに言います。抜粋。

<「モーセに告げたとおり、わたしはあなたたちの足の裏が踏む所をすべてあなたたちに与える。荒れ野からレバノン山を越え、あの大河ユーフラテスまで、ヘト人の全地を含み、太陽の沈む大海に至るまでが、あなたたちの領土となる。
 一生の間、あなたの行く手に立ちはだかる者はないであろう。」>
(1:3~5)

 そりゃあまあ、主がバックについておるわけですから、負けるわけはありません。

 主の言葉に応じ、ヨシュアは軍を率いて進むことにしました。

 ヨシュア記(2)

 第2章。

 最初の餌食はエリコ(街の名前)です。

 まずヨシュアは、2人の男を斥候として派遣します。斥候というのはスパイですな。相手方の戦力を調べに行くわけです。
 2人はまず、ラハブという遊女の家に泊まりました。

 で、なんででしょうかね、エリコの王に、街にスパイが潜入したという情報が入ったんです。
 ラハブの家にいる、とまで情報が。

 おそらく主が流した情報でしょう。

 ラハブは、2人はもう逃げて行ったと嘘を言って、かくまうんですね。

 なんていい人なんだ、って思うでしょ。
 ラハブは2人にこう言います。

<「わたしはあなたたちに誠意を示したのですから、あなたたちも、わたしの一族に誠意を示す、と今、主の前でわたしに誓ってください。そして、確かな証拠を下さい。父も母も、兄弟姉妹も、更に彼らに連なるすべての者たちも生かし、わたしたちの命を死から救ってください。」>

(2:12~13)
 
 あー、ギブアンドテイクか。

 2人は、自分たちが攻め込む時に、ラハブの家の窓に赤い紐を結んでおいてくれ、それを目印にするから、と約束をして去ります。

 で、ヨシュアに報告。
<「主は、あの土地をことごとく、我々の手に渡されました。土地の住民は皆、我々のことでおじけづいています。」>(2:24)

 やーな言い方。

 3章。
 
 ヨシュアの軍隊は動きだします。
 ヨルダン川を渡ります。

<春の刈り入れの時期で、ヨルダン川の水は堤を越えんばかりに満ちていたが、箱を担ぐ祭司たちの足が水際に浸ると、川上から流れてくる水は、はるか遠くのツァレタンの隣町アダムで壁のように立った。>(3:15~16)

 すげえな。すごいのか。


 4章。

 で、渡ったあと、各部族から12個の石を集め、それを置いて、記念にしなさい、と。
 あとで「この石はなに?」と聞かれたときに、ここでこんな奇跡があったんだ、って話すためだって。
 意味ねえなあ。


 5章。
 
 そんな奇跡の話を聞いた周辺地域の王たちは、もうイスラエルの民に逆らうのはよそう、と思いました。
 思おうが思うまいが、おそらく虐殺されるんでしょうが。

<そのとき、主はヨシュアに、火打ち石の刃物を作り、もう一度イスラエルの人々に割礼を施せ、とお命じになった。>(5:2)

 エジプトを出た民は割礼をしてたんですけども、エジプトをでて40年さまよっているあいだに生まれた人たちは、割礼を受けてなかったそうなんです。
 で、割礼は行われました。
 火打ち石の刃物で割礼。やだなあ。


 さあ、エリコの街は目前、というとき。

<彼が目を上げて、見ると、前方に抜き身の剣を手にした一人の男がこちらに向かって立っていた。ヨシュアが歩み寄って、
「あなたは味方か、それとも敵か」と問いかけると、彼は答えた。「いや。わたしは主の軍の将軍である。今、着いたところだ。」>
(5:13~14)

 これも面白いですね。「いや」という返答があってるのかどうか。
 「今、着いた」って、あんた歩いてきたのかよ、とも思うし。一人しか来てないし。

 ヨシュアは彼に「わが主は、この僕に何をお言いつけになるのですか」と聞きました。
 その将軍とやらは何と言ったか。
「あなたの足から履物を脱げ。あなたの立っている場所は聖なる所である。」(5:15)

 そんなことかよ。というか、もっと早く言ってやれよ。


 6章。

 エリコは城門をかたく閉ざし、イスラエルの軍勢に備えていました。

 主はヨシュアに言います。
<「見よ、わたしはエリコとその王と勇士たちをあなたの手に渡す。あなたたち兵士は皆、町の周りを回りなさい。町を一周し、それを六日間続けなさい。」>(6:2~3)

 以下、7日目には7回まわれだの、そういう指示を出します。そうすれば「街の城壁は崩れ落ちる」っていうんです。(6:5)
 なんの意味があるのかわかりません。主なんだから、その気になればなんとでもできるだろうに。
 3回まわってワンみたいなことだろ、これ。

 まあ、言われたとおりにしますよ。犬ですから。


 城壁が崩れ落ちる寸前、ヨシュアはイスラエルの民に言います。

<「鬨の声をあげよ。主はあなたたちにこの町を与えられた。町とその中にあるものは、ことごとく滅ぼし尽くして主にささげよ。ただし、遊女ラハブおよび彼女と一緒に家の中にいる者は皆、生かしておきなさい。我々が遣わした使いをかくまってくれたからである。あなたたちはただ滅ぼし尽くすべきものを欲しがらないように気をつけ、滅ぼし尽くすべきものの一部でもかすめ取ってイスラエルの宿営全体を滅ぼすような不幸を招かないようにせよ。金、銀、銅器、鉄器はすべて主にささげる聖なるものであるから、主の宝物倉に納めよ。」>(6:16~19)

 まあ、言われたとおりにしますよね。主の宝物倉に納めるってのは、つまり、滅ぼし尽くすことですね。
 
<彼らは、男も女も、若者も老人も、また牛、羊、ろばに至るまで町にあるものはことごとく剣にかけて滅ぼし尽くした。>(6:21)

 ひでえなあ。
 そのうえヨシュアはエリコの土地に呪いをかけます。

<「この町エリコを再建しようとする者は主の呪いを受ける。
  基礎を据えたときに長子を失い
  城門を建てたときに末子を失う。」>
(6:26)

 みんな頑張って3人以上の子供をつくりましょ。

  記事の紹介(抄出)終わりです。続きは下記のURLをクリックしてお読み下さい。

       http://homepage2.nifty.com/butuUkai/bible/6th.htm

 

 

 

「ヨシュア記」などを見れば、彼らには「略奪と女子供そして家畜の一頭、一匹まで殺戮する」この事を、「聖絶」と呼んで神より下された尊い、当然の権利と賛美している。 アメリカ金融の黄昏

 

 

 

 

 

ふと思ったのだが、

「 パルチザン 」 なんてえのは、綺麗事で

ホントは ゴロツキで、戦争の犬 だったのでは

 

 ムッソリーニは1945年4月、コモ湖畔の小村でパルチザンに捕まって、「イタリア国民裁判」で私刑に遇い、銃殺されている。愛人とされる クラレッタ・ペタッチの死体と ともに ミラノのロレート広場に 逆さ釣りにして晒されました。

 


The Victory of Joshua over the Amalekites
( アマレク人に対する ヨシュアの勝利 )

 

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1 コメント

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エリコの大虐殺 (ボンボン)
2010-09-26 11:02:58
とっても面白い記事をありがとうございました。本当に、旧約聖書は残酷なことが多いですね。ノアの箱舟の時も8人以外は全て抹殺されたと書いてありますし。どうも聖書の神様というのは残酷な人ですね。私は熱心なクリスチャンの親から育てられて育ちましたが、最近聖書の矛盾さに気付き、キリスト教が真の宗教だとは思えなくなりました。
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